私にとって人一倍関心があるものの一つ、それは間違いなく、日焼け止め。
小学生の頃、墨のように真っ黒に日焼けし、あまりに黒くて、驚かれたり、からかわれたり。さらには、3年連続で黒んぼ大賞で優勝するという黒歴史まで。その当時の反動ですね(笑)
特に子供が生まれてからは、肌に優しいノンケミカルのものを色々試してきましたが、でも、ノンケミカルだと、伸びにくい、白くなる、落ちやすいなど、正直、どれも今一つ。
『肌に優しいんだから、これくらい妥協しなきゃ・・』
そう言い聞かせて使い続けてきましたが───
でも、とうとう見つけました!ノンケミカルなのに使い心地の良い日焼け止めを!
去年の春先に見つけて以来、1年間愛用していますが、本当に素晴らしい。ケミカルの日焼け止めに勝るとも劣らない使い心地と効果です。
そんなお気に入りの日焼け止めがこれ。
この記事の目次
Live Cleanのミネラルサンスクリーン
Live Cleanはカナダ発の環境に優しい自然派コスメブランドです。
Live Cleanというと、これまでヘアケア製品やベビー用品が中心のブランドでしたが、日焼け止めも2016年から発売されています。
まだ新しいラインですが、既に人気が広がっていて、肌に優しいサンスクリーンランキングなどでも名前を見かけるようになってきました。例えばカナダ公共放送CBCのこの記事とかも→「7 of the best all-natural sunscreens on the market right now」
Live Cleanの日焼け止めは3種類。
- Face:ニキビやブツブツが出来にくいノンコメドジェニック処方
- Sport:汗や水に強いけど、テカテカしないウォーターレジスタント処方
- Baby:赤ちゃんにも使える優しい処方
ランキング記事に影響されて、まず試しにスポーツ用から買ったんですが、使い心地の良さに感動!思わず、全種類そろえました(笑)
でも、3種類といっても、正直、大きな違いはありません。顔用にはアルコールが含まれているだけで、その他の成分は全く同じ。配合量が多少違う程度と思われます。いずれも80分のウォーターレジスタントになっています。
Live Cleanの特徴
Live Cleanは紫外線吸収剤を使っていない、ノンケミカルの日焼け止めです。詳しい成分は後ほどご紹介しますが、特徴は下記の通り。
- 98%天然由来
- 合成化学成分不使用
- ノンナノ(ナノ粒子不使用)
- ペトロラタム(ワセリン)フリー
- シリコンフリー
- パラベンフリー
- フタル酸エステル(環境ホルモンの一種)フリー
- グルテンフリー
- 染料不使用
- 香料不使用
- 80分のウォーターレジスタント
- 皮膚科医のテスト済み
- 動物実験なし
これを読むだけでも、なかなか良さそうでしょう??
Live Cleanがおすすめな理由
でも、たいていのノンケミカルサンスクリーンは、どれも似たような売り文句です。Live Cleanがお気に入りの理由は、体に安心なのにもかかわらず、使用感や使い勝手が良いから!具体的には───
肌に密着する
日焼け止めの肌への密着具合は、私が一番重視しているポイントです。
せっかくのサンスクリーンなのに、手や洋服、カバンなどに触れる度に剥がれていくんじゃ、意味がないですもん。
ノンケミカルサンスクリーンは、崩れやすいというか、べたつきがあって剥がれやすいのが弱点でした。密着性の高さを求めるなら、ケミカルのものに限りますが、Live Cleanなら負けていない!
肌に伸ばしてもベトベトせず、サラサラしているので(といっても、気持ち悪いパウダーのサラサラ感ではない)、手や洋服、カバンなどに触れても、ほとんど剥がれないので、適切な塗り直しだけOKになりました。
白くならない
Live Cleanの日焼け止め効果の主成分は、酸化亜鉛と酸化チタン。
いずれもミネラルファンデーションの成分にもなっている天然鉱ミネラル成分で、紫外線を跳ね返す役目をしてくれます。肌に優しいノンケミカルサンスクリーンは、たいてい、この二つの成分が入っています。
酸化亜鉛や酸化チタンは顔料なので、紫外線吸収剤を使ったケミカルサンスクリーンに比べると、どうしても白浮きするんですが、Live Cleanはほとんど白くなりません!写真の通り、塗ったところが分からないくらい。
しかも、塗り直しても、白くならないからありがたい!バジャーなんかは2~3回塗り直しを繰り返していたら、舞妓さん状態になりますから(笑)
なんでも、酸化亜鉛と酸化チタンを使いつつも、極力白くならないよう処方しているとか。
And while mineral sunscreens can have a bit of a bad rap for applying white, we’ve formulated ours with great care, making whitening much, much less of a concern.
出典:Live Clean
白浮きを理由にノンケミカルサンスクリーンを諦めた方には、ぜひLive Cleanを試してもらいたいです。
顔専用がある
顔専用の安全な日焼け止めはあまり見かけないので、これもかなり嬉しいポイント!
Live CleanのFaceタイプなら、ノンコメドジェニック処方なので、ブツブツを防いでくれます。
ちなみに、去年の夏は、汗もかくしと思って、一時期、Live CleanのSportタイプを顔に使っていたんですが、肌が少し荒れました。やっぱり顔には顔専用がいいですね。。。
今はFaceタイプを毎日愛用中です。日焼け止めの後にミネラルファンデーションを塗っていますが、化粧崩れもしないし、化粧下地としても優秀です。
白浮きせず使用感も◎顔用ノンケミカル日焼け止め「Thinksport Everyday Face」は日常使いにおすすめ!
SPFが高い
ノンケミカルのサンスクリーンは、紫外線防止効果がSPF30程度のものが多め。
日常生活にはSPF30でも十分だと思います。でも、私が住んでいるカナダは、とにかく日差しが強くて、透き通るような青空の日は、SPF30くらいじゃ、頻繁に塗り直したところで日焼けする!
その点、Live Cleanはノンケミカル処方なのにSPF45なのでありがたい!炎天下の屋外で長時間過ごす時も安心です。
伸ばしやすい
伸ばしやすさもばっちり!クリームタイプなんですが、固すぎずないので、綺麗に伸ばせます。
ただ、ベビー用は他の2種類に比べると、多少伸びにくさを感じます。そして、伸びにくい分、大量に消費します。(それでも、白浮きは気にならない)
値段がてお手頃
あと、値段も安いのも嬉しい。カナダだと、ドラッグストアや、スーパーのオーガニックコーナーなどで、15ドルくらいで売っています。普通の日焼け止めよりは高いですが、カウンターコスメと違って、ずいぶんお手頃です。
成分は安全?EWGで全成分チェックしてみた
こんな感じで、かなり気に入っているLive Cleanですが、肝心の成分はどれくらい安全なのか気になります。
下記がLive Cleanフェイス用(※)の全成分なのですが、アメリカの環境保護団体EWGのサイトで、成分の安全性を確認してみました。
※顔用にはアルコールが含まれていますが、スポーツ用とベビー用には含まれていません。成分の違いはそれだけです。
文字の色は、EWGの成分評価の危険度を示しています。
- 緑→危険度:低
- 黄→危険度:中
- 赤→危険度:高
Live Cleanの全成分を確認したところ、ほとんどが安全性の高い成分となっているものの、危険度中の成分が4つ含まれていました。
欠点は安全性が多少劣ることか?
危険度中の成分が使われていることが、唯一、Live Cleanのデメリットかも。
ノンケミカルの超有名どころで、下記記事でも紹介した「バジャー」や「ゴッデスガーデン」なんかは、EWGで見ても、全成分「緑」の完全無欠のサンスクリーンですから。(その分、どうしても使用感が劣りますが・・)
でも、日本の化粧品成分オンラインによると、酢酸トコフェロールとフェノキシエタノールは安全性が高い成分だとされていますし、さほど心配はいらないと思います。
ソルビン酸カリウムと、ベンジルアルコールに関しては、刺激成分になり得るようです。
1年間使ってみたところ、私の肌では問題なさそうですが、敏感肌の人は少し注意が必要かもしれません。もちろん、一般的な日焼け止めに比べると、危険性はかなり低いのですが・・。
今のところ、ノンケミカルでここまで使用感が良いものは他に見当たらないので、この二つの成分には目をつぶろうと思います。
以上、おすすめのノンケミカルサンスクリーン「Live Clean」のご紹介、こと、私の超お気に入りをゴリ押しする記事、でした(笑)
今後も新しいノンケミカルサンスクリーンを見つけたら、買わずにはいられないと思いますが、新たな良い商品が見つからない限り、Live Cleanを愛用するつもりです。
まだ発売から間もないので、カナダ以外ではあまり見つからないかもですが、もし見かけたら、ぜひ一度試してみてくださいね。
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