先日、Walmartで買い物をしている時に、こんなお菓子を見つけました。
Bugles(ビューグルズ)という名前で、アメリカのメーカーが作っているものなんですが、見た目はそっくりそのまま「とんがりコーン」じゃありませんか!
とんがりコーンのモドキか!?
なんて思いきや、調べてみると、むしろ、ビューグルズのほうが本家本元とのこと。
この記事の目次
日本のとんがりコーンはコピー商品だった!?
ビューグルズはアメリカでは1966年から発売されている超ロングセラーのお菓子です。
シリアルやハーゲンダッツ、ジャイアントグリーンなどを取り扱っている大手食品メーカーのゼネラルミルズ社が作っているんですが、日本のハウス食品がビューグルズの形に惹かれ、ゼネラルミルズ社に技術提携をお願いして発売したそうですよ。
名前からして、当たり前に日本の商品だと思っていましたが、アメリカが元祖だったんですね!
ちなみにこの名前、日本では見た目が「とんがり帽子」に似ているから「とんがりコーン」と名付けられていますが、本家アメリカでは「ラッパ」に似ているということで、ラッパを意味するビューグル(Bugle)と名付けられています。
気になるBuglesの味は?
さて、気になるビューグルズの味はどうなのか。海外在住日本人としては、見た目だけでなく、味もとんがりコーンそのものであってほしい!!
願いを込めて食べてみましたが───
味はまさにとんがりコーンーーー!!
オリジナル味を食べてみたんですが、とんがりコーンの塩味と同じ。いや、ちょっと塩気というか、味が濃い目。でも、「とんがりコーンだよ」、と出されたら、たぶん疑いもしないレベル。
美味しさと懐かしさで、子供たちを差し置いて、バクバクと食べてしまいました(笑)カナダに住んでいてもとんがりコーンが食べられるなんて、幸せだ~♡
定番のコレもできる
もちろん、これもできます!!
魔女ごっこ。
両手にはめて、恐ろしい声で唱えよう。
「ケッケッケッケ」
我が家の子供たちも魔女ごっこに大喜び。
でも、アメリカ版は日本のとんがりコーンよりもサイズが少し小さめ。大人だと、指先にほんの少し入るくらいです。魔女ごっこは子供限定の遊びということでしょう。
北米版ビューグルズの味は4種類
現在北米で販売されているビューグルズのフレーバーは下記の4種類。
- オリジナル
- ナチョチーズ
- チョコレートピーナツバター
- キャラメル
なんと、甘い系もあるじゃないですか!とんがりコーンが甘いだなんて、そんなの邪道じゃ───いや、こちらが本家でした。甘い系、もちろんアリでしょう。
日本のとんがりコーンは焼トウモロコシ味やバターしょう油味など、しょっぱい系が基本だったので、とんがりコーンでさえも異文化を感じてしょうがないです。
我が家の近所のWalmartでは、オリジナルとナチョチーズの2種類だけ取り扱っていました。チーズ味はとんがりコーンぽっさは薄まりますが、強めのチーズにザクザクした触感が美味しくて、リピート買い決定!
日本のとんがりコーンの3倍量
味はほぼとんがりコーンと同じ。一つ一つのサイズはちょっと小さめながら、なんとか指に入る大きさでした。
でも、日本のとんがりコーンと大きく違っているのが、その容量!
日本のとんがりコーンが75g入りと食べきりサイズに対し、こちら───
213g!!
約3倍の大容量。ドーンとファミリーサイズですね。
それでいて、お値段は3ドル弱。セール中なら2ドル位で買えます。なんてお得なんでしょう!これに慣れてしまうと、もう日本のとんがりコーンに戻れないかも・・。
美味しいし、大量に入っていて安いし、ついつい食べ過ぎてしまうんですが、一袋全部食べたら、1000カロリーとかあって危険!大容量だからって、手放しに喜べませんねぇ・・
世界各国に広がるビューグルズ
ビューグルズは、アメリカだけでなく、カナダや中南米、サウジアラビアなどでも売られています。
カナダでは2008年にビューグルズの販売が中止されていましたが、Facebookで復活を願う声が高まったことで、2012年から販売再開されたそうですよ。カナダに移住した身として、その当時声を上げてくれた人たちに拍手を送りたい!!
その他にも、イギリス、フランスなどヨーロッパ各国や韓国、中国、タイなどでも、提携した現地の会社から発売されています。
日本の「とんがりコーン」のように、名前が違っていることもありますが、パクリではなく、本家からの提携商品なので、味は問題なし、なはず。
地域毎に色々なフレーバーがあるので、旅行先で見つけたらぜひ試してみたいですね!特に中国ではフレーバーの種類が豊富で、ケチャップやキムチなど、15種類以上のフレーバーがあるそうです。
まとめ
以上、とんがりコーンの本家「Bugles」のご紹介でした!
味もほぼとんがりコーンと同じ。
というわけで───
とんがりコーンは日本から取り寄せる必要なし。むしろ、海外に行った時にはお土産としてもおすすめ!
現地の珍しいフレーバーを買ってみる、日本のとんがりコーンと食べ比べてみる、なんていうのも面白そうです。