さすが中国パワー!カナダでも春節(旧正月)のお祝いが浸透してます

更新 | 2016-02-11公開

最近はスーパーに行っても、やけに赤いコーナーが目立ちます。

そう、春節こと、中国の旧正月のお祝いです。スーパーなどでは「Happy Chinese New Year」のコーナーがあり、中華食材や春節の飾りなどが売られています。

日本人の私にはあまり馴染みのない旧正月でしたが、カナダではあちらこちらで旧正月のお祝いモードを感じます。今回は、旧正月って一体なんなのか、そしてカナダでの旧正月はどんな感じなのか、ご紹介したいと思います😀

2016年の旧正月は2月8日(月)

file0001535775183

旧正月とは、旧暦のお正月。春節とも呼ばれ、中国だけでなく、台湾やシンガポールなどでも盛大にお祝いされるそうです。

2016年の旧正月はいつなのかというと、2月8日の月曜日。あぁ、もう過ぎてた。。。(笑)

それにしても、旧暦のお正月はなぜ日付が変わるのか?!下記記事によると、旧暦は月の満ち欠けの周期に基いているからだそう。「お正月は1月1日」という新暦になれている日本人にとって、毎年お正月の日付が変わるなんて、不思議な感じですよね。

旧暦は、月の満ち欠けのサイクルに基づいて1カ月を定めている。そうすると1カ月が約29.5日にしかならない。1年間は29.5日×12カ月=354日となり、「新暦」の1年365日と比べて、10日ほど少ないことになるのだ。そこで数年に1度、閏月(うるうづき)を設けて、1年を13カ月とする年を設けて調節する。それゆえ、春節の日付は毎年変動することになるのである。

出典元:http://dot.asahi.com/「なぜ“旧正月”の日付は毎年違うか?

中国では2月7日の大晦日から始まり、2月13日までずっと祝日なんだそうです。旧正月が近づくと、お正月料理を大量に作り、旧正月は親戚家族が集まって昼も夜も宴会モード、なんだそう。日本のお正月とそっくりですね。

また、今年の干支は日本と同じくサル。十二支って、「亥」が中国では豚なのが、日本ではイノシシに変わるくらいで、あとは日本も中国も同じなんですね!知らなかったです。

00029040

出典元:http://jp.eastday.com/

 

カナダでも、街は春節のお祝いムード

カナダでも中国人が多いためか、1月下旬あたりからは春節のお祝いモードになっています。

冒頭にも書きましたが、スーパーでは春節セールが!アジア食品が目立つところで島陳列されていて、赤い装飾や漢字も飾られています。Walmartの広告もこの通り~♡

flyer

お米や醤油、中華麺や中華野菜などのアジア食材がセールになっていることが多いので、日本人的にもとってもありがたい!普段買っている18ドルくらいのジャスミンライスも、Chinese New Year Saleで13ドルになっていたので、お米を二袋も買いだめしちゃいました♡

また、1月下旬から、Chinese New Yearのイベントも各地で開かれます。ハリファックスでもさほど大きくはないけど、ちらほらと。チャイナタウンがある都市などでは、大規模なイベントが開催されるんでしょうね!例えばこれはカルガリーのパレード↓すごい人!!!

lunar-new-year-philippines-manila-feb-19-2015-year-of-goat-or-ram

出典元:http://www.cbc.ca/news

小学校でも旧正月についてお勉強

昨日、息子を学校にピックアップしに行くと、私に会うなり一言!!

「ガン フェイ ファッ チョイ!!」

私、全く意味が分からず、で。。。

聞いてみると、学校の先生から教わった「Chinese New Year」に言う言葉、らしいです。きっと、「あけましておめでとう」の中国語版でなんでしょうね。息子が言うままに書いてるから、発音が合ってるかどうかもよく分からないけど(笑)

どうやら、昨日は学校でChinese New Yearについて、いろいろお勉強したみたいです。春節に関する絵本を読んだり、どんなことをしてお祝いするのかを話したり、干支を学んだり。学校にいる中国人の生徒にも、旧正月についてみんなで質問をしたらしいです。

学校でやったクラフトもChinese New Yearにちなんだものでした↓(ほとんど塗ってないじゃないか、息子よ。。。😑)

IMG_6654

また、旧正月のお祝いと、2月9日のPancake Dayを兼ねているのかよく分かりませんが、Chinese Pancakeを作って食べたりもしたそう!

学校でも、かなり詳しく旧正月について学んでいるようで、驚きでした。


このように、カナダでも旧正月のお祝いが浸透しています。中国文化を理解して、一緒に祝おうというのが素晴らしいですよね。さすが、移民国家カナダです。

と同時に、白人率が93%(※)を占めるノバスコシア州ですら、中国文化がここまで浸透していることに、本当に驚きを感じます。中国パワー、恐るべし!移民が多い他州では、きっと、もっともっとお祝いモードなんだろうなぁと思います。

(※)データ元:Wiki 2006年統計

IELTS受験者必見!

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here

CAPTCHA