1BRが37万円?!バンクーバーすら安く感じる、アメリカで最も家賃が高い都市トップ10

更新 | 2017-04-06公開

 

ニューヨークやサンフランシスコを始め、アメリカ都市部の住宅事情は高騰が続いています。

一体どれくらい高いのか?!

2017年春のデータより、賃貸住宅の家賃を見てみましょう!

アメリカ家賃が高い都市ベスト10

 

 

  1. サンフランシスコ:$3,320
  2. ニューヨーク:$2,940
  3. サンノゼ:$2,260
  4. ボストン:$2,200
  5. オークランド:$2,070
  6. ロサンゼルス:$2,060
  7. ワシントン:$2,040
  8. シアトル:$1,810
  9. マイアミ:$1,800
  10. ホノルル:$1,780

Zumperより引用)

こちらは1ベッドルーム(日本の1LDK相当)の家賃の中央値を示したもの。平均ではなく中央値を取っているので、より現実的な値に近いと言えます。

家族向けではなく、1ベッドルームという一人暮らし用の間取りで、ここまで家賃が高いのは驚愕ですね。

シリコンバレーの家賃が異常に高い

ニューヨークの家賃が高いのは、もはや驚きではありません。

しかし、トップ10にはこれまで家賃が高い都市と言われ続けたシカゴをもはねのけ、アメリカ経済を支えるシリコンバレー3都市(サンフランシスコ、サンノゼ、オークランド)がランクインしています。

特に、1位のサンフランシスコの家賃は、約37万円と異常に高い!上記のデータにはありませんが、2ベッドルームの家賃は$4,430、つまり――、約50万円!?ありえない・・

シリコンバレーにはApple、Google、Facebook、Yahoo!、シスコ、アドビと言った一流IT企業が集結しています。シリコンバレーのシステムエンジニアの平均年収は$130,000(約1500万円!)と、その給与水準は世界一とも言われますが、この家賃の高さを考えると、、、決して裕福に暮らせるというわけではなさそうですね。

カナダの最も家賃が高い都市は?

ちなみに、お隣の国カナダで最も家賃が高い都市は、オーロラで有名なイエローナイフとなっています。上記と同じ間取りの1BR(1LDK)の平均家賃は$1406。世界的にも住宅価格が高いことで有名なバンクーバーでも、1BRの平均家賃は$1,159です。(参考データ:RentSeeker 2017年3月発表分)

もちろん一人暮らし用のワンルームでこの価格なので、これでも十分高い家賃だと言えますが――、アメリカのトップ10のデータを見た後だと、あまりにインパクトに欠けますね。

 

やっぱりアメリカは凄かった・・・

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