カナダはお酒が高い。でも、ケベック州なら激安だよ!ケベックCostco潜入レポート

更新 | 2017-08-26公開

 

少し前に、ずっと気になっていたケベック州のCostcoに行ってみました。

なぜ気になったいたか──?

それは、

 

ケベック州のCostcoは、お酒が激安らしい!

 

ケベックと言えば、日本のようにお酒がコンビニやスーパーなどでも売られていて、しかも、安いことで有名ですが、Costcoは激安らしいと耳にしまして。

いざ、どれくらいお得だったのか、レポートします。ほんと、衝撃でしたから・・

ケベック州のコストコへ!

やって来ました、ケベック州のCostco。

訪れたのはオタワの対岸の街、ガティーノにあるCostcoです。ケベック州と言っても、オンタリオ州オタワから車で10分も走れば到着。

ちなみに、ガティーノは、「移民向けの住みやすい街ランキング」では、2位に選ばれたこともある、住みやすさ満点の街ですよ。

【2016年版】カナダ移住するならどこがいい?移民向け都市ランキング

 

店内のフランス語表記にビクビクしつつも、それ以外はいたって普通のCostco。前日にオンタリオ州のCostcoに行ったばかりでしたが、品揃え、セール内容、価格など、見る限りは全く同じでした。

いや。

でも、奥に潜むアルコールコーナーだけは違うはずなのです。ワクワクしながら、奥へ奥へ、進んでいきます。

ワイン

フルーツコーナーを抜けると、見えてきました。待望のアルコールコーナーです!

最初にお出迎えしてくれたのが、ワインたち。

木のワイン箱が並んだ感じが懐かしいーーーー!そうそう、Costcoと言えば、こうでなくちゃ!!

そして、気になる価格に目をやると──

 

ひょーーーー!一本10~15ドルくらいのものばかり!

安いものだと、1本10ドル以下のものも多いです。同じような銘柄で比べても、オンタリオ州と比べても、2,3割は安いのではないでしょうか!?

 

フルーツワインに至っては、この日、6.44ドルで売られていました。味はストロベリーとピーチの2種類。

フルーツワイン、たまに飲みますが、どんな銘柄でもたいてい13~15ドルくらい。ケベックのCostco なら、半額以下です。

値段のギャップがあまりに衝撃的で、ワインコーナーにしばらく呆然と立ち尽くした私です(笑)

ビール

お次は、夫のお目当て、ビールコーナー。ここにはワイン以上の驚きがありました!

まずドーンとビールコーナー入り口に身構えているのが、60缶入り(!)のビール。

カナダ・オンタリオ州で作られているビール「Bud Light」と「Coors Light」が、いずれも60缶入りで62.49ドルでした。1缶約1ドルの超激安価格!!

 

これが、お隣オンタリオ州のリカーショップLCBOでは、上記の通り、6缶入りで$12.95なので、1缶2ドルちょい。つまり、ケベックCostcoなら、半額で買えるわけです。

ビールを飲まない私も、なぜかテンションが上がってしょうがない(笑)

 

お次に夫が目を輝かせたのが、こちら、日本人の愛するサッポロ、プレミアムビール。

なんと、お値段、24缶入りで27.39ドル!!

サッポロですよ?!日本人の愛する、サッポロですよ?!?!いいんですか?!しかも、プレミアムなんてうたっちゃってるやつですよ?!

1缶あたり1ドル20セントくらいでしょうか。こうなると、もう日本よりも安い!

夫、この激安サッポロを嬉しそうにお買い上げです。カートに入れる時、下を向きながらも、一人ニヤニヤ。「ほくそ笑む」とは、このことかと納得。

 

メキシコからやって来たおしゃれなビール、コロナも発見です。こちら、なんと──

ひょーーーーえーーーーー!!24瓶入りで、26.99ドルですよーーーー!

 

これ、LCBOで買ったら、24瓶入は47ドル。やっぱり半値。ここは半値だーー!

夫、こちらもお買い上げです。「ポットラックとか、バーベキューに持っていくし」と言うけど、きっと家で飲んで無くなるよね(笑)

 

これら以外にも、ビール売り場は割と色んな銘柄が置いてありました。カナダのビールと言えばの「Molson Canadian」も12缶入りで13.99ドルだったり。

このように、どの銘柄も、たいてい他州の半値。ケベック、本当にパラダイスです。

ケベック州は「のんべえ」が多い?

でも、こんな激安価格を目の当たりにすると、気になってくることが。

ケベック州はアルコール中毒者が多かったり、交通事故率が高いと言った事実はあるのでしょうか?

ちょっとデータを調べてみました。

 

まずは、アルコール摂取率から。2014年のデータですが、男性なら一度に5杯以上、女性なら4杯以上飲む「Heavy Drinking」を調査した結果がこちら。

出典:Health Canada「Alcohol Consumption in Canada

これを見る限り、ケベックの人が大量に飲む人が多いというわけでもなさそうですね。むしろ、北の寒い地域ほど、摂取率が高め。

 

お次に、飲酒運転の割合も見てみますと──

出典:Statistics Canada

こちらは人口10万人当たりの飲酒運転率を表しているのですが、こちらも意外にや、ケベックはむしろ低い方ですね。

それにしても、ユーコンやノースウエスト準州の飲酒運転率の高さが異様に目立ちます。お住いの方、もらい事故にはくれぐれも気を付けて・・・

 

──というわけで、お酒がいつでも買えて、値段も激安なケベック州ですが、決して飲んだくれが多いわけではなさそうです。ケベックの方、疑ってすみません(笑)

 


以上、カナダのケベック州にあるコストコのお酒販売価格や、ケベック州のお酒事情などをご紹介しました。

お酒好きな方には、本当にケベックのCostcoはパラダイスですよね。皆様、ケベック州に訪れた時のお土産は、お酒で決まりですよー♡

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