日本の超絶品の味「ごはんですよ」は海苔があれば手作りすることができます。でも、今回はそんな海苔の佃煮に「ひじき」も混ぜて作ってみました。
味は海苔の佃煮。でも、ひじきには鉄分やカルシウム、ミネラルがたっぷり含まれているので、普通の海苔の佃煮よりもグッと栄養価が高くなります。しかも、海苔の使用量を減らせるので、普通に作るより割安なのでお財布にも嬉しい!
手作りといっても、実働15分程度でできる簡単なレシピですよ。
───そもそもなんですが、海苔の佃煮を作ろうと思ったきっかけがありまして。先日、実家から食品がたくさん届いたので、それに合わせて食品棚を整理していたんですが、こんなのが出てきたんです。
きざみのり。おそばやちらし寿司には欠かせませんよね。で、本日は2017年11月13日です。
本日は2017年11月13日・・・
──そういうわけです。
海苔の佃煮は海苔をたくさん使うので、こんな時こそ佃煮作りです。賞味期限の切れて、パリパリ感も風味もへったくれもない海苔だって、佃煮にすれば甦ります。
この記事の目次
材料
材料(出来上がり小ビン1本分)
- ひじき:18g
- 海苔:20g(全形焼のりだと約7枚分)
- 醤油:大6(90cc)
- みりん:大4(60cc)
- 砂糖:大4
- 水:150cc
- 粉末だし:一つまみ
※通常の全形のり1枚は、重さ3gに相当します。
今回は、海苔とひじき1:1の割合で作っていますが、もちろん海苔だけでも作れます。
作り方
ではいざ、作り方をご紹介です。
ひじきを30分以上水に浸す
通常の煮物を作る時よりも、時間を長めに水で戻しておきます。
水でも戻したひじきをフードプロセッサーにかける
滑らかになるまでフードプロセッサーにかけておくと、食べた時の触感が良くなります。フードプロセッサーがない場合は、すり鉢などで潰します。
ひじきと海苔を火にかける
小鍋にひじき、のり、水150ccを入れて火にかけます。全形のりは少しちぎっておくと溶けやすいです。ちなみに、今回作った時はきざみのりが10gしかなかったので、焼きのりも4枚ほど追加しています。
沸騰したら弱火にして5分ほど煮詰めます。
調味料を足して5分ほど煮詰める
砂糖大4、みりん大4、醤油大6の順で加えて、さらに5分ほど煮詰めます。
(お好みで)最後に粉末だしも投入
煮詰めて汁気が無くなったら完成です。このままでも美味しいですが、最後に粉末だしパックを破って、一つまみ入れると風味が良くなります。
佃煮は熱湯消毒したガラス容器に保管
なお、作った佃煮は、熱湯消毒したガラス容器に保管してください。熱湯消毒しておけば2週間は日持ち持ちますよ。2週間以内に食べきれない場合は、冷凍保存も可能です。
味は「ごはんですよ!」ひじき嫌いでも大丈夫♪
さて、ひじきが入っている佃煮ですが、その味はほぼ「ごはんですよ」。
ひじき嫌いな夫も、普通の海苔の佃煮と、ひじき入りの区別が全くつかないらしく、美味しそうに食べてくれます(笑)2歳と7歳の子供たちもご飯がもりもり進みます!
しかも、普通の海苔の佃煮に比べると、栄養価も高くなりますし、保存料なども入っていないので安心です。
ご自宅に賞味期限の切れた海苔、湿気てしまって美味しくない海苔がある時は、ぜひ捨てずに再利用してみてくださいねー。そして、ひじきも入れて栄養価アップです!