2016年にトロントに進出したユニクロ。カナダでもユニクロ人気が高まり、現在はトロント、バンクーバーを中心に8店舗も増えていますし、2018年にはオンラインショッピングも始まりました!
今回はトロントのユニクロに訪問してみたので、店舗の様子や、品揃え、価格、サイズの違いなどをレポートをしたいと思います。
この記事の目次
ユニクロ トロント ヨークデールショッピングセンター店
トロント都市圏には2018年現在、UNIQLOは5店舗。
トロントエリアには、ダウンタウンの便利なロケーションにあるイートンセンター店と、郊外の大型ショッピングセンター、ヨークデールショッピングセンター店の2店舗があります。
今回ご紹介するのは、ヨークデールのほう。地下鉄ヨークデール駅から直結ですし、広いモールでゆったりショッピングができるのがありがたい。子連れでも楽々訪問できます。
店内の様子
フロアが2階に分かれていて、とても広々した作り。フロアは下記のように陳列されています。
- 階:メンズ、レディース
- 階:メンズ、レディース、ボトムス、子供服、下着など
それにしても、店内は日本のユニクロそのもの!客層もアジア人が多めなこともあり、まるで日本にいるような感覚になります(笑)しかも、2016年オープン当時よりも、訪れる度に客数が増えていて、ユニクロ人気が高まっているのを実感します。
ではでは、フロアごとに店内の様子や品揃え見てみましょう~
Women’s
まずは、1階と2階にあるレディースコーナーから。
写真左は、ストレッチがしっかり効いたレギンスパンツ。これ、買っている人がとても多かったです。色違いで2本買って行く人も。
実際私も試着してみましたが、確かにめちゃくちゃ履き心地が良いし、足がすらっと見えて良かったー。でも、ふくらはぎが太い私にはどうも似合わず、、、諦めました(泣)
『これぞ日本!』なワイドなパンツも。しかも19.90ドルと安い。こんなの履いている人、あまりカナダでは見たことなかったけど、これから増えるのか?!
このパンツも、日本っぽいーー!と、見ていてテンションが上がりました(笑)
カジュアルだけでなく、きれい目ファッションも品揃え豊富です。
ウルトラライトダウンは99.90ドルでした。
Men’s
続いて、1階と2階にあるメンズコーナーを見ていきます。
ユニクロっぽいですね!カジュアルだけど、こぎれいな感じのアイテムが多かったです。
ウルトラライトダウンのベストは59.90ドルでした。
出た!錦織圭選手の着用モデル!見ている人も多かったです。
ヒートテック、エアリズム、靴下、下着
靴下は3足で12.90ドルです。もっと安く買えるお店もありますが、消臭効果があったりして、品質は良さそう。
ユニクロの代名詞、ヒートテックももちろんあります。2018年現在は、日本と同じように、極暖(Extra Warm)、超極暖(Ultra Warm)の取り扱いもあります。超極暖は29.90ドルと割と高め。
Kids’
キッズコーナーは2階にあります。店内にエレベーターもあるので、ストローラーでも大丈夫。
子供用のヒートテックは、生後12か月サイズから取り揃っていました。
このジャケット、軽くて着やすそうだし、可愛い!サイズは3~。
キッズのレギンスは9.90ドル。日本では790円なので、為替を考えると、日本とあまり変わらない値段設定が嬉しいです。
ただ、デザインはシンプルで、どちらかというと男の子向けぽいものが多いような。女の子っぽいデザインだと、Old Navyのほうがデザインは豊富ですね。
でも、レギンスもサイズ5以上であれば、女の子用のシンプルで可愛いデザインも多かったです。
訪れた時のユニクロはこんな感じ。これ以外にもスポーツウェアコーナーなどもありました。日本と全く同じ、とはいきませんが、十分な品揃えではないでしょうか!?
マーカム、ヴォーン、ミシサガにもオープン
ユニクロはトロント郊外にも進出しています。2018年にはヴォーンミルズアウトレット(Vaughan Mills Outlet)、ミシサガのスクエアワン、マーカムのCFマークビルにオープンしています。
- ヴォーン:Vaughan Mills
- マーカム:CF Markville
- ミシサガ:Square One
ヴォーンミルズに訪れてみたのですが、郊外のモールですし、フロア面積は大きめかなと思いきや、ヨークデールのほうが断然広い&取り扱い商品も多め。
ただ、ヨークデールで売り切れになっていたカラーなどが揃うことが多いので、ミシサガ店やマーカム店と同様に、もしかしたら穴場かもしれません。
価格は日本の3割~8割増し!?
さて、気になるのが価格設定です。
子供服に関しては、先ほどのレギンスのように、日本と同じくらいの価格設定で、お得感があります。カナダでは子供服の値段は安めなので、それに合わせているのかなと思ってみたり。
しかし、大人用となると、トップスもボトムスも、小物類も、総じて、日本より高め。
例えば、同じヒートテックのTシャツを比較してみると。
このように、為替を考慮しても2倍近い値段。ヒートテックのTシャツに20ドルも出すのはちょっと気が引けますね。その他の商品も、物によっては日本よりも3~8割ほど高めでした。
でも、同品質のものをカナダで買おうとすれば、価格はもっと高くなりがち。この値段で、品質の良いものが買えると思えば、やっぱりありがたいですね。
セールを狙えば、安い!
それでも、「その価格は納得いかないよ」という私のような方。ご安心を。
カナダのユニクロも、日本のように週末になればセールを開催していることが多いので、セールで買えば、そこそこ日本と変わらない値段で購入できると思います。
また、セール開始時期以外でも、季節外れ商品や旧商品を中心に、セール販売されています。私の大好きな赤札(笑)
例えば──
この写真の時は、まさに夏の終わり。メンズ、レディース共に、エアリズムが半額の9.90ドルで売られていました。来年用に買っておくのもアリですね!
ベビー用のエアリズムの下着も2枚入りで9.90ドルに。お腹が冷えないタイプが嬉しい。
先ほどご紹介した子供用のレギンスも、別の機会に訪れると7.90ドルまで値下がりしていました。
また、エクストラストレッチジーンズ59.90ドルが、12.90ドルまで値下がりしているのを見つけ、飛びついて買いました(笑)
このように、セール価格になったものは、かなりお得ですよー。
日本と北米、ユニクロサイズ比較
ところで、日本のユニクロと、アメリカ・カナダのユニクロでは、サイズは異なるのでしょうか?トップス、ボトムスそれぞれ比較してみます。
トップス:1サイズ小さめを選ぶべし
上記は、トップスの一例としてレディースのヒートテックのサイズを比較をしたものです。
洋服によってもサイズ設定が多少異なるものの、男女共にトップスは1サイズ小さめを選べばOKそうです。日本のMサイズの方なら、Sサイズを。日本のSサイズの方ならXSをどうぞ。
ただし、袖丈は長めなので、ちょっと手元にタボつきがあるかも。。。
ボトムス:日本のユニクロと同じサイズ
上記はレディースのハイライズワイドジーンズの北米サイズ。他のボトムスも見てみましたが、ジーンズやパンツのサイズは、男女ともに日本のユニクロと共通のようです。
(もともとユニクロのボトムスは、日本の他ブランドに比べると、ジーンズのインチ表記が小さめに設定されています。レディースだと、ウエスト66cmだと一般的に30インチですが、ユニクロでは26インチ。)
ただし、トップスの袖丈が長かったように、ボトムスは股下の長さが数センチ長め。裾上げが必要なケースが多いかもしれません。
まとめ
以上、カナダのトロントにあるユニクロのご紹介&価格設定やサイズ比較をしてみました。
ここまでの情報をまとめると、こんな感じ。
- 品揃え:日本と全く同じではないが、だいたいのものは買える
- 価格:子供服は同じか、少し高い程度。大人服は3-8割ほど高い。週末セールなどを狙うべし。
- サイズ:トップスは1サイズ大きめ。ボトムスは日本のユニクロと同じサイズだが、足はちょっと長め。
ユニクロの店舗に訪れると、満足する買い物が出来るのはもちろんですが、お店に行って「日本」を感じられること自体がとても嬉しくもあります。気になっていたけど、まだ行っていないという方は、ぜひぜひ一度訪れてみてくださいね。
また、2018年にはカナダでもオンラインショッピングが開始されました。ようやくカナダ全土どこでも気軽に購入できるようになったのはとても喜ばしいことです。と同時に、日本企業の活躍が嬉しくもあります。がんばれユニクロ―!
※本記事内のサイズ表記や商品画像は、日米ユニクロ公式ページより引用の上、当方で編集加工いたしました。