アメリカ・カナダのチェック(小切手)の作り方。半額以下で作れるお得な方法もご紹介!

更新 | 2017-06-08公開

 

「家賃はチェックで支払ってね!」

チェック文化のカナダでは、こんな要求に出くわす場面も多いもの。でも──

 

チェックで支払おうにも、そもそもチェックってどうやって作るの??

 

前回の記事では、もらったチェックをスマホで簡単に入金する方法をご紹介しましたが、今回はチェックの作り方、そして、チェックを無料、もしくは激安で作れる方法をご紹介です。

関連記事チェック(小切手)の入金、まだ銀行に行ってるの?スマホで簡単にできるよ!

チェックの作り方

まずはごく一般的なチェックの作り方から。チェックは、口座を持っている銀行で簡単に作ることができますよ。

オーダー方法は

  • オンラインバンキング上でオーダーする
  • コールセンターに電話する
  • 銀行窓口でお願いする

主にこの3つの方法です。

ほとんどの銀行でオンライン発注ができるようになっているので、オンラインバンキングにログインして、メニューやサービスの欄にある「Order new cheques」といった項目から発注すればOKです。

また、電話や窓口の場合、「I would like to order personal cheques」と聞けばOKです。

チェックは25枚、50枚、100枚つづりなど、まとまった枚数の単位(チェックブック)で発行してくれるので、必要な枚数をお願いしましょう。

 

また、チェックは即日発行はできず、後日、自宅郵送か、窓口引き渡しになります。銀行によって、1~2週間程度かかるので、急ぎの場合などはご注意ください。

ちなみに、私がアカウントを開いているTD Bank、Scotia Bankいずれも、オンラインバンキング上で簡単にオーダーが可能ですが、TDはオーダーした日から約1週間で自宅郵送、Scotia Bankの場合は約2週間かかりました。

 

Post-dated chequeとは?

家賃や習い事、デイケアの支払いなど、「Post-dated check」で支払いをお願いされることがありますが、使用するのは普通のチェックと全く同じです。

ただし、Dateの項目は「未来の日付」を記入します

未来の日を書くことで、その日が来るまで換金できないチェックとなるため、今後も継続的に発生する料金を支払う時などによく利用されています。

Post-dated-chequeでの支払いをお願いされた際も、この記事でご紹介しているチェックの発行方法でOKです。

意外に高い!チェックの発行手数料

でもね、納得いかないことに、ほとんどの銀行で、チェックの作成は有料なんです!

一体どれくらいかかるのか──?

銀行や口座種類、口座残高、住んでいる地域などにより、金額が異なるため、一概には言えないのですが、アメリカでは大体チェック1枚あたり30~50セント前後。カナダでは1枚1ドル前後が相場です。

実際、私自身カナダのSctotia Bankでチェックブックを作った時も、50枚で55ドルでした。あまりに高くて凹みました・・・。

チェックを無料発行してくれる銀行口座

でも、ご安心を!

銀行や口座の種類によっては、口座作成時にチェックブックが1冊無料でもらえたり、何枚でも無料発行してくれる特典付き口座もあるんです。

そんなお得な口座をいくつかご紹介です。

アメリカ:

Chase Bank「Chase Premier Plus Checking
口座維持手数料25ドル(他の口座と合算して15000ドル以上の残高で無料)、何枚でもチェック発行無料、ATM無料、貸金庫無料など
U.S. Bank 「Platinum Checking Package
口座維持手数料17.95ドル(他の口座と合算して25000ドル以上の残高で無料)、何枚でもチェック発行無料、ATM無料など
Citi Bank 「Citibank Account
口座維持手数料25ドル(他の口座と合算して残高10000ドルで無料)、チェックブック最初の1冊無料、ATM無料など

カナダ:

TD Bank 「All-Inclusive Banking Plan
口座維持手数料29.95ドル(残高5000ドルで無料)、トランザクション無制限、何枚でもチェック発行無料、e-Transfer無料、年会費有料のクレジットカードが無料など
PC Finance「no fee bank account
トランザクション無制限、口座維持手数料無料、何枚でもチェック発行無料など

 

Sctotia Bankのチェック発行代金に痛い思いをした私ですが、、、今はTD BankのAll-Inclusive Banking Planの口座で、無料発行してもらっています。無料で発行してもらえると、気軽にチェック払いが出来て、とてもありがたい!

また、PC Financeは無料で口座が開ける上に、チェックも無料というのは本当に寛大なサービスです。

銀行以外でチェックが激安で作れる?!

もちろん無料発行してくれる口座はありがたいのですが、口座維持手数料、そして、手数料免除となる残高設定が高め・・・。また、無料でチェックを発行してもらうためだけに、わざわざ新しい銀行口座を開くのも面倒なもの。

 

そんな時に利用したいのが、銀行以外のサードパーティーが行っているチェック発行サービスです。なんと、銀行の半額~80%OFFでチェックが作成できるんです!

 

例えば、お馴染みWalmartでも、チェック発行サービスを行っています。お値段は下記の通り──

150枚入りのチェックが送料込み6.46ドルと激安!(残念ながらWalmartのチェックサービスはアメリカのみです)

 

でも、銀行以外が作ったチェックなんて、本当に大丈夫なのかな?!

そんな不安もあると思いますが、もちろん、問題なく使用できます。Walmartのページでも下記のように記載されています。

You can order checks anywhere you choose. Our checks are convenient to order, meet all bank requirements, and are often priced dramatically lower.

銀行にチェックを発注しても、チェックの発行は銀行ではなく、別会社が代行していますし、それなら、自分で安い業者に直接発注したほうが賢明ですね。

 

個人用のチェックが安く作成できる会社をいくつかご紹介です。

アメリカ:

カナダ:

 

アメリカの業者は本当に激安ですね。

アメリカに比べると、カナダは割高に感じますが、それでも銀行で発注すれば50枚で50ドルくらいかかるので、ずいぶんお得と言えます。

 

なお、チェック印刷業者を利用する場合、一点注意なのが──

このように、チェックをオーダーする際に、口座情報、銀行情報など、チェックに印刷する項目を自分で用意する必要があること。

当たり前と言えば、当たり前なのですが、銀行に発注すれば、正確な情報を自動的に用意してくれるので、銀行に比べると、多少は手間が増えてしまいますね。

まとめ

以上、アメリカやカナダでチェックの作り方、お得に作れる方法をご紹介しました。

無料で作れたり、お得に作れるとなると、気軽にチェックで支払いができますよね。私自身、チェックの利用回数が増えた分、ATMに行ってお金を下す回数が激減。

紙のチェックなんて、時代に逆行しているわ、なんて思っていた私ですが、、、チェックのおかげで、とても便利になりました。

みなさまも、チェックを作る際はぜひ無料口座を検討してみたり、激安業者も利用してみてくださいね!

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