アメリカとカナダの「布おむつ」の始め方を徹底解説!日本より簡単で便利ですよ~♪

更新 | 2016-02-24公開

娘が生後4ヶ月になった頃から、布おむつを使い始めました。

息子は「日本」の布おむつで育ち、娘は「カナダ」の布おむつで育っています。日本とカナダ(実際はアメリカ製が多い)、両方の製品を使い比べてみて思うのは、カナダのほうが値段は高めだけど、便利だし、使いやすい!

ただ、布おむつの種類が日本とは違っていて、私自身、戸惑うことが多かったので、アメリカ・カナダの布おむつの種類や使い方、お手入れ方法などをまとめてみたいと思います。

なお、布おむつを使う良さなどは以前の記事に書いているので、よかったらこちらもご覧ください。

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アメリカ・カナダの布おむつの種類

英語で布おむつは「Cloth Diapers(クローズダイパー)」。アメリカ・カナダの布おむつの種類はだいたい下記4つに分類されると思います。

  • All in One
  • Pocket Diaper
  • All in Two
  • Prefold

この4つのタイプを詳しく見ていくと・・。

①おむつも、カバーも一体型:「All in One

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出典元:GroVia

All in Oneは「AIO」とも略されます。このタイプは「おむつ」と「カバー」が一体化しているので、紙おむつと同じ感覚で使えます。

これはかなり手軽。ただ、おしっこの度に交換が必要なので、かなりの枚数を用意しておく必要があります。そして値段も高い。便利と言えど、コストパフォーマンスが悪いです。

また、お洗濯しても、中までしっかり乾きにくいのも難点。ただ、最近のAll in onesは、上記画像のように、乾きやすさを考慮して設計されているものが多いです。

【長所】一番手軽!

【短所】値段が高い、洗濯量が多い、物によっては乾きにくい

 

「Thirsties」というメーカーの商品も↓、おむつがカバー本体に縫い付けられているものの、片側しか縫われていないので、乾きやすいです。

Thirsties Snap One Size All in One, Woodland

②インサートをポケットの中に入れる:「Pocket Diaper

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背中側にポケットが付いているので、ここからインサートを中にいれて使います。アメリカやカナダでは、これが最も一般的な布おむつだと思います。販売数も多く、上記All in Oneに比べると、価格も低め。

また、カバーとおむつが分かれている分、洗濯しても乾きやすいです。おむつをポケットの中に入れるのが多少手間ではありますが、セットしてしまえば、ズレないし、紙おむつのように手軽に使えます。

しかし!

おむつを中に入れてしまうと、先ほどのAll in Oneタイプと同様に、おしっこの度に全交換となってしまうので、ある程度の枚数が必要に。そこで、おむつを中に入れるのではなく、カバーの上におむつを載せて使う人も多く、私もそうしてます。

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おむつを上に載せて使う場合、セットで付いてくる成形おむつ以外にも、後ほど紹介する「Prefold」という、いわば、さらしで作られた日本の「輪おむつ」のようなものを載せて使うこともできます。

【長所】All in oneより安価、インサートだけ追加購入可能、好みの使い方ができる

【短所】おむつのセットが少し手間

 

通常、おむつカバーとインサート(成形おむつ)が下記のようにセットで販売されています。

③インサートが固定できる:「All in two

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出典元:Diaper Junction

All in two(AI2)このタイプは、インサート(成形おむつ)を中に入れず、カバーの上に置いて使います。

おしっこをしても、おむつだけ交換すればよいので、洗濯物が減ります。「Pocket Diaper」でも、同じような使い方ができると紹介しましたが、違っている点は、「All in two」だと、おむつとカバーがスナップボタンなどでくっ付けられるようになっていること!そのため、激しく動いても、おむつがずれることがなくて安心です。

ただ、スナップボタンでくっ付けるためには、洗い替えの成形おむつは、専用のものを購入しなければなりません。専用おむつは通常のおむつより、多少値段が高くなるのがネックです。

【長所】洗濯量が減る、動いてもずれにくい

【短所】成型おむつは専用のものが必要、Pocket Diaperより値段が高め

 

下記の「Best Bottom」のTwo in Oneは簡単に取り付けられて、インサートの吸収性が良いと、評判が高いです。

④低価格で吸収性も高い:「Prefold

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これは、昔ながらの布おむつという感じ。

「Prefold(プレフォールド)」は、日本の輪おむつと似ていますが、名前の通り、「あらかじめ折りたたまれた状態」で縫合されています。輪おむつの使い方と同じように、おむつカバーの上にPrefoldを載せて使います。

Prefoldは、インサート(成形おむつ)より、比較的低価格なので、この種類でそろえるのが一番お手軽ともいえます。

機能的な面でいうと、成形おむつに比べるとPrefoldのほうが吸収力が高く、大量のおしっこでも割と安心です。

ただ、予め縫合されている分、洗濯しても乾きにくいのが難点ですし、成型おむつに比べると、おむつを付けるのが多少面倒です。また、インサートよりもかさばる分、ピッタリしたズボンなどは履かせにくくなります。。

【長所】安価、吸収力が高い

【短所】乾きにくい 、おむつを付けるのが面倒、腰回りが大きくなる

Gerber Birdseye 10 Count 3-Ply Prefold Cloth Diapers, White
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