二人目を産んだ直後、生まれたての赤ちゃんを抱っこしながら思ったこと。
『あーーー、もう一人欲しい!!』
あまりに赤ちゃんが愛おしすぎて、この赤ちゃんが日に日に成長していってしまうかと思うと切なくなり・・、産まれたての新生児を見つめながら、はやくも、次の子が欲しくなってしまったんです(笑)妊娠中はツワリや体がしんど過ぎて『もう2度と妊娠はしたくないわー』なんて思っていたのに。
次の子への思いは、日々さらに強まるばかり。
5歳の息子が小学校に入ったり、一人でお風呂に入ったり。赤ちゃんの娘がニッコリ笑ってくれるようになったり、離乳食を食べ始めたり。そんな子どもたちの成長ってすごーーーく嬉しい反面、『あぁぁ、子どもが成長していくーーー。赤ちゃん補給しなきゃっっ』とも思う。
「子離れできない親」ってやつでしょうか・・・
愛情って子供の数だけ増殖する
子どもが息子一人の時は、こんな風には感じなかったです。不思議と。
子供が一人でも十分幸せだったし、むしろ、
『2人目が出来たら、これまで息子に100%注いでいた愛情が、兄弟で分割されてしまいそう・・。そうなったら可哀想だし、それなら一人のほうがいいかも』
そんな風にも思っていたくらい。
2人目が欲しかったのも、正直、兄弟がいたほうがいいかなっていう義務的感覚からでした。
でも、娘が生まれてみたら、この思いはもう一変!娘には「義務的に」だなんて思っていたことを心から謝りたい。もう愛おしくってしょうがないです。
心配していた愛情の分割も、全く起こりません。それどころか、むしろ愛情って増殖しまくる!1人目にも、2人目にも、それぞれに100%、いや、120%と注がれるものなのですね。2人目を生んでみて初めて知りました。
テレビにも出てくるような、子だくさんの大家族の気持ちも、今ではすごーーく分かるように。きっと、子どもが可愛すぎて、どんどん欲しくなるんでしょうね。
3人目は欲しいけど・・・
さすがに大家族のように、4人、5人、6人というわけにはいかないけど・・、3人目までは欲しいなぁと考えてしまう日々。
でも、やっぱり気になるのはマネーマネー!3人目ができると、食費もかさむ、学費もかかる、大きな家も必要・・。そしてカナダに住んでいる今だと、子ども3人ともなると、飛行機代も高くて、そうそう帰国もできなくなるかもしれません。
こうやって、いろんなことを考えると、『あ、無理・・。』となってしまいます。現実は厳しいですよね。
先輩夫婦のありがたいお言葉
先日、子どもが3人いるご夫妻宅にお邪魔しました。ここのお子さんたちは、もう大きくて、一人は大学生。親子の仲が良くって、羨ましい家族です。
子どもの話題になり、ご夫妻から「3人目どうなの?」と聞かれたんですが、いつものように「3人目は欲しいけど、お金もかかるし、難しいですよねぇ」と、答えた私。
そしたら旦那様から即座に返ってきた言葉にハッとさせられました。
「お金」じゃないよ!!
子どもからは、お金にかえられないものが得られるんだよ。
子どもは本当に「宝」なんだから。
さらに、奥様も賛同して続けます。
お金なんて、どうにかなるものよー。
二人のこの言葉、私の心にドカーーーーンと響き渡りました。
二人とも、軽く話してくれていたと思うんですが、立派に3人の子どもを育てている先輩夫婦からの言葉は、かなり重々しく、しかも説得力があって、私にとっては衝撃波かっていうくらい、ハッとさせられました。
3人の子供を育てる姉からも・・・
うちの姉にも3人の子どもがいるんですが、姉にもこの話をしたら、やっぱり同じような返答が帰ってきました。
子どもが3人いたらいたで、生活は確かに「それなりに」なるけど、どうにかやっていけるもんよ。なんてったって、楽しいし。
あぁ、おねぇちゃん!!!さすがだわ!
姉の子どもたちは、一番上が医療系専門学校に、2番目が進学を控えた高校生なので、かなりお金のかかる時期に差し掛かっています。そんな姉が言うセリフもまた説得力がありました。
そして何より、本当に楽しそうなのです。3人の子供たちに囲まれて。
しかも、年齢的にいけるなら、4人すらも考える、と言います。
子供はお金よりも大切なもの
本当に、子育て経験者たちの言葉は素晴らしいですね。3人からのありがたいお言葉をいただき、
「お金なんて後からついてくるもの、生活がちょっと苦しくなったとしても、どうにかなるもの」
そんな風に考えられるようになりました。
もし3人に増えたら、今よりももっと楽しい生活になるだろうに、お金の問題だけで諦めてしまうのはもったいないですよね。3人の先輩方に感謝です!
私も年が年なので、ほとんど猶予はありませんが、、、もし授かることが出来るなら、3人目も欲しいなと思う日々です。
・・・とは言いつつも、旦那には、「3人目欲しいし、お給料アップしなきゃねぇ」なんてプレッシャーかけているのも、これまた事実なのですがw