アメリカと同様に、カナダでは水道水にフッ素が添加されている市が多いです。
フッ素については賛否両論ですが、神経毒性や記憶障害、ガンなど色々な危険性を指摘している専門家や歯医者さんも多くいます。体に良くない可能性が少しでもあるならば、私は避けれるものは、できれば避けたい。
しかもフッ素の利点なんて、たかが虫歯予防。それならちゃんと歯磨きすればいい話です。日常的な食品にはもともと微量のフッ素が含まれているというし、あえて日常的に摂取するお水に添加する必要なんてないと思うのです・・。
そういうわけで、カナダに移住を考え始めた時に、どの州・市が水道水にフッ素を添加しているのか調べてみました。でも、かなり多くの自治体が添加している現実。移住先として考えていたトロントも、ハリファックスも。
この記事の目次
水道水のフッ素、どうやって避ける?
水道水に添加されているフッ素は、どうやったら除去できるのかというと・・・
沸騰させてみる?
沸騰させても蒸発しないので、むしろフッ素濃度が高まるだけです。
ブリタなどの浄水器は?
日本でも広く普及していて、こちらの家庭でもよく使われている浄水器のBRITA(ブリタ)ですが、フッ素は浄水しても濾過されません。
フッ素を除去するにはイオン交換ろ過装置なるものが必要らしいです。調べて見たけど、一般家庭にはちょっと高価すぎて厳しい・・
残念ながら、沸騰もダメ、浄水器もダメ、というわけで・・・、フッ素を避けたいなら、安全なお水を購入するしかないということになります。残念ながら・・。
ウォーターサーバー設置しました
そういうわけで、我が家はウォーターサーバーを設置することにしました。
ちなみに、ペットボトルのお水を買うという手ももちろんあるけど、ボトルのゴミも大量に出るし、長期的に見たらウォーターサーバーより割高。さらには、ペットボトルのような安いプラスチックからは有害物質も溶け出すという話も聞くので、毎日のことを思うとペットボトルを買うという選択はやめておきました。
カナダのウォーターサーバー事情
カナダのウォーターサーバー事情は日本とちょっと違うように思います。
日本では、サーバーをレンタルし定期的にお水を配送してくれるサービスが一般的だと思うんだけど、ここではサーバーレンタルというサービスは見かけないです。良く探せばあるのかな?
逆に、サーバーをお店で売っているのをよく見かけます。機能によって$150~300くらい。
そしてお水に関しては、日本同様、定期配送サービスはありますが、スーパーなどでも18Lのサーバ設置用のミネラルウォーターを販売しており、自分で買ってきてエンヤコラ運んでる人が多いです。
また、大抵のスーパーにはお水のリフィルステーションもあります。日本のスーパーとかにもよくある、お水を自分で詰めて持って帰るやつです。このお水だとイオン交換ろ過装置で浄水されているから、フッ素は除去されているため安心です。しかも、安くて18Lで約$3。(衛生面に問題が、という声もありますが・・)
我が家のウォーターサーバー
色んなウォーターサーバーを比較して検討したのですが、我が家で買ったのがこれ↓
この可愛い外観に惚れました!
一般的なウォーターサーバーってインテリア性のあるものって、日本ではなかなか見たことがなかったけど、これ、めちゃかわいいです。
しかも、電気を必要としないエコタイプ。お湯も必要な時だけ沸かせばいいと思う貧乏性ですし、冷たく冷えたお水より、常温のほうが好きなので、その点でもいい感じ。でも、セラミック製なので、夏でもそこまで生暖かくなることはないです。
また、ウォーターサーバーを丸ごと食洗器でも洗える点も素晴らしいです。通常のウォーターサーバーは丸ごと洗えないと思いますが、中は結構汚れていると思います・・。
というのも、このウォーターサーバーだと、タンクの中がよく見えるので、汚れがついてくるのも一目瞭然なのです・・。数か月くらい使っていると、サーバーの中に水垢がついてきます。特に、水が出てくる蛇口周辺!全パーツ、丸洗いできるウォーターサーバーにして良かった・・と、つくづく思います。
ただ、気を付けないといけないのが、ウォーターボトルを設置するときに、ボトルのキャップを外した状態で反対向きに差し込むこと。最初にお水をセットするときは、こぼれて悲惨なことになるんじゃないかと心配で、夫婦でドキドキしながら設置しました。実際は、こぼれたりはしないので、設置も慣れれば余裕ですが、ただ、18Lともなると重いし、男性でないと厳しいかも。
肝心のお水は、18Lの空ボトルを購入して、スーパーのリフィルステーションで詰めています。定期購入はやっぱり高いし、配送時に在宅してなきゃいけないしで、検討外でした。
こんな感じでキッチンの近くに置いてます。一般的なウォーターサーバーと違って、ずいぶんシンプル。インテリアにも馴染みやすい見た目です。
まとめ
外食などまでは気を付けられませんが、一番多く摂取するであろう、自宅の水からフッ素が除去できたので、これで一安心です。
水道水のフッ素添加が気になる方は、ウォーターサーバーの設置もぜひご検討くださいね。