通学不要のサイバー大学は難しい?1.5年で早期卒業した夫に聞いてみた。学費総額も!

更新 | 2020-04-18公開
63288

夫がサイバー大学を1.5年で卒業しました。

夫はなぜサイバー大学を選んだのか? 卒業は大変だったか? 勉強に費やした時間は? 実際にかかった学費総額は?この記事では、夫のリアルな体験談をご紹介したいと思います。

働きながら大卒を目指した理由

サイバー大学を選ぶ以前に、そもそも、なぜ夫は社会人になってから大学を目指したのか。その理由は、「大卒の壁」でした。

海外の永住権が取得できない

夫は高専卒。高専卒で取れる学位は「準学士」となり、短大卒扱いの学位です。

当時、私たち家族は、カナダとオーストラリアへの移住を目指し、永住権申請を考えていました。でも、この「準学士」ではどうしても申請基準にポイントが足りません。結局、永住権申請は大卒の私がメインとなり申請をしましたが、ここで夫は、人生で初めて「学歴の壁」を強く感じたのです。

また、同時期に、日系企業のアメリカ採用職にも応募していた夫。面接をクリアし、採用も決定したのですが、大卒でないために就労ビザが下りないという事態にもなりました。

海外就職でも苦労する

日本では、学歴と職業が直結していない人も多く、仕事さえできればOKとされていますよね。でも、海外ではそうはいきません。就職や役職などでも、常に学歴が求められます。日本以上に学歴社会なのです。

その後、カナダへの移住が現実味を帯びてきたのですが、夫は、今後海外で働くにあたり、学歴の壁をとっぱらおうと決意。会社勤めをしながら、通信制の大学に進学し、学位を取得することにしたのです。

サイバー大学とは

学位を取得するにあたり、夫が選んだのはサイバー大学でした。

ご存じ、ソフトバンクの子会社が設立した通信制の大学です。ソフトバンクが作っただけあって、学部は「IT総合学部」のみ。ITに特化した大学です。IT総合学部の中で、テクノロジーコース、ビジネスコース、ITコミュニケーションコースの3つに分かれています。

なによりの特徴が、全講義をインターネットを通じて行っており、一度も通学することなく学士号が取得できます。

通信制大学は数多くあれど、一度も通学を必要としないというのは、ごく一部。ほとんどの通信制大学は、年に1~2回、2週間程度のスクーリングが必要です。働いている人にとっては、何度も会社を休まねばならず、とても難しい条件ですよね・・。

しかし、サイバー大学であれば、完全にスクーリングなし。例え、海外に住んでいたとしても卒業可能なのです。

夫がサイバー大学を選んだ理由

夫がサイバー大学を選んだ理由は下記の通りです。

  • 学部が希望にあっていた
  • 海外からも受講可能
  • スクーリング(通学しての授業)が一切無い
  • ペースを上げて学習すれば、早期卒業も可能
  • タブレットが無料配布
  • 入学金が無料だった(キャンペーン期間中のため)
  • 授業料が安い

通信制の大学はいくつもありますが、IT 系で海外からも受講が可能、かつ、スクーリングが無いのはサイバー大学だけでした。その他にも、授業料が手頃で、入学金も不要、タブレットも無料貸与など、かなり良い条件がそろっていました。

また、早期卒業ができる点も良かったです。

私の場合、高専の単位が認められ、3年次入学ができました。通常だと卒業まで2年かかりますが、早期卒業制度を利用すれば、1年半で卒業できるという制度です。これがやる気につながりました。その分、勉強時間が増えて大変ですが、一日も早く学士号を取りたいという希望に叶っていました。

カナダに移住する可能性があったので、海外からも受講可能な点も決め手でした。実際に、75% は国内で受講し、残り25%はカナダに移住後に消化して、無事に卒業しました。

通信制大学は卒業が難しい?夫に聞いてみた。

夫はサイバー大学を1.5年で早期卒業しました。しかも、卒業時には「成績優秀者」として表彰され、本人もビックリ。通信制大学は継続が難しいというイメージがありましたが、実際のところどうなのでしょう?

卒業は難しかった?

そんなに難しいとは感じませんでした。

社会人になってからの大学入学であれば、科目に関連する知識がある方が多いと思います。例えば、サイバー大学の場合、IT系の仕事をしていたり、ITの知識があれば、簡単に感じると思います。私自身、IT業界の経験が15年あったので、内容はほぼ知っているものばかり。難しいと感じたのは数学の授業のみでした。

ただ、科目の範囲は広め。ネットワーク、Web系からプログラミングまで。自分の専門分野外は少し苦労しました。

必須科目は受講せざるを得ませんが、選択科目は「単位数」と「難しさ」を考慮して選ぶことができます。単純に卒業目標であれば、簡単な科目、自分の得意科目を取れば、楽になると思います。

あと、サイバー大学には、資格試験での単位認定制度もあります。この制度のおかげで、受講科目を減らすことができ、ずいぶん楽になりました。

例えば、必須科目になっている英語も、TOEICやIELTSなどの資格試験で高得点を取っていれば、単位認定(=科目受講が免除)されます。私はTOEICで825点を取得したので、必須の英語6科目が全て免除になりました。英語以外にも、ネットワークスペシャリストなどのIT系の資格でも単位認定があります。

 

私自身、夫が仕事に追われつつも、IELTSの勉強、そしてこのサイバー大学の授業や試験をこなしていた姿を、日々、傍から見ていたわけですが、夫が苦労して、もがいているような印象は受けませんでした。本人も言っていますが、授業の内容的には、仕事の延長で受講しているという感じだったようです。

テストや課題は簡単?

課題は、科目によっては時間がかかりましたが、授業内容を理解していれば、こなせるものばかりでした。テストも、普通に科目の勉強をしていれば、難しくはありません。

しかも、テスト受講中は、授業で使った資料などを全て見ることができます。全体的な内容さえ理解しておけば、細かい部分や、分からない部分などは資料をチェックしながら解答できるので、これはかなり助かりました。

小テストは試験前だけの顔認証でしたが、期末テストなどは、テスト受講中は常にカメラの顔認証したまま受けるので、一人で部屋にこもって受ける必要がありました。

 

顔認証中に、他の人がカメラに写ってしまったら、即アウト!そのため、夫がテストを受ける際は、私と子供は必ず外に出かけるようにしていました。

1週間あたりの平均勉強時間は?

一週間の勉強時間は、8~10時間くらい。

平日は片道1.5時間の通勤時間を活用していました。時々、平日にこなせなかった分を、休日に消化することもありました。期末テスト期間中は、過去の資料を見直したり、多少勉強時間が増えました。

勉強時間が長めですが、これは通常2年のところを、1.5年で早期卒業するために、科目を多く取っていたからです。早期卒業を目指さなければ、勉強時間はもっと減らせると思います。

サイバー大学はタブレットやスマホでも学習できるので、電車の中や、空き時間などに、気軽に学習しやすかったので助かりました。

 

夫はキャンペーンで無料配布されたタブレットを使い、通勤時間だけで勉強していたようです。家でも大学の勉強をしていたのは、試験期間中くらい。試験期間以外は、休日は家族の時間をしっかり取ってくれたので、助かりました。

サイバー大学の授業料

サイバー大学での学位取得には、最低124単位が必要です。授業料は、1単位21,000円と非常にシンプル、かつ、お手頃。実際の授業料を計算してみると───

最終学歴が高校の場合
最終学歴が高校の場合、必要な学費は、124単位 x 21,000円で、卒業までに2,604,000円かかることになります。この費用は国立大学に通う4年間の総額よりも断然安いです。

 

最終学歴が短大、大学の場合
他の大学や短大などを卒業している場合、単位認定制度で必要な単位数が減り、費用がぐっと抑えられます。入学を決める前に、過去に取得した単位がどれくらい認めてもらえるか判定してくれるので、大まかな費用を把握することができます。

 

高専卒の夫の場合。学費総額は約99万円

夫が実際に支払った学費総額は、ずばり、98万7千円でした。これは国立大学への3年次編入よりも安いくらい。100万円弱で大卒扱いになり、今後の就職活動や役職においても優位になると思えば、安い投資だと思えます。

内訳を詳しく紹介します。

授業料=903,000円

夫は最終的に126単位取得して卒業しましたが、単位認定や免除があったため、実際に支払った単位数は43単位分で、90万3千円分でした。

単位数
卒業までに取得した単位126
高専で認定された単位-68
英語科目の免除(Toeicスコア)-12
成績優秀者向け授業料免除-3
支払った単位数43

43単位 x 21,000円=903,000円

高専の認定単位

夫は高等専門学校の電気工学科を卒業していましたが、高専で取得した68単位が認められました。

英語科目の免除

英語科目は全12単位必要ですが、TOEICなどの資格試験のスコアに応じて免除になります。TOEIC780、TOEFL85、IELTS7、英検1級のいずれかを2年以内に取得していれば、12科目全て免除です。

夫はサイバー大学入学後に、TOEICスコア825が出たので、その時点で免除申請を行い、英語科目が全て免除になりました。外国語12単位分なので、約25万円が免除されたことに。これはかなり大きいですよね。

学業優秀者奨励金

サイバー大学には学業優秀者奨学金制度があり、成績に応じて、授業料が一部免除になります。夫は成績優秀者に選ばれたため、3単位分(=6万3千円分)が免除になりました。より良い成績を出すと、免除数も大きくなります。

授業料以外の費用=84,000円

授業料以外には、学籍管理料(12,000円)、システム利用料(16,000円)が、学期ごとに(年2回)かかります。早期卒業すれば、その分節約できます。

夫は1.5年で卒業したので、それぞれ3回分支払いました。合計84,000円。

ちなみに、夫が取得した科目では、参考書や教科書などの教材購入は一切ありませんでした。つまり、学費総額は、単位数分と、管理料&システム利用料のみ。

入学金は無料

入学金は本来10万円です。でも、早期申し込みキャンペーンで入学金10万円が無料になりました。通常の大学だと、入学金が無料なんてありえないので、とても助かりました。

現在も、申込期間によっては入学金無料となるようなので、期日をチェックしてみてください。

サイバー大学の学位は本当に通用する?

この記事を読んで下さった方から、「サイバー大学の学位は、本当に学士号として通用するの?」と、よく質問を受けます。特に、海外を考えた際に、ビザや就職活動に「Bachelor Degree」として通用するのか、気になる方が多いようです。

答えは、もちろん「YES」。

「Bachelor Degree」として全世界で通用する

夫のレジュメの学歴欄。サイバー大学の学位を記載

サイバー大学の学位は、日本はもちろん、全世界で、学士号「Bachelor Degree」として通用します。

夫のレジュメの学歴欄には「Bachelor of Science in Information Technology」として記載しています。このおかげで、カナダでの就職活動もスムーズになり、希望の会社でやりたい仕事をしています。

もしこれが、高専の準学士(電気工学科)のままだったら?

募集職の最低ラインであるBachelorも持ち合わせておらず、学位も仕事に直結しなかったわけで、今の仕事も書類選考で落ちていたことでしょう。

海外では大学名は関係なし

「サイバー大学」という名前を気にする方もいるかもしれません。

でも、海外に限って言えば、そもそも、日本の大学なんて、どこも無名と同じ。東大ですら、そのレベルを知っている人は少ないです。そんな中で、サイバー大学という名前を理由に、レジュメで書類選考を落とされるはずがないのです。

しかも、移民が多い海外では、世界各国の大学出身者が応募するので、その国で有名な大学や、地元の大学でない限り、採用側も大学名を気にしていません。

むしろ、海外の就職活動では、大学名よりも、「どの分野で、どんな学位を持っているか」が重要視されます。応募職に直結、もしくは、関連した学位を持っていることが大前提だからです。日本のように、文系出身なのに、ITの仕事に就くというのは、まずありえません。

IT系やビジネス系で海外就職、外資系就職を目指すのであれば、大学名にとらわれることなく、ぜひ思いっきりチャレンジしてみてくださいね。

これから通信制大学に入学を考えている方へ

私は入学を考えていた時に、入学相談会に参加しました。

高専の単位はどれくらい認められそうか、どうすれば早期卒業できるか、どれくらい費用がかかりそうかなど、疑問や不安が解消され、入学を具体的に考えられるようになりました。お近くの相談会か、オンライン相談会には、ぜひ参加してみることをおすすめします。

私は永住権申請の際に、学歴の壁にぶちあたり、とても悔しい思いをして、大卒を目指すことにしました。私と同じように、学歴の面で悔しい思いをする方の役に立てたらと思います。何か質問などあれば、ブログ宛てにお気軽にメッセージください。

皆さまも、いい大学が見つかり、目標が達成できるのを祈っています!

 

資料請求はこちらからどうぞ。こちらのキャンペーンで、タブレットも無料プレゼントです!

 

IELTS受験者必見!