みなさま、こんにちは。小さい頃からやけに所帯染みていて、生活の知恵やインテリアが大好き。中学生の頃の愛読書は「素敵な奥さん」と「私の部屋」だったハピバナです。
3年前にカナダに移住してみると、まぁ、さすがオシャレ文化の漂う欧米。素敵すぎる住宅や、センスある飾り付けの家ばかりで、もうキュンキュンしまくり。
中には、外国の広い家だからこそできる、おしゃれな間取りや内装もありますが、日本の住宅でも取り入れやすいアイデアもけっこうあります!今回は日本のインテリア好き、住宅好きな方にぜひともオススメしたい欧米住宅のおしゃれで便利なポイントをご紹介したいと思います。
この記事の目次
キッチンの作業台が広い
まずは、女性にとっては家の中心的存在となるキッチンから。
欧米の住宅は写真のように、作業台として使える面積がかなり広く作られています。そしてその上には収納棚が取り付けられているため、作業スペースを確保しながらも、収納も充実。複数人で料理や片付けを同時進行できるので、かなり使いやすいです。
日本でもこのタイプの作りのキッチンもありますが、どちらかというと、この写真のように、ただの壁となっている家が多い印象です。
このスペースに冷蔵庫、そして、食器棚を置くように設計されてはいますが、キッチンと同じデザインで作り付けの棚を設置したほうがデザインも綺麗にまとまります。
冷蔵庫上の収納棚
これはアメリカやカナダなどの住宅の天井高が日本より30~50cmほど高いことも関係していますが、冷蔵庫の上にも必ずと言っていいほど、収納棚が取り付けられています。
たかが収納棚一つですが、普段あまり使わないものなどを収納しておけるので、これがけっこう便利ですし、キッチンに一体感も出ます。
バックスプラッシュにもこだわる
また、キッチンの作業台と収納棚の間のことを、欧米では「バックスプラッシュ」と呼びますが、このバックスプラッシュもおしゃれなタイルで飾り付けます。
こんな細部までこだわりぬくのがすごいですよね!でも、この細部のこだわりが、あるとないとでは、キッチンのオシャレ具合が全然違う!ゴージャスに見える秘訣です。
日本も昔はキッチンの壁はタイル張りでしたが、最近はめっきり、ツルツルした光沢ある素材のキッチンパネルが使われています。日本の我が家もそうだったんですが、確かに、掃除がしやすくて便利。でも、やっぱりチープさが漂うし、決しておしゃれではない・・。
今はOxyCleanとか、頑固汚れが簡単に落ちる洗剤も多いですし、思い切って、タイル張りのキッチンにしてみるのもおすすめです。
カウンター付きキッチン
欧米の住宅では、バーカウンターがあるキッチンが増えてきています。カウンターには椅子をおき、朝食や軽食を取るのに使われています。
現在の我が家にもこのバーカウンターがあります。「ダイニングテーブルもあるのに、このスペースって必要!?」と懐疑的だった私ですが、いざ椅子を置いて使ってみると、本当ーーに便利!
食事を出しやすい、片付けやすいのはもちろんですが、料理しながら子どもの宿題を見ることもできます。夫もここで仕事をすることがあり、家族ともコミュニケーションが取りやすくなりました。
また、人が遊びに来てくれた時は、お茶を入れたり、おやつを出したり、何かとキッチンに立つことが多くなりますが、私はお店の店主のようにキッチン側に座り、お客さんにはカウンターに座っていてもらうのがお互いに心地よい!話題を中断することもないので、えんえんと話が弾みます。
日本も対面キッチンが多くなっていますし、もしスペースが許すなら、ぜひこのバーカウンターも取り入れて欲しいアイテムです。
一面だけ絵柄入りの壁紙
私が欧米の家で惚れ惚れするものの一つが、ベッドルームやリビングなどの部屋の壁。一面だけ壁の色を変えるのはもちろんですが、このように絵柄入りの壁紙を一面に加えるだけで、かなりおしゃれに。
さらにゴージャスにタイルや石、木材などを貼っているお家もありますが、壁紙でも十分かわいい!最近では、日本のメーカーからも、綺麗に剥がせる壁紙も種類豊富に発売されているので、賃貸住宅でも取り入れられるアイデアです。
あと、部屋に限らず、トイレなどにもおすすめ。壁紙を貼る面積も少ないので、まずは手始めにトイレから挑戦してみてはいかがでしょうか!?
おしゃれな洗面台
洗面台もやっぱりおしゃれ。日本のユニットタイプの洗面台と違って、三面鏡や鏡の裏の収納スペースはありませんが、見た目の軍配は断然こちら。歯ブラシの収納も、おしゃれな歯ブラシ立てに入れればOK。
あと、鏡やライトにもこだわれば、いくらでも可愛くなって萌えます。
IKEAなどでもおしゃれな洗面台が売られているので、ユニットタイプの洗面台ではなく、見た目重視の洗面台を取り入れてみるのもおすすめです。
ランドリールーム
欧米の住宅ならではなのがランドリールーム。その名の通り、洗濯機専用の部屋です。
洗濯機のためだけの部屋なんて、贅沢なようにも思えますが、いやいやどうして。騒音を気にせず、いつでも洗濯ができますし、インテリア的にもかなりすっきりします。
また、中にはランドリールームとウォーキングクローゼットがつながった間取りの住宅もあます。こうなると本当に便利!ランドリールームで洗濯&乾燥できた洋服を、そのままクローゼットに収納できるので、面倒な洗濯の家事がかなり時短できますよ。
この辺りは下記の記事でも「ランドリールーム兼ウォークインクローゼット」がどんなに便利か熱弁してます(笑)
洗濯物で消耗するの、さらに止めました。6つの秘訣で洗濯物収納を超効率化!
日本でも洗濯を外に干さない方も増えていますし、もしこれから家を建てる方は、ぜひとも取り入れて欲しいアイデアです。
思い切って壁掛けテレビ
欧米の人たちは、壁に釘やアンカーボルトを刺すことに全く抵抗のない人が多いように思います。きっと、壁も定期的に自分たちでペイントし直すので、壁に穴が開こうが気にしないのでしょう。
絵を飾ったり、飾り棚を設置するのと同じ気軽さで、テレビも壁かけにしています。アメリカでは一般的な住宅の8割が壁掛けにしているそうですよ。
でも、これって、部屋が狭い日本でこそ取り入れるべきアイデアだと思います。テレビ台が要らないので、部屋がすっきり広く感じます。
地震が心配ですが、強度のしっかりした壁掛け専用の金具を使えば、地震でも転倒せず、むしろ地震対策にもなるそうです。壁に穴をあけるのは勇気がいりますが、ここは思い切って壁掛けテレビにしてみてはどうしょうか?
調べてみると、穴をあけずに済む、賃貸住宅向けの金具もあります。
これは本当にすごい。ホッチキスで留められて、跡もほとんど残らないそう。しかも、東日本大震災の強度でも耐震チェック済みと、さすが日本ならではの商品です。
以上、海外のオシャレな住宅の間取りや内装などで、日本でも取り入れられそうなアイデアをご紹介しました。
かなり個人的な好みが反映されていますが(笑)、、これから家を建てる方や、改築やリフォーム、模様替えする方の参考になったら嬉しいです!
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