汗で色褪せた帽子はコーヒー染めで復活するか?検証した結果・・

更新 | 2018-08-04公開

今年の夏は毎日サッカーして走り回っている息子。そして、天気は異常に暑い───

毎日被っていたキャップ帽子はというと、こんなことになるわけです。

汗染みと紫外線で、色が褪せまくり。特に汗をかいた部分が染みのように色褪せています。汗ってこんなに漂白作用があるんですね!

3年前に買ったものなので、もう引退してもいい頃なんですが、思い入れのある帽子だったので、このまま捨てるのが残念で・・

調べてみると、防水スプレーや、汗染み防止スプレーをしておくと、色あせは防げたみたい。大切な帽子は予めスプレーしておくべきですね。。。

 

色褪せた帽子を復活させる方法

なんとか色褪せを復活させられないかな?と調べていると、染料で染め直せばよいとの情報が。

染めQという布用の着色スプレーや、ダイロンという染め粉を使うのが良いみたいです。カナダにも「Tulip Color Shot」という布用スプレーがあって手軽に色褪せが隠せそうです。

でも───

思い立った今、やりたい!
買いに行くの面倒!
家にあるものでやろう!

つい、こういう思考になってしまう私。これが功を奏すこともあれど、そのうち7割は失敗なんですが。。。

コーヒーで染めようじゃないか

その昔、紅茶染めをしたことがあるのですが、白いものが淡めの茶色に染まっていい感じでした。コーヒーや紅茶に含まれるポリフェノールなどが着色成分になるそうです。

ただ、さすがに紅茶染めの淡さ加減じゃ、今回の帽子の色褪せは直せないかもしれないので、もう少し濃く染まりそうなコーヒーで試してみることに。

インスタントコーヒーを使えば手軽ですし、濃さも調整しやすいので、帽子染めにぴったりかも!?と期待に胸を膨らませ、いざ、色褪せた帽子をいざ、コーヒーで染めていきます。

①薄めた牛乳に浸す

いきなり染めてしまいたいところだけど、コーヒーや紅茶で染める場合、染まりやすくするために、まずは水で2倍くらいに薄めた牛乳に浸します。こうすることで、牛乳のたんぱく質と反応して、着色しやすくなるそうです。

布がしっかり浸透すればOKのようですが、念のため、一晩漬けおきしてみました。───でも、こうやって画像を見返してみると、漬けムラがありますね・・。漬けムラは、後の染めムラの元なので、これは良くない例です。

②かるく絞って陰干し

牛乳液から取り出したら、軽く絞って、しっかり乾くまで、2日ほど陰干しします。牛乳がぽたぽた落ちるのも困るので、半日ほどシンクの中でボールにかぶせて乾かしました。

③コーヒー液に浸して染める

帽子がしっかり浸るサイズのお鍋にお湯を沸かして、インスタントコーヒーを入れます。今回は濃くしたかったので、大さじ7-8杯位入れてみました。そして、沸騰したところに、いよいよ帽子投入。かき混ぜながら、全体をまんべんなく浸します。

30分~1時間程度でOKのようですが、長く浸すほど着色が良いそうなので、一晩放置しました。

塩水に漬ける

帽子を取り出し、水が透明になるまでよく洗います。そして、水1Lに対して、大さじ1杯くらいの塩を入れた塩水にまんべんなく浸します。みょうばんやお酢、塩を入れた水に浸すことで、色落ちを防止する効果があるそうです。

あとは、よく乾かせば、コーヒー染めの工程は終了。

染め具合はいかに?

濡れている状態では、染まり具合がいまいち分かりません。乾くまで、ドキドキで待ちます。

一日日陰で乾燥させた帽子がこちら。

なんというか───

薄汚い・・・。

色褪せが隠せてない上に、真っ白だったロゴが薄汚れた色になって、なんとも汚ーーーく見えます。

前後の写真を並べてみても、色褪せは全く隠せていないのが分かりますね。やはり、コーヒーや紅茶では、もともとの汗染みや色褪せを隠すほど、濃く染めることはできないのでしょう・・

帽子をテーブルの上に置いておいたら、それを見た息子が奇声を上げる始末。

ぎゃーーー!?何これ?!どうしたの?!なんかこぼした??

私がなんかこぼして、汚したと思われた(笑)

息子の言葉で、改めて失敗を思い知らされたのでした。。。

以上、失敗に終わった思い入れたっぷりの帽子のリメイク大作戦でした。

でも、このまま捨てるのはやっぱり悲しいので、今度こそ染料スプレーか染め粉を買ってきて、再チャレンジしてみたいと思います。

本日の教訓:
色褪せた帽子は、コーヒーや紅茶では直せません。迷わず、市販の染料を買いましょう!

 

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