サンタは何歳まで信じる?日本とアメリカ統計比較!日本の子供の方が現実的!?

更新 | 2016-11-27公開

クリスマスが近づくと、ワクワクが止まらない我が家の息子6歳!

まだまだ純粋にサンタクロースを信じて、クリスマスプレゼントをこっそり届けてくれるのを楽しみにしています。去年のクリスマスは、夜中、サンタさんの足音が聞こえたそうですよ♡

でも、一体みんな、何歳までサンタさんを信じているんだろう??

そこで今回は、サンタクロースを信じている年齢を、日本とアメリカやカナダで調べてみることにしました。比較してみると、面白い違いがありました!

日本の子供たちは「小学校低学年まで」が大多数

こちらは、アフラックが2012年に調査したデータを元に作成したグラフです。

このデータによると、27.8%が小学1~2年生(6~8歳)までサンタさんを信じていたことになります。そして、小学3~4年(8~10歳)になると、22.9%がまで減少。小学4年生までに、大多数の子供がサンタさんがいないと気付いてしまうのですね。

さらに、中高生にもなると、サンタを信じる子どもはたった3%。確かに、中学生、高校生になってサンタクロースを信じている子って、そうそういないですよね?!納得できる数字です。

でも、一番驚きだったのが、すでに小学校入学前の子供の15.1%が、サンタさんを信じていないということ!早いですね・・。幼稚園や保育園に行っているうちは、100%サンタクロースの存在を信じているものだと思っていました。

また、今まで一度も信じたことがないという子供が、9.4%もいることにも驚きました。ただ、子供に「嘘」を教え込むのは良くないとする人もいますし、クリスマスを祝う家ばかりでもありません。それがこの数に表れているのかもしれませんね。

私自身、サンタさんがいないと気づきいたのは小学1年生の時でした。きっかけは、友達から。「お父さんお母さんがプレゼントを置いてるんだよ」と告げられ、ショックを受けたことをよく覚えています。その友達の影響もあって、1年生の頃にはクラスのほとんどの子が、サンタクロースを信じていませんでした。

まぁ、もう30年も前のことですが…(笑)

アメリカの子供たちは平均で小学3年生まで

こちらは2011年にTHE AP-GfK POLLがアメリカで調査したデータを元に作成したグラフです。カナダのデータは見つからなかったのですが、カナダのニュースサイトなどでも、このデータを元に記事が書かれているので、アメリカもカナダも同じような結果だと思います。

このデータによると、アメリカの子供たちがサンタクロースを信じなくなる年齢は、8歳が一番多くて、18%。日本の学年にすると、小学校2~3年生の時ですね。次に多い年齢が10歳。小学校4~5年生になって、気付く子供が16%です。

また、サンタさんを信じなくなる年齢の平均は8.8歳となっています。日本の学年にすると小学3年生の頃ですね。

驚いたのが、今までサンタを一度も信じたことがない子供が、たった1%という数。日本の9.4%に比べて、ずいぶん少ないですよね!?

日米比較してみると?

日本とアメリカ、2つのデータを比較してみました。これを見ると、全体的にアメリカの子供たちのほうがサンタクロースを信じている時期が長いことが分かりますね。

日本の子供が小学5-6年生の時までサンタを信じていたのは、たった10%だったのに対し、アメリカでは21%と、大きな差です。また、中学生になるまで信じていた子供は、日本が2.9%に対して、アメリカは7%もいます。

アメリカの子供の方がサンタを長く信じている理由

なぜアメリカの子供たちのほうが、サンタを信じている時期が長いのでしょう?私なりに考えてみた理由は──

アメリカの子供たちは精神的自立が遅い?

まず大きな理由の一つは、子供の精神的な年齢や、自立具合、ではないかと思います。

日本では小学校一年生になると、一人で学校に登下校したり、放課後に自由に子供同士で遊んだりしていますよね。日本の子供たちは、子供だけで過ごす時間がとても長いと言えます。

一方、アメリカやカナダの子供たちは、小学校高学年になるまで、一人で外出したり、家で留守番することは禁止されています。何をするにも、どこに行くにも、常に親とセットです。

学校には親の送迎やスクールバスで通います。そして、子供同士の遊びにも、必ず親が付き添います。子供たちの公園遊びにも必ず親が付き添うなんて、日本の感覚からは考えられませんよね。

このように考えると、よっぽど日本の子供のほうが自立していて、精神的に大人びているのかな、と思います。

私自身、息子が4歳の時に、日本からカナダに引っ越しましたが、同世代の子供を比べても、カナダの子供のほうが純粋で、子供っぽさが残っているように感じましたし、純粋にサンタクロースや、歯の妖精(TOOTH FAIRY)など、ことを信じている子供が多いのも、驚きでした。

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サンタに出会う機会がある

2つ目は、サンタに出会える機会があること、ではないでしょうか。

クリスマスが近づくと、街でサンタパレードがあったり、ショッピングモールなどにサンタクロースがやってきてくれます。しかも、本や映画に出てくるような、リアルなサンタが多い!サンタに会えることで、子供たちはよりサンタを信じることができるのだと思います

逆に、そこらかしこにサンタが出現することに、疑問を抱く子もいるかもしれませんが(笑)

また、キリスト教徒が多いアメリカです。サンタクロースを信じる年齢の違いには宗教観も反映しているのかもしれませんね。

まとめ

以上、日本やアメリカの子供たちがサンタクロースを信じていた年齢についてご紹介しました。

まとめてみると───

  • 日本:多くの子供が小学1~2年生の頃にサンタを信じなくなり、中学生以降もサンタを信じる子供は3%しかいない
  • アメリカ:多くの子供が小学3年生の頃にサンタを信じなくなるが、高学年や中学生まで信じている子供も多い

 

このような結果でした!

・・・ちなみに、私自身は、小学1年生の頃に、プレゼントを枕元に置いてくれたのは「お父さん」だったと気づいてしまいましたが、サンタクロースという存在は実在する、と信じたい!

大人になってから読んだ「34丁目の奇跡」という本に、それはそれは感動した私。今でも、一番大好きな本の一つです。映画にもなっていて、クリスマス映画の代表作でもありますよね。

この本を読んで、サンタを信じずに、大人になってしまったことを、すごく後悔したんです。目に見えないから信じないなんて、寂しすぎますね。夢を信じるというのは、本当に大事だな、と。例え、プレゼントを子供に届ける役は「親」だったとしても、「サンタ」という存在までも否定する必要はないですもんね。

そういうわけで、息子にも、夢を信じる心をもって、いつまでサンタクロースを信じていてほしいな、と願います。

みなさんは何歳までサンタを信じていましたか?お子さんはまだサンタを信じていますか??

サンタを信じる気持ちが薄れてしまったお子さんには、この本や映画、本当におすすめです。読み終わった後、心が温かい気持ちでいっぱいになりますよ!

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