ニューヨークやサンフランシスコを始め、アメリカ都市部の住宅事情は高騰が続いています。
一体どれくらい高いのか?!
2017年春のデータより、賃貸住宅の家賃を見てみましょう!
アメリカ家賃が高い都市ベスト10
- サンフランシスコ:$3,320
- ニューヨーク:$2,940
- サンノゼ:$2,260
- ボストン:$2,200
- オークランド:$2,070
- ロサンゼルス:$2,060
- ワシントン:$2,040
- シアトル:$1,810
- マイアミ:$1,800
- ホノルル:$1,780
(Zumperより引用)
こちらは1ベッドルーム(日本の1LDK相当)の家賃の中央値を示したもの。平均ではなく中央値を取っているので、より現実的な値に近いと言えます。
家族向けではなく、1ベッドルームという一人暮らし用の間取りで、ここまで家賃が高いのは驚愕ですね。
シリコンバレーの家賃が異常に高い
ニューヨークの家賃が高いのは、もはや驚きではありません。
しかし、トップ10にはこれまで家賃が高い都市と言われ続けたシカゴをもはねのけ、アメリカ経済を支えるシリコンバレー3都市(サンフランシスコ、サンノゼ、オークランド)がランクインしています。
特に、1位のサンフランシスコの家賃は、約37万円と異常に高い!上記のデータにはありませんが、2ベッドルームの家賃は$4,430、つまり――、約50万円!?ありえない・・
シリコンバレーにはApple、Google、Facebook、Yahoo!、シスコ、アドビと言った一流IT企業が集結しています。シリコンバレーのシステムエンジニアの平均年収は$130,000(約1500万円!)と、その給与水準は世界一とも言われますが、この家賃の高さを考えると、、、決して裕福に暮らせるというわけではなさそうですね。
カナダの最も家賃が高い都市は?
ちなみに、お隣の国カナダで最も家賃が高い都市は、オーロラで有名なイエローナイフとなっています。上記と同じ間取りの1BR(1LDK)の平均家賃は$1406。世界的にも住宅価格が高いことで有名なバンクーバーでも、1BRの平均家賃は$1,159です。(参考データ:RentSeeker 2017年3月発表分)
もちろん一人暮らし用のワンルームでこの価格なので、これでも十分高い家賃だと言えますが――、アメリカのトップ10のデータを見た後だと、あまりにインパクトに欠けますね。
やっぱりアメリカは凄かった・・・