カナダの家賃っていくら?都市別賃貸住宅賃料(2017年11月発表分)

更新 | 2017-12-15公開
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カナダでアパートや家を借りるにはいくら必要?ワンルームでいくら?シェアしたら?家族で住むには??

2017年11月にカナダの住宅金融公社Canada Mortgage and Housing Corporation’s (CMHC)が発表した、最新の都市別の平均賃料を部屋数ごとにご紹介です。

なお、住宅市場が年々上昇しているカナダでは、契約更新の度に家賃が上がることも珍しくありません。今回は家賃の変動が分かるよう、前年の平均賃料も記載していますので、ご参考ください。

主要都市の部屋数別賃料一覧

今回ご紹介するデータは、下記4つの部屋タイプ別の平均賃料です。

 

  • バチェラー:日本のワンルームに相当、一人暮らし向け
  • 1ベッドルーム(1BR):日本の1LDKに相当、一人暮らしやカップル向け
  • 2ベッドルーム(2BR):日本の2LDKに相当、ファミリーやルームシェア向け 
  • 3ベッドルーム(3BR):日本の3LDKに相当、ファミリーやルームシェア向け 

 

表内の表記ですが、都市名の横にある矢印は前年比の変動を、赤字は家賃が高い都市を、青字は家賃が安い都市を表しています。また、カッコ内の数字は前年の平均賃料です。

Bachelor1BR2BR3BR
バンクーバー↗$1060
($1013)
$1223
($1159)
$1552
($1450)
$1801
($1631)
リッチモンド↗$985
($901)
$1185
($1083)
$1375
($1353)
$1698
($1644)
ヴィクトリア↗$850
($785)
$988
($912)
$1288
($1188)
$1568
($1485)
ケロウナ↗$859
($710)
$937
($864)
$1151
($1066)
$1269
($1252)
カルガリー↘$825
($858)
$1025
($1050)
$1247
($1258)
$1254
($1258)
エドモントン↘$839
($850)
$989
($1000)
$1215
($1229)
$1376
($1377)
サスカトゥーン↘$684
($703)
$896
($909)
$1082
($1100)
$1129
($1223)
レジャイナ↘$710
($713)
$935
($926)
$1116
($1109)
$1292
($1327)
ウィニペグ↗$655
($634)
$880
($836)
$1107
($1068)
$1390
($1327)
トロント↗$1013
($957)
$1194
($1132)
$1401
($1327)
$1569
($1515)
ミシサガ↗$917
($866)
$1151
($1109)
$1333
($1276)
$1474
($1419)
ブランプトン↗$827
($788)
$1121
(-)
$1285
(-)
$1401
(-)
オークビル↗$984
($977)
$1257
($1214)
$1456
($1423)
$1737
($1714)
ハミルトン↗$650
($673)
$905
($869)
$1103
($1037)
$1345
($1232)
キッチナー↗$736
($710)
$917
($872)
$1093
($1050)
$1291
($1480)
オタワ↗$836
($812)
$1023
($982)
$1232
($1201)
$1568
($1457)
モントリオール➡$597
($586)
$698
($679)
$782
($791)
$965
($956)
ケベックシティ↗$549
($555)
$699
($684)
$820
($808)
$978
($955)
セントジョン↗$543
($494)
$623
($623)
$747
($720)
$781
($768)
モンクトン➡$584
($580)
$676
($678)
$803
($798)
$930
($961)
ハリファックス↗$780
($758)
$881
($845)
$1109
($1063)
$1307
($1288)
シャーロットタウン↗$576
($560)
$733
($703)
$901
($872)
$1022
($970)

 

カナダ全土の中では、やはりバンクーバー近郊とトロント近郊の住宅価格はかなり高め。前年と比較しても、引き続き家賃は上昇を続けています。

各都市の状況を見ていきます。

バンクーバー周辺

カナダ全土で家賃の上昇が見られますが、特に、バンクーバーやビクトリアなど、ブリティッシュコロンビア州内の家賃上昇が目立ちます。

バンク―バーでは、2ベッドルームで昨年から100ドル以上値上がりし、1552ドルに。3ベッドルームになると、驚くことに200ドル近くも家賃が上昇しており、主要都市の中では唯一、1800ドル代に突入しています。

また、BC州の州都ビクトリアは、2017年の家賃上昇が過去26年間で最大の上昇率だったとのことです。

BC州の家賃の上昇の大きな理由の一つが、空室率が低下していること。これにより、貸主の立場が強くなり、より高い賃料を提示しているようです。

トロント周辺

トロントでは2016年の住宅価格の上昇率が前年比15.1%と、バブル突入を懸念されるほど住宅価格が高騰していました。2017年に入り、一時価格は下落していましたが、相変わらず上昇は続いています

また、オンタリオ州のオークビルは、トロントにも通勤圏内であり、富裕層の多く住む高級住宅地になっていますが、ここ数年は家賃の高騰が続いています。1ベッドルームの平均家賃は、バンクーバーよりも高く、1257ドルになっています。

モントリオール、ケベックシティ

カナダ第二の都市であるケベック州モントリオール。大都市であるにも関わらず、住宅価格は非常にお手ごろ。家賃も3ベッドルームで965ドルなど、カナダ全土でもトップクラスの安さです。また、昨年に比べても家賃はほとんど上昇していません。

同じく、ケベック州の州都ケベックシティも家賃の安さが目立ちます。

首都オタワ

カナダの首都オタワは、比較的家賃の安い都市であり、手ごろな住宅価格も考慮され、住みやすい街ランキングでも2年連続1位に選ばれていました。

しかし、オタワにもトロントの住宅価格上昇の余波が広がっており、家賃も上昇を続けています。特に3ベッドルームは、昨年から100ドル以上家賃が上昇し、1568ドルに。家賃が高い都市の仲間入りです。

 関連記事 

【2017年版】カナダ国内の住みやすい都市ランキング

アルバータ―州

主要都市の中でも比較的安いといえるのが、アルバータ州のカルガリー。3ベッドルームで1254ドルと、トロントやバンクーバーと比べても300~500ドルほど低くなっています。

カルガリーと、アルバータ州のエドモントンは、以前まではカナダの家賃の高い都市ランキングのトップ5に入るほど家賃が高い都市でしたが、2015年から続く原油安による経済不調により、家賃も下落が続いています

とは言え、給与水準は高く、収の税金も安いので、収入に対する家賃の比率が低く、住みやすい街と言えます。

東海岸

ニューブランズウィック、プリンスエドワート、ノバスコシアなどの東カナダでは、全体的に家賃の低さが目立ちます。また、家賃の上昇も他都市に比べると、緩やか。

ただし、唯一、ノバスコシア州ハリファックスだけは状況が違い、3ベッドルームでも1307ドルと、東海岸の中では最も家賃が高い都市だと言えます。

また、プリンスエドワート島のシャーロットタウンも、昨年に比べ家賃の上昇が目立ち、3ベッドルームでは1022ドルと、東海岸の中では家賃が高めの都市になりつつあります。

シェアしたらいくら?

留学やワーホリで長期滞在する場合、バチェラー(ワンルーム)に住むよりも、3ベッドルームなどをシェアして住むパターンのほうが多いと思います。

シェアすることで実質いくらになるのか?その家賃差を家賃が高いバンクーバーと、家賃の安いモントリオールで比較してみると───

バンクーバー
バチェラー:1060ドル
シェア:600ドル

モントリオール
バチェラー:597ドル
シェア:321ドル

※シェア家賃は、3ベッドルーム賃料÷3人で計算

 

家賃が低いエリアだと、そこまで大きな差にはなりませんが、家賃が高いエリアほど、シェアすることで家賃が下がり、シェアハウスのメリットが大きくなりますね。希望エリアの家賃が高い場合、ルームシェアが生活費を抑える秘訣と言えます。

まとめ

以上、2017年11月に発表された最新のカナダの都市別賃料についてご紹介しました。バチェラーや2BRなど、部屋数に応じて多少状況は異なるものの、総じて下記のような結果に。

  • バンクーバー周辺地域はさらなる家賃高騰が続き、主要都市の中で最も高い
  • トロントと周辺地域の賃料も高騰を続け、バンクーバーに匹敵するほどに
  • モントリオール、ケベックシティはカナダ全土の中でも最安レベル
  • カルガリー、エドモントンは2015年以降下落を続け、家賃の高い都市から、カナダ平均価格
  • 家賃の低かった首都オタワでも家賃が高騰(特に3BR)
  • カナダ東海岸はハリファックスを除き、総じて安い

 

全体的にどんどん家賃が高騰しているカナダ。特にバンクーバーやトロント周辺では、住宅価格の上昇に給与水準が追いついているとは思えないので、生活費は圧迫される一方ですね。

生活費の大部分を占める住宅費です。留学やワーホリ、移住の都市選びの際には、賃料も考慮の一つとして、検討してみてくださいね。

なお、賃貸ではなく、販売住宅の都市別価格は下記記事をご参考ください。

 関連記事 

カナダの戸建・タウンハウス・コンドの都市別住宅平均価格(2017年12月末時点)

 

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