授乳中のお酒。母乳とアルコールの事実を正しく知れば1日2缶もOKだった!(カナダ州政府お墨付き♪)

| 最終更新日: 2017-12-11
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私はもともと家ではアルコールは飲まないほう。でも、友人との集まりとなると、飲むわ飲むわ、なかなか止まりません(笑)

第一子妊娠中・授乳中こそ、アルコールはきちんと控えていたんですが、第二子ともなると、まずい。自己制御が緩みがち!

カナダに住んでいる筆者ですが、先日病院に行ったときに、気になるパンフレットがありました。その名も、「The facts about Alcohol and Breastfeeding」。授乳とアルコールに関する事実とやら。まさに今の私にとって、とても気になる内容ではないですか!

カナダのノバスコシア州政府が発行しているパンフレットなのですが、それによると──

授乳中だからと言って、お酒を諦める必要はないらしい!

これはこれは、超朗報ではないですか!

もちろん、好き放題飲んでいいというわけではありません。大切なのは、お酒と上手に付き合うためのコツを知ることだったんです。

授乳とアルコールに関する事実

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これが先ほどご紹介したパンフレットの中身です。そこに書かれていたことをまとめると、下記のようになります。

 母親が摂取したアルコールは、すぐに母乳に含まれ、アルコール摂取してから30~60分経過後が最も母乳のアルコール濃度が高くなる

 摂取量に応じで、体内のアルコール分解時間が長くなる
ビール1缶→2時間、2缶→4時間、3缶→6時間

 体内にアルコールがある限り、母乳にもアルコールが含まれる

 アルコールが体内から分解されると、母乳内のアルコールもなくなる(母乳内にアルコールが溜まることはない)

 体内にアルコールがある限り、搾乳して母乳を処分したとしても、母乳のアルコール量は変わらない

 

けっこう意外な内容も含まれていませんか?!

私が一番驚いたのが、母乳に溜まるアルコールに関すること。体内のアルコールが分解されてしまえば、母乳からもアルコールは消えるんですね!ということは、お酒を飲んだからと言って、必ず搾乳する必要はない、ということに。

逆に言うと、体の中にアルコールが残っている限り、搾乳しても全く意味がありません。よく、「お酒を飲んでも、一回搾乳して捨てちゃえば大丈夫よ~」なんて耳にしますが、あれは間違いだったんですね。気を付けなければ!

3つのことに気を付ければ、授乳中でもお酒は飲める

上記の授乳とアルコールに関する事実を踏まえ、Canada low risk alcohol Drinking Guidelines(カナダアルコール摂取指針)が提唱している、授乳中の望ましいアルコール摂取方法がこちら。

授乳中でも1日1~2杯(ビール1~2缶)はOK!
ただし、お酒を飲む場合は、下記3つに気を付けること:

①お酒を飲む直前に授乳しておく
②飲む前、そして飲んでいる最中に、食べ物も口にする
③お酒の合間にノンアルコールドリンクを飲む

直前に授乳することで、授乳間隔を体内アルコールの分解時間として最大限利用します。また、食べたり、お水を飲んだりすることで、血中アルコール濃度の上昇を抑え、母乳に移行するアルコールを抑えます。

 

政府が定めているガイドラインで、授乳中のアルコールを避けるよう名言していないなんて、意外ですよね。

でも、体内のアルコール分解と母乳の仕組みを考慮すれば、頭ごなしに禁酒にする必要なく、安全にお酒と付き合えるというのが分かって一安心です。

3杯以上飲むかもしれない!?

ガイドラインでは、一日1~2杯まではOKとされていますが、3杯以上飲んだらどうなるのか!?

3杯以上のお酒は、赤ちゃんの成長を妨げるリスクがあり、また、母親自身の体の為にもの、避けるべべきだ、としっかり記載されています。

それでも3杯以上のお酒を飲む可能性がある場合。大人数の飲み会などになると、つい歯止めが効きづらくなるかもしれません。

そんな時は、予め母乳を搾乳しておき、体内のアルコールが分解されるまでの間は、搾乳しておいた母乳を与えるとよい、とのこと。

政府のガイドラインですら、逃げ道を書いてくれていて、なんだかカナダらしいなと思いました(笑)

新生児の授乳中はアルコール摂取はNG

ただし!!

生後3か月までは赤ちゃんは肝臓が未発達でアルコールリスクが高く、且つ、授乳回数も頻繁で授乳時間も不定期になりがちなので、アルコール摂取は避けるのがベストだそうです。

離乳食が始まるまでは、授乳は2~3時間置き。泣き止まないときは1時間置きに授乳なんてこともあるくらいです。そうなると、体内のアルコール分解が進まないうちに授乳することになりかねません。

赤ちゃんが生後3か月を過ぎても、授乳回数が安定しない場合は、注意が必要ですね。

まとめ

以上、カナダのノバスコシア州政府が発行している授乳中のアルコール摂取に関するガイドラインのご紹介でした。

授乳中はお酒は飲まないに越したことはないのだけど、、、時には飲みたいときもあります。
このガイドラインを読んで、赤ちゃんが生後3か月以降であれば、完全に禁酒しなくてもよいとわかり、ホッとしました!絶対飲んではだめだと思うと、なんだか息苦しいし、ストレスですもんね。

たまにはお酒とも上手に付き合いながら、息抜きしながら育児できたらなぁと思います。

参考情報:The Facts about Alcohol and Breastfeeding

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