身近に食材溢れすぎ!私がカナダに移住して良かったと思える理由の一つは「豊かな自然の恵み」

| 最終更新日: 2017-03-07
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カナダに移住して約2年が経とうとしている我が家。早いものです。

カナダ移住して良かったなぁと思うことはたくさんありますが、今回はその中でも、『なんてありがたい・・』と思うことの一つ、「身近に溢れる自然の恵み」をご紹介したいと思います。簡単に言ってしまえば、「タダで手に入る食材」ってことですね(笑)

カナダの中でも、田舎の方に引っ越した我が家ですが、本当にここは食材の宝庫なのです!

春になったら、ワラビ、ぜんまい、イタドリ!

雪が解け、春になったら心が弾みます。なぜって、食材の収穫期の訪れですもん!

春の収穫はワラビ、ゼンマイといった「山菜」から始まります。春と言っても、ここカナダ東海岸では6月くらいからですが・・。

ワラビやゼンマイは、そこらじゅうの野山で見つかります。山の中のトレイルなんかに行けば、あちこちに大量に見つかるのですが、身近にある緑豊かな公園の中でも生息していたりします。

そして、ワラビやゼンマイだけでなく、イタドリも見逃せません

イタドリってご存知ですか?地域によっては「スカンポ」などとも呼ばれています。日本でも地域によっては食べる習慣が無いものですが、私の両親はイタドリが大好きで、小さい頃にはよく両親と取りに行ったものです。

Fallopia-japonica(Staude)

出典:wikipedia

驚くことに、ここカナダにはイタドリが大量に!!イタドリこそ、野山に行かなくとも、町中の草むらでさえ、大量に生息しています。うちの父と母が見たら、発狂して喜びそうな光景が広がっています。

むしろ、繁殖力が強すぎて、とても厄介な雑草だそうで・・・。イタドリは皮をむく下処理こそ厄介ですが、炒めても美味しいですし、キムチ合えにしても最高。増えすぎて困る雑草なら、どんどん食べてしまいましょう!

itadori[1]

 

カナダに来ても、小さい頃から味わってきた山菜に出会えるなんてビックリしましたが、ワラビやゼンマイ、そしてイタドリは、カナダ東海岸側だけでなく、カナダ全土に広く生息しているそうです

確かに、先日トロントに行った際も、都心部近くの緑豊かな公園を訪れると、成長したワラビがたくさん自生しているのを見つけましたし、ケベックでもハイウェイ脇などにたくさん見かけました。また、バンクーバー島に住んでいる方からも、わさわさ生えているという情報を伺いました。

カナダだけでなく、アメリカでも気候が似ている地域では生息しているかもしれませんね。野山を訪れた際には下をじっくり見ながら歩いてみてください。すごく怪しいけどw

それにしても、春の収穫物にタケノコがないのが、本当に残念な限りです。冬の厳しい寒さのため、北アメリカには竹やぶがほとんどないそうです。

また、春の山菜ではありませんが、自然の恵みで言うと、今年は「桜の葉」も収穫してみました。なんでも食べるド根性(笑)でも、葉っぱを塩漬けにして作った桜餅は、桜の香りが良くって最高でした!

sakura[1]

夏になったら魚介類にブルーベリーやブラックベリー

夏になると、ますます狩猟採集に忙しくなります。

気候も良くなり、海釣りにはピッタリの季節です。

海に行けば、サバイカが素人でもとても簡単に釣れてしまいますし、岩場ではイシガニが簡単にとれます。また、潮干狩りに行けば、アサリとは種類は違う大きな貝がたくさん!

umi[1]

カナダの中でも、これらは海に面した東海岸ならではですね。BC州のほうだと、取れる魚介類もまた違うのでしょうね。

 

また、草むらに目をやれば、ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーが溢れるように実ります。特にブラックベリーは雑草と言うくらい、そこらじゅうに生えていて、2時間くらいで大きなお鍋一杯分のブラックベリーが採れることも。

berry[1]

あまりにあちらこちらに生えているので、車には常に収穫用バケツを用意しています(笑)いつでも臨戦態勢OK!!買えばとても高い無農薬のベリー系が身近で手に入るなんて、本当に幸せだなと感じます。

秋は・・・キノコ?

秋になると、収穫モードがひと段落。

海釣りは引き続き楽しめますが、冷えとの戦いです。秋と言えど、カナダの秋の朝晩は寒い!

一方、野山ではあまり採れるものがありません。ただ、キノコは豊富に採れる――、らしいです。バンクーバーのほうでは、マツタケも採れると聞いたことがあります。

でも、これは私はまだ未経験。食べれるキノコがどれなのか、素人にはなかなか見分けが難しくて・・。いつか、キノコ狩りもやってみたいなと思います。

日本では、秋になると、クリやアケビ、サルナシなどが採れるようになりますが、残念ながら、私の住んでいる地域ではこれらの植物をまだ見たことがありません。これからも、注意して見てみなきゃー。

ちなみに、Horse chestnuts(ホースチェストナッツ)はそこらに見つかります。街路樹にもなっているくらい。でもこれは食べられない種類で、しかも毒もあるのでご注意を。残念ながら、日本でもおなじみのクリは、自然には自生していないようです。

Aesculus_hippocastanum_fruit

出典:wikipedia

そして、長い冬・・・・・

春、夏、秋と続いた狩猟採集生活も、冬の訪れとともに、幕を閉じます。もう、外に出ても、きょろきょろと下ばかり見て歩く、怪しい人になる必要もありません。

冬の間もアイスフィッシングが楽しめる場所もあるようですが・・・、寒くて私には無理そうです💦

まとめ

以上、私がカナダに来て幸せだなぁと感じることの一つ、豊かな自然の恩恵を受けた「狩猟採集生活」をご紹介しました。

もちろん、日本でも野山に行けば、こういった食材は溢れていますし、気候の穏やかな日本のほうが、もっと種類も豊富かもしれません。ヨモギとかも大好き。

でも、日本に住んでいた時は、その野山が遠くて、なかなか気軽に採れるものではなかったのです。街中には整備された「人口の緑」はあれど、ありのままの自然が極端に少ないんですよね・・。それに土壌や海洋の汚染も気になるところですし・・・

カナダでは、田舎の方はもちろんですが、都会の方でも、自然のままの緑豊かな公園が近くにあったりするので、日本よりも、より身近に自然の恵みが溢れているのではないかと思います。

カナダに来てからというもの、父譲りの狩猟採集本能にさらに火が付き、海や野山に常に目を光らせている今日この頃。ワカメ岩ノリなんかも、これから攻めてみたいところですw