子供に優しいカナダ人、社会全体に子育て支援の雰囲気を感じるカナダ社会

昨日、赤ちゃんの娘を連れてお買い物をしていた時、びっくりすることがありました。

レジに並んでる時に、後ろに並んでいるご婦人が、「Awesome!!」「 Beautiful!!」と娘を何度も何度も褒めて？くれていたのですが、レジを終えて、帰ろうとしていると、またそのご婦人が話しかけてくれました。ご婦人は今度孫が産まれるらしくて、孫用にぬいぐるみを買ったそう。

色々立ち話していたのですが、娘をあやしてくれてるうちに、最後になんと、孫用に買っていたぬいぐるみを『もう、これあなた（娘）にあげたくなっちゃった！！あげるわ！』って、本当にくださいました。

え、え、えー？！いいの？！焦りましたが、ご婦人は私のほっぺにチュッして、ハグして、笑顔でまた孫用に同じ商品を買いに店内へと去っていきました。なんという優しいご婦人…

これがもらったぬいぐるみ。オルゴールが入っていて、娘がすやすや眠くなってしまうという効能付本当にステキな贈り物です。きっと、これから生まれるお孫さんも気に入ってくれるんだろうな

カナダでは赤ちゃんを見かけると、気さくに話しかけてくれる人ばかり

ここカナダの田舎町で子育てしていると、見知らぬ人たちが、Beautifulやら、Awesomeやら、Gorgeous!!やら、娘をやたら褒めてくれたり、おめでとうと言ってくれたり、「赤ちゃんのお顔見させてー」とテンション高く近寄ってくれたり、声をかけてくれる方が本当に多いです。大人だけでなく、子ども達も赤ちゃんを見ると「ベイビーー！！」と近づいてきて、可愛がってくれたり

決して、我が娘が飛び抜けて可愛いわけではないです、もちろん。純日本人の我が娘よりも、明らかに欧米人の赤ちゃんのほうが目も大きくてクリクリだし、まさにBeautifulだと思います。周りはオムツのCMに選ばれそうなくらい可愛い赤ちゃんばかりですもん！！

それでも、娘にBeautifulなんて声をかけてくれるカナダ人たち。子どもが大好きで、子どもに優しくしてくれる人がすごく多いのです。

社会全体で子育てを支援している雰囲気があるカナダ

赤ちゃんが大好きな人が多いだけでなく、カナダには社会全体に子どもを受け入れてくれる雰囲気があるように感じます。

ベビーカーでバスに乗っても、いやな顔をされることもないし、むしろ席を譲ってくれる方ばかり。エレベータも同様です。そして、見知らぬ周りの人たちが子どもをあやしてくれるのです。本当にありがたいです。

ここノバスコシアが田舎だから余計かもしれないけど、トロントやモントリオールに遊びに行った時も、同じように娘に優しく声をかけてくれる方が沢山いました。

そういえば、息子を東京で育てていた時は、見知らぬ人が声をかけてくれることって、なかなか無かったな・・。決して、東京の人達が冷たいというわけではないんだろうけど、大都会でみんな忙しいし、単に余裕がないんでしょうね。

日本では、社会が子どもを受け入れてくれているというより、「ベビーカー論争」（混んでいる電車やバス、エレベーターにベビーカーを乗せることに対する賛否）でも表れるように、社会に迷惑をかけないように子育てしなきゃいけない雰囲気もあるというか・・。子どもが電車やデパートなどの公共の場で泣き叫んでしまった時なんか、焦ってばかりでした・・

昨日のご婦人はちょっと特別かもしれないけど、この出来事は改めて、ここノバスコシアの人の温かみ、子どもへのわけ隔てない愛情に触れて、心がジーンとなる出来事でした。子どもに優しい社会に感謝です。

私自身も、周りの子どもたちにもっと気さくに話しかけたり、困っているお母さんがいたらすぐに助けてあげたいなと思います。優しい気持ちが、周りも優しい気持ちにしていく、優しさの伝染ですね😊

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