チェック(小切手)の入金、まだ銀行に行ってるの?スマホで簡単にできるよ!アメリカ・カナダ在住者必見です!

更新 | 2017-06-06公開

アメリカやカナダでは、アルバイト代などをチェック(小切手)でもらうことも多いと思います。

でも、チェックの入金処理って、ATMで簡単に出来るとは言え、わざわざ銀行に行くのって億劫ですよね。街中どこでもあるコンビニATMに慣れ親しんだ日本人なら、尚のこと。

今回は、いつでもどこでも、スマホで簡単に入金処理ができる「Mobile Deposit(モバイルデポジット)」をご紹介したいと思います。

これを使えば、もう銀行までわざわざ出向く必要もありませんよー!

チェックとは

チェックとは「小切手」のことを言います。

イギリス式に表記すると「Cheque」、アメリカでは「Check」と表記されます。

日本には小切手の習慣はありませんが、欧米社会はチェック文化。アルバイトのお給料、学費、家賃、習い事の費用、デイケア代金、住宅購入時のデポジットなどなど、あげたらキリが無いくらい、色んなものがチェックで支払われています。

スマホで出来るモバイルデポジット

もらったチェックを自分の口座に入金する際、ATMに行って入金(=デポジット)する方も多いと思います。

でも、わざわざATMに行かなくても、スマホで簡単に入金できる方法が、モバイルデポジットです。

モバイルデポジットの入金方法は、銀行のアプリ上で、チェックの写真を取るだけ。いつでも、どこでも入金処理ができるため、ATM入金なんかよりも、よっぽど便利!

アメリカやカナダの銀行のほとんどが、このモバイルデポジットに対応しています。

モバイルデポジットの使い方

では、実際にどのように入金するのか、見ていきましょう。

アプリをダウンロード

モバイルデポジットを行うには、まず、銀行のアプリをダウンロードする必要があります。

と言っても、モバイルデポジット専用のアプリではなく、銀行のオンラインバンキング用のアプリと同じです。すでにオンラインバンキング用アプリを使っている方は、ダウンロード不要です。

チェックの裏側にサインする

換金するチェックの裏側のEndorsementの欄に、上記のように「For deposit only」という文言と、自分のサインを記入します。この記載により、このチェックは表面の宛名名義の口座入金のみ可能となります。

モバイルデポジットの処理に裏書を不要としている銀行もありますが、分からない場合は記載しておきましょう。

銀行のアプリにログインし「Deposit」を選択

※ここではTD Bankの画面でご説明しますが、どの銀行のアプリも、基本的な画面や操作は、ほぼ同じです

メニュー名は、銀行によって、「eDeposit」や「Mobile Deposit」など、表記が異なるかもしれません。

入金先、金額を入力し、チェックの写真を撮影する

入金先口座を選択し、チェックに記載されている金額を入力します。そして、チェックの写真を裏表それぞれ撮影します。

なお、写真を撮る際は、白っぽい背景だと読み取りに失敗しやすくなります。チェックと背景のコントラストが際立つように、黒い紙や木の床の上などにチェックを置いて撮影しましょう

Memo欄はオプショナルなので記載は不要ですが、後でデポジットの履歴を見た時に自分で分かるよう、メモ書きしておくと便利です。

後は内容を確認してOKすれば完了。あっという間です!今回の画面操作はTD Bankのものでしたが、他の銀行のアプリでもほとんど同じような流れです。

デポジットしたお金はすぐにはおろせない

ATMでも、モバイルデポジットでも、入金したお金はすぐに口座に反映されるものの、そのお金をおろすことができません

これは、チェック発行者の口座残高不足などで、チェックが利用できない場合に備えて、銀行がホールドポリシーを設けているためです。

銀行のホールド期間はたいてい5営業日ほど。ホールド期間は、モバイルデポジットでも、ATMデポジットでも、同じです。せっかく入金したのに、すぐにお金がおろせないのは不便ですね・・。

ただ、銀行や口座の種類、クレジットヒストリーなどによっては、入金額の一部を即時利用可能としてくれたり、相談ベースで全額利用可能としてくれるケースもあります。すぐにお金が必要な方は、窓口に行って確認してみてくださいね。

モバイルデポジットしたチェックの取り扱い

モバイルデポジットが完了したチェックは、破いて破棄すればOKです。

ただし、手続きがうまく行かない場合もあるので、2週間程度は保持してから破棄しましょう。

モバイルデポジットの手数料

大手銀行を確認する限り、どの銀行も、モバイルデポジットの利用手数料は無料です。いつでも、簡単に利用できる上に、手数料もかからないのは嬉しいですね!

ただし、ATMや窓口でチェックをデポジットする場合と同じく、モバイルデポジットもトランザクションとしてカウントされます。トランザクションの無料回数を超えた場合は、トランザクション費用がかかりますので、ご注意を。

銀行ごとの説明ページへのリンク

最後に、各銀行のモバイルデポジットの説明ページをご紹介です。詳細が知りたい方は下記からご確認ください。

アメリカ:

カナダ:


 

以上、スマホでチェックの入金ができるモバイルデポジットのご紹介でした。いつでも、どこでも、簡単にチェックの入金ができるので、もうATMに駆け込む必要はありませんよ!しかも、手数料も無料と、本当に嬉しいサービスです。お使いの銀行のモバイルアプリをダウンロードして、ぜひ利用してみてくださいね。

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