ここが変だよ、欧米の小学校。日本との違い20選!

更新 | 2018-03-27公開
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息子がカナダの幼稚園・小学校に通いだして早や4年目。

アメリカやカナダ、イギリス、オーストラリアなど、欧米の学校ではごく一般的なことも、日本人の私にとっては、自分が経験してきた「小学校」とは大きく異なり、カルチャーショックの連続でした。

そこで今回は、日本と欧米の小学校の大きな違いを色々ご紹介したいと思います!

これから海外移住する方、親子留学する方に、欧米の学校がどんなものなのか、参考になったら嬉しいです。

学校制度編

まずは学校の制度そのもの違いから。

入学式、始業式、終業式がない

まず一番大きなカルチャーショックが、入学式がないことでした。

海外では、中国や韓国では入学式が行われていますが、その他地域では入学式は一般的ではありません。

ピカピカの新一年生であっても、特別な行事があるわけではなく、ごく普通の格好をして、ごく普通に学校に行き、初日からごく普通に授業が始まります。

親の役目はというと、子供たちを学校に送り届けるだけ。スクールバスで通学する場合は、バスまで送り届けるだけ。我が家も学校に到着するや否や、息子はあっという間に校内に入って行き、バイバイして終了。

あまりのあっけなさに、

「え?もう終わり??」

ってなりました。周りのカナダ人の親たちでさえ、「That’s it!?」なんて口々に言うくらい(笑)

もちろん、「入学式」の看板もありません。親的にはあっけないわ、定番写真は撮れないわで、なんとも不完全燃焼な初登校日となること必須です。

記念すべき我が子のFirst day of school。みんな、超普段着(笑)

入学式も始業式もないので、担任の先生からの挨拶や自己紹介もなし。子供がスクールバスで通学する場合、先生に会う機会が全くないので、担任の顔すら分からないまま、月日が過ぎていく、なんてことも。

教科書がない

欧米では、小学校低学年のうちは教科書がないのも一般的です。

教科書もなく、一体どうやって勉強するのか───?

そんな疑問を抱えていましたが、実際学校が始まってしまえば、なるほど、納得。先生が用意したプリント教材や、子供たちが自分で作った手作り教材に沿って学習しています。

例えばこれ。

これは息子がキンダークラス(幼稚園年長さんにあたる)ころのものです。

この頃は、毎月一つ詩を朗読する取り組みが行われていたのですが、先生がプリントした用紙に、自分で絵を描いたり、工作して、自分だけのオリジナル教材を作っていました。

この辺りの教材については、下記記事でも詳しくご紹介しています。

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また、こちらはGrade1(小学1年生)当時のプリント。

算数も英語も理科もプリントベースです。

でも、教科書や、日本のような細かい学習指導要領もないため、授業の内容は、担任の先生次第。同じ学年でも、学校や先生によって、学習している内容が全く違っていたりします。

授業の内容、強いては、子供の成績や才能は、学校や先生の力量に大きく左右されやすい、とも言えるため、日本よりも良い学校のある学区に住みたいと願う親が多いように思います。

学年混合クラスがある

海外で割と一般的なのが、二つの学年の生徒を一緒にまとめた合同クラス。英語圏だけでなく、でなく、ドイツやフランスなどのヨーロッパ圏でも多いようです。

生徒数が少ないからではなく、メリットがあるからこそ取り入れている学校も多いようで、1学年に4~5クラスある場合は、そのうち1つが混合クラスになっていることもあります。

違う学年の子供たちが一緒に学ぶなんて、日本では考えられませんよね。

でも、もともと欧米の学校では、日本のようにクラス全体を指導するよりは、生徒を個人の能力や理解度に合わせたグループに分け、グループごとに指導しています。例え違う学年の生徒が一つのクラスになっていても、特に混乱はないようです。

そもそも、低学年のうちは教科書すらないですしね。

合同クラスの研究結果によると、社会性、協調性、自己管理力、リーダーシップ力が向上するなど、様々なメリットが見られるそうですよ。

また、合同クラスのおかげで、子供たちも年齢に捉われることなく、幅広い友だち作りをしています。「年齢なんて関係ない」という欧米社会の考え方は、こうやって小さい時から養われているのかもしれませんね。

時間割がない

日本の学校では、1時間目:国語、2時間目:算数など、月曜から金曜までの毎日の時間割が決まっていますよね。

でも、欧米の学校では、ここまで細かな時間割はありません。

他の科目の先生に関わるもの、施設を使用する物に関しては、曜日と時間は決まっていますが、算数・国語・理科など、担任が教える教科のスケジュールは、先生次第。先生の考えや、進捗状況、その日の生徒の雰囲気などに応じて、臨機応変に変更しているようです。

我が子のクラスの黒板。当日のスケジュールが書きだされていて、生徒が分かるようになっている。

なので、学校から教えてもらう時間割、というか、スケジュールは、

火曜・木曜はジムの日だから、動きやすい恰好で。水曜はライブラリーの時間があるから、借りた本を持ってくるように。

これくらい。学校で何を学んでいるかを知らせるというより、家庭での準備のために知らせている、という感じですね。

おやつタイムがある

スナックタイムがあるのも驚きでした。

欧米の学校では、休憩時間はスナックタイムでもあり、1日に1~2回、家から持ってきたおやつを食べることが出来ます。

とは言え、子供たちが持ってくるおやつは、比較的ヘルシー。

生野菜、フルーツ、ビスケット、クラッカー、チーズ、シリアルバーなどが一般的です。また、クッキーやマフィンなどの焼き菓子を持ってくるこもいます。ピーナッツはアレルギー対策のため、学校内の持ち込みは厳禁です。

学校のスナック用にピーナッツフリーの小分けスナックが多く売られている。

スナックタイムに慣れていると、日本に一時帰国して、日本の学校に通うと、給食の時間までもたない、なんて話も聞きます。お腹がペコペコになりすぎて、授業に集中できないそうですよ。

夏休みが長い。宿題もなし!

海外の学校では、夏休みがとても長く、2~3ヶ月ほどあります。でも、その長い夏休み、宿題は一切出ない国がほとんど。

学年区切りに当たるから、という理由もありますが、冬休みも、春休みも、はたまた、普段の休日なども宿題は出ません。

休日はしっかり休むもの。宿題なんてナンセンスなんだそうです。

特に長期休暇は、思いっきり遊んだり、好きな本を読んだり、自分の興味のあることを追及できる貴重な機会と捉えられています。

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掃除の時間がない

日本の学校で取り入れられている「掃除の時間」。海外ではとても珍しく、日本の称賛される文化習慣の一つです。

子供たちによる掃除の時間がない代わりに、学校には清掃員の方が雇われており、子供たちが帰宅した後に、掃除を行ってくれます。

でも、学校の行事やボランティアなどに参加した際に、子供たちの様子を見ていると、例え、スナックの食べかすが床に落ちたとしても、全く気にしていない様子。息子に聞いても、

後で掃除の人が掃除してくれるから大丈夫だよ

なんて言うもんだから、なんだかがっくり・・。そうじゃないんだよ、息子よ・・。

自分たちで掃除するようになれば、公共の場をきれいにしようという意識も芽生えるでしょうし、責任感も育つのに、と、親としては残念でなりません。

プールや体育館がない

日本の学校には必ず併設されているプールですが、欧米の学校ではとても珍しいもの。カナダでもプール付きの学校なんて、まず見かけません。

プールの授業もないので、習い事としてスイミングに通わない限り、子供たちはずっと泳げないまま。海外では大人になっても、ろくに泳げない人も多くいます。

プールどころか、アメリカなどでは体育館すらない学校もあるから驚きです。

日本のように、保健体育の授業を通じて各種運動能力を高める、集団行動の大切さを学ぶというような細かな学習指導要領があるわけではなく、「週に2回くらい体を動かせればOK!」という程度なので、天気が良い日に外で元気に遊べれば良し、とされているんでしょうね。

学校の習慣・文化編

続いて、日本とは違う学校の習慣や文化をご紹介です。

お弁当がクラッカー、給食がピザ

欧米の学校では、皆が同じものを食べる「給食」は一般的ではありません。

中学・高校になってくるとカフェテリアがある学校が多くなりますが、小学校ではお弁当持参が基本。

でも、まぁ、そのお弁当がどれも簡単!

日本のお弁当文化に慣れている人からしたら、目を疑うようなお弁当の数々です。基本はサンドイッチなんですが、クラッカーにチーズとキュウリとハムを入れたクラッカー弁当、なんていう子もいます。

この辺は下記記事で写真入りで紹介しているので、良かったら見てみてください。驚愕ですから(笑)

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給食はありませんが、月1~4回、学校によってはほぼ毎日、希望制のランチを注文することもできます。でも、そのメニューはピザ、ホットドック、ハンバーガーとか。いかにも「欧米」なメニューばかりです。

───でも、欧米人にとっては、ピザはむしろ「ヘルシー」な部類に位置している気がします。チーズはヘルシーだし、野菜だってのってるし、と。私自身、最近、そう思えてきてしまっているからマズいですね。。。

ホットランチは下記記事でも詳しく紹介していますので、よかったら合わせてどうぞ!

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子供だけで登下校できない

小学校入学と共に、一人で歩いて登下校している日本の小学生たち。

日本ではごく普通の光景ですが、子供だけで登下校することは、世界から見ると、日本ならではの驚きの文化習慣の一つです。

私の住んでいるカナダでも、子供が小学生のうちは、学校まで親が送り届けなければなりません。歩いて行く親子もいれば、車で送迎する家庭も。登下校時の学校周辺は親子であふれていて、その光景はまるで日本の幼稚園のようです。

これは、欧米では親の監督保護責任が強く問われること、そして、もちろん治安の問題も関係しています。

でも、学校だけでなく、習い事や友達同士の遊びの約束まで、親の送り迎えが必要なので、親にとってはかなり大変!子供にとっても、自由に遊びに行けない不便さもあるでしょう。

親子の関りが深く、個人的には良い習慣だと思いますが、日本の子供に比べると、精神的自立は遅くなりがちではないかと思います。

ちなみに、カナダの場合ですが、学校はだいたい8時~15時くらいまで。地域によって多少は前後します。

共働き世帯などでその時間にピックアップできない場合、学童保育のようなものも用意されています。日本の学童が月1万円前後に対して、カナダは高い!都市部では5万円ほどかかってくるから、これまた驚きです。

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学校におもちゃがある

小学2年生の教室内。LEGO、ベイブレード、マグフォーマー、ぬいぐるみなどが箱に入ってます。

教室内にはおもちゃがあるのも驚きました。

幼稚園部だけかと思いきや、小学校2年生の息子のクラスにも、レゴ、マグフォーマー、ベイブレード、ラキューのようなブロック、人形、チェス、UNOなどのおもちゃが豊富にあります。雨の日の休み時間は、おもちゃで遊んで良いそうです。

しかも、学校に自分のおもちゃや私物を持っていくことすらOKとする先生もいます。一時期息子のクラスでも、ポケモンカードを持って来て見せ合うのがブームになっていました。

ただし、そのおもちゃが無くなっても自己責任。無くなっても良い覚悟で持ってきなさい、というスタンスのようです。

面白い行事やイベントがある

変な髪形をするクレイジーヘアデー、パジャマデー、ストーリーのキャラクターの恰好をするブックキャラクターデー、いじめ撲滅をスローガンにピンク色の洋服を着るピンクシャツデー・・・

欧米の小学校では、面白い行事、というか、面白い日が色々あります。

生徒だけでなく、先生も先頭に立って全力で挑んでいるから凄い!非日常を味わえて、子供たちはとても楽しそうです。

我が家は、普段は着古したダサいジャージなどがパジャマ代わりですが、さすがにこれじゃ、学校にいけない!と、いつもパジャマデーの時に合わせて、パジャマを新調しています(笑)

ご褒美制度がある

時々、子供が学校から何か貰ってくることがあります。

カラーペンやビー玉、鉛筆、手編みの花のバッチ、時にはキャンディーなどなど。どれもちょっとしたものなんですが、なぜもらったのかというと、

「頑張ったから」

なにか頑張るたびに、ご褒美がもらえるんだそうです。

日本では、子供を平等に扱うべき、という意識が高く、一人の子だけプレゼントがもらえるなんて、あまりなかったように思います。

ご褒美の他にも、宿題をやってきたら1点、静かに先生の話を聞けたら1点、など、ポイント制度を取り入れる先生も多くいます。ポイントが貯まったら、これまたご褒美です。

物でつるのもどうなのかな、と思いますが、子供たちはやる気をだして、宿題を頑張っていますし、クラスがしっかりルールを守って、授業が行いやすい環境になっているのであれば、ポイント制度もありなのかもしれませんね。

プレゼンの機会が多い

Show and tell

欧米では、幼稚園や小学校低学年のうちから「Show and Tell」と言って、みんなの前で自分のことや、自分の持ち物、好きなものなどを紹介する機会があります。

低学年の子供たちがプレゼンする姿を見たことがありますが、話す内容や組み立てもきちんと考えられているし、みんな前を向いて堂々と話している姿にビックリ。しかも、聞いている人を笑わせるポイントすらあったりして、大人顔負け。

緊張するとか、恥ずかしいとか、間違ったらどうしようとか、そんなことを思わないような年齢からプレゼンをこなしていくので、子供たちはどんどんプレゼンが上手になっていくんでしょうね。

我が家の子供も小学2年生になりましたが、幼稚園の頃からこういう機会があるので、苦手意識は全くなく、むしろShow and Tellは大好き。みんなに自分の話を聞いてもらえるから、楽しいんだそうです。

体操着は無く、私服のまま体育

欧米の小学校にもジムと呼ばれる体育の時間が設けられています。日本のようにしっかりしたプログラムではありませんが、体を動かしたり、基本的な動きを学んでいます

でも、その服装は、当日着て行った服装のまま。体操服というものはありません!

「夏の暑い日なんて、汗をかいて気持ち悪いだろうなぁ・・」

なんて思いましたが、うちの子供曰く、そこまで汗はかかないんだそう。一応、着替えの洋服は学校においてあるのですが、ジムだったからと、着替えて帰ってきたことは一度もありません。そもそも学校は、真夏の2~3か月間はまるまる夏休みですし、そこまで暑くないのかも?

体操服がないため、ジムの日は、ジーンズなどを避けて、できるだけ動きやすい恰好で登校するようにしています。

ちなみに、アメリカでは室内履きはなく、通学している靴のまま過ごす学校が多いですが、カナダでは必ずインドアシューズ(室内履き)に履き替えます。カナダでは靴を脱ぐ習慣がある人が多いのも影響しているのかもしれませんね。

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学年末やクリスマスに先生にギフトを贈る

日本の学校では、先生への贈り物やお土産は「賄賂」と見なされかねないと、個人的には受け取らない先生も多いですよね。

でも、欧米の小学校の先生はどんどん受け取る(笑)

クリスマスやバレンタインなどに、担任の先生に贈り物をするのも一般的ですし、特に学年末ともなると、ほとんどの生徒が(というか、実際は親ですが)、お世話になった先生たちや、スクールバスの運転手さんなどに贈り物をします。

プレゼントの内容はギフトカード、お菓子、コスメなどが多く、金額は10ドル程度の家庭もあれば、中には100ドルもかける家庭もあったり。お世話になった先生、思い入れのある先生ほど、ギフトも豪華になるようです。

詳しくは下記の記事でも紹介しているので、良かったら合わせてご覧ください。

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先生がストライキを起こす

WV Strike 2018 01

欧米では先生たちがストライキを起こすことがあります。例え、義務教育であっても、学校が休みになるからビックリ。日本では考えられませんよね。

私の子供が通っていた小学校でも、数か月に渡って、教員組合が州政府に対して待遇改善を訴え、ストライキを起こしたことがありました。

ストライク期間中は、急遽休校になる日もありましたが、基本的には最低限の授業だけは行うという判断になったため、幸い、子供たちは通常通り学校に通うことができました。

ただ、授業以外の活動は一切キャンセルに。楽しみにしていたクリスマスコンサートも、クラブ活動も、放課後の活動なども全て無くなってしまいました。

でも、その当時は、不思議なくらい、親からの不満は出ていませんでした。

授業だけは通常通り行われていた、というのも大きな理由だと思いますが、怒りの矛先は、待遇改善しない州政府に向いており、子供たちも保護者も、先生の行動をサポートしていたくらいです。

日本だと、公立の先生がストライキを起こすことは禁止されていますが、私立学校の先生がストライキを起こそうものなら、

「先生なのに、子供のことを考えていないのか!」

なんて非難されかねないのではと思います。先生にも労働者の権利が社会的にも法律的にも認められているのは素晴らしいですね。

(でも、実際、長期にわたって休校になったら、親としては、やっぱり困り果ててしまいますが。。。)

不審者から身を守る避難訓練がある

Youtube/Emergency Lockdown Drill Mt. Vernon School Districtより

日本では地震や津波などの自然災害や、火災に備える防災訓練が行われていますよね。

欧米では防災訓練はありますが、それだけではありません!

なんと、学校内に侵入した不審者や犯罪者から身を守るための「防犯訓練」も実施されているんです。

「ロックダウンドリル」と呼ばれるこの防犯訓練。教室など、鍵のかかる部屋に身を潜め、助けが来るまで静かに待つというもので、銃社会アメリカはもちろん、カナダやオーストラリア、イギリスなどでも一般的に行われています。

多くの国において、地震や津波と言った自然災害の脅威こそ、日本に比べると低くなりますが、欧米諸国の犯罪率はいずれも日本より高め。日本の治安の良さは世界一ですもんね。

ロックダウンドリルを行うたびに、日本のような治安の良い国に住んでいる訳ではないんだな、と痛感します。

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学校内での盗難は盗られた人の自己責任

学校内で盗難が起きたら、日本の学校では、先生が盗んだ人に正直に申し出るように促しますよね。そして、盗みは悪いことだと教えてくれると思います。

でも、欧米では、犯人捜しは行わず、盗んだ人を咎めることもありません。それどころか、盗まれた側の落ち度が非難されます。

例えば──

盗まれて困るものを学校に持ってきたから。
記名していなかったから。
盗まれかねない状態で置きっぱなしていたから。

などなど。持ち物の管理はあくまで自己責任が問われるのです。

正直、日本人の私にはいまだに馴染めない考え方です。いくら記名していても、防げない盗難もあるでしょうし、盗った側も、咎められないのをいいことに、さらなる盗難を重ねるかもしれません。まるで、盗ったもの勝ち、ですよね。

下記記事で、実際にあった事例や、先生ですら盗難にあうという事例をご紹介しています。良かったら合わせてご覧ください。

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学校内の怪我は学校の責任

学校の盗難とともに、異文化であることを強く感じるのが、「学校内の怪我」に対する考え方です。

学校内で子供が誰かに怪我をさせてしまった場合、日本では『子供の行動は親の責任』でもあるとし、菓子折りを持って謝罪に出向いたり、医療費の負担を申し出たりもしますよね。

でも、欧米の学校では、子供が誰かに大怪我をさせられても、校長先生からの謝罪はあっても、相手の親からは謝罪すらないこともあります。むしろ、加害者側の名前すら教えないポリシーの学校も多いです。(結局、子供から聞くんですが。。。)

というのも、学校には安全な環境を提供する監督責任があるため、学校内で起きた事件は学校の落ち度と考えられているから。親の責任はあまり問われません。

また、学校側の責任が強く問われるために、学校側はトラブルを未然に防ごうと、厳しい対応を取りがちです。小学校でも自宅謹慎処分がありますし、暴力行為が続いている子供がいたら、休み時間は別行動にさせることもあります。

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以上、日本にはない欧米の小学校の制度や習慣をご紹介しました。

日本の学校にも、欧米の学校にも、それぞれの良さがありますよね。個人的には、カナダの学校には掃除の時間やプールがないことなどが残念ですが、プレゼンする機会が多かったり、合同クラスがあることのは素晴らしいことだと思います。

良いとこどりした学校があればいいんですけどね。でも、掃除の時間は海外でも高く評価されていますし、欧米でも取り入れる学校も出てくるのでは?なんて期待してしまいます。

長い記事になりましたが、最後までお読みいただき、どうもありがとうございました!

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