0~3歳向けオススメ英語絵本8選|読みやすくて子供がハマる絵本はコレ!

更新 | 2017-08-31公開

幼児英語教育にとても大切だと言われているのが、赤ちゃんの頃から、できるだけ英語の読み聞かせをしてあげること。お母さんの優しい声で読み聞かせてあげることで、英語がより自然にインプットされていくそうです。

以前の記事「おすすめ英語絵本15選!英語圏の子供が必ず読む定番から最新人気作まで!では、海外で大人気の英語絵本をご紹介しましたが、今回は、対象年齢を赤ちゃんから3歳位までに絞った、読み聞かせ用のおすすめ絵本をご紹介したいと思います。

英語圏で定番の人気絵本の中でも、特に第二外国語としての読み聞かせ」に最適な絵本を選びました。子供たちがハマりやすい絵本ばかりなので、子供英語教育のお供として、ぜひ参考にしてみてくださいね。

赤ちゃん~幼児向けおすすめ英語絵本の基準

今回ご紹介する絵本は、いずれも、世界最大の書評サイト「GoodRead」にてBest Children’s Booksに選ばれているものや、英語圏の赤ちゃんが必ず読む定番絵本です。

ただ、そんな人気定番絵本の中でも、下記の点を重視しています。

  • シンプルなストーリーと英語表現
  • 一方的な読み聞かせにならない仕掛け絵本
  • 日本語環境の我が家でも、子供たちが実際にハマった絵本

シンプルなストーリーと英語表現

英語圏で赤ちゃん~幼児用とされている絵本の中には、案外ストーリーや文章が長いものがあったりします。

もちろん、英語環境で育っている子供であれば、問題なくストーリーが頭に入ると思いますが、親子ともに第二外国語として英語を学ぶ場合、なかなかそうはいきません。どうしても言葉が分からなくて、右から左になりがち。

そのため、幼児用の本の中でも、ストーリーも、英語表現も、簡単で分かりやすいものを選びました。

でも、日本語の絵本でもそうですが、小さな子供って、シンプルで繰り返しが多い内容ほど、ハマりやすく、何度も読みたがるんですよね。内容が分かりやすいうえに、子供がハマりやすいとなると、英語の読み聞かせには持ってこいです。

一方通行の読み聞かせにならない絵本

上記と似ている理由ですが、英語が右から左にならないように、できるだけ仕掛けがあったり、子供が手で触って遊べるような、一方通行の読み聞かせにならない本を選びました。

子供が取っつきやすいだけでなく、視覚や触覚などからも、より英語が理解しやすくなると思います。

我が家の子供たちが実際にハマった絵本

そして最終的な基準は、実際にうちの息子&娘たちがハマったかどうか(笑)

カナダに住んでいようとも、日本人夫婦、家庭内は完全日本語の我が家です。そんな日本語環境で育った子供たちでも、無理なく取り入れやすかったものを選んでみました。

0歳~3歳のおすすめ英語絵本

ではいざ、おすすめの絵本をご紹介です!

ALPHA BLOCK

まずは基本のABCアルファベットの絵本から。

アルファベットの絵本は数多く発行されており、我が家も色々読み聞かせていますが、中でもこれが一番おすすめ。出てくる単語はいずれも身近で簡単なものばかりですし、ページがアルファベットの形になっていて、アルファベットの形を覚えやすいのも◎。

また、子供にとっては、「A is for…」と溜めて、ページをめくってからの、「Apple!!」がとても楽しいみたいです。チラリと後ろに見える絵が子供の好奇心を掻き立ててくれます。

繰り返し読み聞かせていると、うちの子供も、「Apple!」、「Moon!」と、単語を答えてくれるようになりました。

Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?

「Brown Bear, Brown Bear, What do you see?」はもう説明不要なくらい、幼児向け絵本の鉄板ですよね。

子供の興味を引く鮮やかな色使いや、リズム感のある英語表現がとても魅力的な絵本です。繰り返し表現ばかりなので、子供も簡単に英文を覚えてしまいますよ。息子が通っていたカナダの学校では、幼稚園年長さんの時に教材としても使われていて、みんなで暗唱していました。

「Brown Bear…」には、「Panda Bear…」や「Polar Bear…」、「Baby Bear…」など、シリーズ本が発行されています。brown Bearにハマったお子さんは、ぜひ他の作品も試してみてくださいね。

ただ、「Brown Bear…」では、「I see a red bird looking at me.」と、すべてが「Looking」という動詞を使っているのに対し、「Brown Bear…」以外の本では、「I see a green sea turtle swimming by me」など、動物ごとに色々な動詞が使われています。出てくる動物の名前も少し難しくなるので、brown Bearに慣れてきた頃に読み聞かせてあげるのがちょうど良いと思います。

Dear Zoo

Dear Zooは英語圏ではとても有名なロングセラー絵本です。

ストーリは、動物園にペットを送ってほしいと手紙を書くと、ライオンやキリン、ヘビなどの動物が届くというもの。Dear Zooには何冊か種類があるのですが、なかでも、この赤い表紙の「Dear Zoo Animal Shapes」は、ページがそれぞれ動物の形になっているのと、英語表現がとても簡単なのが特徴です。

「Elephant」→「Too Big!」、「Giraffe」→「Too Tall」など、文章ではなく、単語で描写されているので、子供でもリピートしやすくなっています。英語に慣れていない時期に最初に読む本としておすすめ。また、Big、Tall、Fierce、Naughtyなどなど、それぞれの動物の特徴を表すような形容詞が出てくるので、単語の意味も理解しやすいと思います。

Toot / Potty

作者Leslie Patricelliの赤ちゃん絵本は、30冊近く発行されている超大人気シリーズ。

色調のはっきりした分かりやすい絵と、シンプルな文章が特徴で、内容も幼児が興味を引くものばかり。どの本もおすすめなのですが、特に、「Toot」と「Potty」は子供が大好きな内容だと思います。

「Toot」のほうは、Toot=おならがテーマ。電車の音のようなToot、長ーーいToot、短いTootなどなど、赤ちゃんがいろんな『Toot』を発見していきます。なんなんでしょう、こういう内容、子供って大好きですよね(笑)

もう一冊、「Potty」のほうは、オムツを卒業しようとする赤ちゃんのお話。「オムツにはしたくないな」「動物はどうしているのかな?」と色々考えた末に、最後には決意しておまるに座ってみるのですが、その姿がかわいくて、面白くて、読んでいる子供も夢中になるみたい。

これを読むと、トレイトレーニングに積極的になってくれる赤ちゃんが続出するという、親にはありがたい一冊です(笑)

That’s not my panda…

「That’s not my …」のシリーズ本は、実際に触って楽しめる仕掛け絵本になっていて、英語圏では赤ちゃん時代に必ず読む定番絵本です。英語表現は下記のようなお決まりのパターン。

That’s not my panda. Its ears are too fluffy. (ぼくのパンダじゃないよ。耳がフワフワしすぎ。)
That’s not my panda. Its nose is too bumpy. (ぼくのパンダじゃないよ。鼻がゴツゴツしすぎ。)

繰り返しが多いので、とても覚えやすいですし、パーツの英単語や色々な形容詞を、実際に触りながら楽しく覚えていけますよ。

Panda以外には、That’s not my pirate, That’s not my owl, That’s not my trainなどなど、現在25種類ほど発行されています。お子さんの好きな動物や乗り物を選んであげると、より興味を引くことが出来ると思います。

Run Home, Little mouse

これは割と新しい本なのですが、ハマる子続出の人気絵本!Amazonなどでも高い評価がついています。ストーリーは、ネズミが薄暗い森を抜けて家に帰る途中、色んな動物に出会うというもの。最初に動物の目だけが見える仕掛けになっているので、何の動物が隠れているのか、ページをめくるのが楽しくなっています。

英語表現は下記の繰り返しがほとんど。

Look up, Little mouse! It’s…
…an own! Run home, Little Mouse, as fast as you can!

Be careful, Little Mouse! It’s…
…a cat! Run home, Little Mouse, as fast as you can!

この本はうちの娘の一番大好きな絵本で、個人的に一番おすすめ。赤ちゃんの頃から、「It’s…」と長めに溜めてから、パッとページをめくって「a cat!」と読むと、キャッキャッと大喜び。何度も繰り返し読んでいるので、2歳になった今では、出てくる英文も自分で言えるくらいになりました。

Baby Cheep! Cheep!

こちらは色々な動物が出来て、鳴き声を真似しながら読める絵本です。仕掛け絵本ではありませんが、子供も一緒に参加しながら読める内容になっています。

他にもいくつかシリーズがあり、色んな乗り物が出てくる「Baby Go! Go! Go!」や、動物の動きを真似する「Baby Roar! Roar!」などがあります。うちの子供は動物の鳴き真似するのが楽しいみたいで、一番好きなのがこのBaby Cheep! Cheep!でした。

動物の名前や鳴き声を楽しく覚えられるので、特に動物に興味がある時期にはおすすめです。

Where’s Bear?

こちらは仲良しのクマのBearとウサギのHareの人気シリーズ「Bear and Hare」の中の一冊。2匹がかくれんぼをして遊ぶお話です。

仕掛け絵本ではありませんが、一緒に1~10をカウントしたり、「There!(み~つけた)」と叫んだり、小さな子供でも楽しめる内容です。同シリーズの中では、英文も単語もシンプルで、読みやすい&子供も真似して言いやすい点でもおすすめ。

まとめ

以上、赤ちゃんから幼児向けのおすすめ英語絵本をご紹介しました。

英語圏で人気のある本の中でも、英語に慣れていないお子さんでも取り入れやすい、シンプルな内容&英語表現のものを選んでみました。我が家の子供たちの好みも入ってはいますが、、、皆様もお気に入りの一冊が見つかると嬉しいです。

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