レゴ公式本4冊の違いは?アイデアブック、プレイブック、すごいアイデア、365レゴ、買うべきはコレ!

更新 | 2016-11-23公開

レゴの作り方を参考にいたいとき、便利なのが、レゴの参考書。中でも、レゴが公式に発売している本は、とても参考になるものばかりです。

これまでに、作り方や遊び方のアイデアを紹介しているレゴ公式本は全部で4冊発行されています。どれも似たような本に見えるのですが、一体なにがどう違っているのか?

それぞれの本の違いを、扱っているテーマと共に、内容を比較解説したいと思います。

レゴ アイデアブック

  • 飛行機、列車、自動車(いろいろな乗り物)
  • 町や田舎の建物(家、ビル、お店)
  • 地球の外へ(ロケット、スペースシャトル、宇宙人)
  • いにしえの世界へ(お城、昔の武器など)
  • アドベンチャーの世界(海賊、ジャングルなど)
  • 作る&使う(箱やペン立てなど、実用的に使えるもの)
ジャンルが幅広く、基本の1冊。
乗り物系が豊富なので、男の子にはとても嬉しい内容。
他の3冊に比べると、マスタービルダーが作るような大きめの作品が多い
実用的に使えるレゴ作品アイデアがユニーク。

 

下記の記事で詳細ブックレビューを行っています。

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レゴすごいアイデア(LEGO Awesome Ideas)

  • 宇宙(宇宙基地、スペースシップ、宇宙人など)
  • 都市(家、家具、乗り物、庭、農場など)
  • 西部開拓時代(馬車、家、鉱山など)
  • ファンタジーランド(空想の家、花、お城など)
  • 現実世界(道具、食べ物など、本物に似せて作る)
小さめの作品や、特定の部位の作り方のアイデアが多い
説明が細かく、作り方の写真も多いため、初心者でも分かり易い。
アイデアが本当に脱帽!!
女の子も作りたくなるような、可愛いデザインも多い
公式本の中で、個人的にイチオシ!

 

下記記事で詳細ブックレビューを行っています。

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レゴ プレイブック

  • おとぎ話の冒険(お城、巨人、魔法使い、ドラゴンなど)
  • マイクロスケールの世界(ミニチュアの街、ミニチュアの乗り物など)
  • 動物王国(動物、昆虫、海の生物など)
  • 悪霊やゆうれいたち(モンスター、お化け、お化け屋敷)
  • 夢のバケーション(ホテル、ビーチ、スキーなど)
ピース使用数が少なめの、小さな作品が多く、マネしやすい。
作品テーマが絞られている。
おとぎの国や、お化け屋敷、動物園など、特定の世界観を作り出したいときに最適
マイクロスケールで作られた作品が面白い。

 

下記記事にて詳細ブックレビューを行っています。

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著者ダニエル・リプコーウィッツとは?

なお、ここまで紹介した3冊は、LEGO Groupに努めている編集者、ダニエル リプコーウイッツ(Daniel Lipkowitz)が書いた本です。

彼は、レゴの天才というべき人物で、ほとんどのレゴ公式本、Lego Clubで発行されている無料の「Lego Club Magazine」、マスタービルダーアカデミーの向けの「MBA Handbook」などなど、全てが彼によって書かれています。

上記の3冊は、レゴの天才が書いた、アイデアの宝庫とも言えます。

レゴ365のアイデア(365 things to do with LEGO bricks)

  • 動物、生き物
  • 手品、いたずら
  • お化け
  • みんなで遊ぶゲーム、1人で遊ぶゲーム
  • ○○に挑戦!
  • 収納・整理用品
  • フェスティバル
  • パーティの計画
  • レゴで発見
  • 誰かにあげるプレゼント
  • ○○するテクニック
  • 芸術・部屋の飾り
  • パズル
  • 舞台演出
  • マイクロスケール
  • ミニフィグ遊び
  • 写真やビデオ撮影、映画の世界
  • 私のこと
レゴはあくまで道具・ツールとして使って、「遊ぶ」ためのアイデア本。
レゴで作るゲームや、手品、パズルなど、親子や友達と一緒に楽しめる内容が多い。
アイデアの数は365個。毎日レゴで遊ぶためのアイデアが満載。
部屋を飾ったり、収納用品を作るアイデアも豊富。
所要時間15~60分で作れるものばかり。
作り方の説明はほぼ無いが、簡単なアイデアが多く、子供でもマネしやすい。

 

下記記事にて詳細ブックレビューを行っています。

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公式本4冊、おすすめの選び方は?

今回ご紹介した4冊のレゴ公式本。

ご覧いただいたように、4冊を比較すると、アイデアブック、すごいアイデア、プレイブックの3冊の内容は似ていますが、紹介作品のレベル、アイデアの取り入れやすさに違いがあります。また、レゴ365のアイデアは、他の3冊とはコンセプトが異なり、レゴを使って何かをして遊ぶ本になっています。

個人的なオススメの選び方は下記の通り。

  • レゴの天才のように難易度の高い作品を作りたい方や、乗り物好きな男の子には、「アイデアブック
  • ピース数の少ない作品や、特定の世界観を作りたい方には「プレイブック
  • 細かなアイデアを取り入れたい方や、初心者や女の子向けには「すごいアイデア
  • レゴを活用して、いろいろ遊びたい方には「レゴ365のアイデア

 

また、4冊それぞれ、ジャンル分けも少し違っているので、作りたい作品で選ぶものも良いと思います。皆さんにとってのお気に入りの本が見つかりますように!

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