毎年秋になると発売されるレゴ公式ブック。2016年は「365 things to do with LEGO Bricks」というタイトルの本が発売になりました。
※日本語版は「レゴ365のアイデア: アクティビティ ゲーム チャレンジ トリック」という名前で2017年11月発売です。
これまでのレゴ公式本は全て購入している我が家ですが、今回の本は、これまでにない新しいコンセプトで、なかなか遊べる本でした!どんな本なのか、詳しくご紹介したいと思います。
この記事の目次
「365 things to do with LEGO Bricks」ブックレビュー
今までのレゴ公式本とは何が違うのかというと?
コンセプト
「レゴアイデアブック」や「レゴすごいアイデア」、「レゴプレイブック」の3冊が作り方のアイデアを紹介する本だったのに対し、この本は、レゴを使って遊ぼう!生活を楽しもう!という本です。
この本の中では、レゴはあくまで遊ぶための「道具」・「ツール」となります。
取り扱いジャンル
- 動物、生き物
- 手品、いたずら
- お化け
- みんなで遊ぶゲーム、1人で遊ぶゲーム
- ○○に挑戦!
- 収納・整理用品
- フェスティバル
- パーティの計画
- レゴで発見
- 誰かにあげるプレゼント
- ○○するテクニック
- 芸術・部屋の飾り
- パズル
- 舞台演出
- マイクロスケール
- ミニフィグ遊び
- 写真やビデオ撮影、映画の世界
- 私のこと
目次も、このようにレゴを使って行う「アクティビティ」毎に記載されています。
アクティビティは、ゲームやパズルといった遊びを中心に、収納、パーティ、部屋の飾り、人にあげるプレゼントなどなど、幅広いジャンルがあります。
そして、紹介されているアイデアの数は365個。365日、毎日レゴで遊べるというわけですね。
アイデアの難易度
対象年齢が6~9歳となっているだけあって、レゴの天才が作るような、巨大作品や、難しい作品はありません。
アイデア一つ一つに、所要時間の目安が表示されているのですが、15~60分で作れる作品ばかりです。最長でも60分で作れる作品なので、難易度はさほど高くないですね。
アイデアの所要時間を見て、その日の時間の余裕に合わせて、作品を選ぶこともできます。
作り方やパーツの説明は無し
さすがに365個ものアイデアが掲載されているだけあって、一つ一つの作品の作り方は掲載されていません。本文も作り方の説明ではなく、遊び方の説明や、コンセプトの説明ばかり。どのように作るかは、写真から想像しなければいけません。
ただ、対象年齢が6~9歳となっているように、難易度はさほど高くないので、写真を見るだけでも作り方は分かると思います。
それでも、お子さんが低学年のうちは、1人で作れない作品もあるかもしれないので、親子で一緒に作って遊ぶのがおすすめです。
遊び方セレクター&タイマー
こちらの本にはタイマーのようなものが付属しています。
※2017/11/09追記:本のパッケージを見る限り、日本語版にはタイマーは付属しないようです。
「?」マークを押すと、ランダムに数字が選ばれて、今日は何番の作品を作るか、決めてくれます。また、タイマーボタンを押すと、レゴ作品を作るときに使えるタイマーになります。
紹介されているアイデアのなかには、タイムチャレンジする作品もあるので、そのアイデアで遊ぶ時にも使えます。
というように、、、正直、大して使わない、不要なツールです(笑)まぁ、子供には嬉しいのかもしれませんね。
本の中身
さて、ここからは実際の本の中身を見ていきましょう。面白いなと思ったアイデアをいくつかご紹介です。
ミニフィグが消える?!手品ボックス
ミニフィグが消える仕掛けが作れるらしいです。まだ未挑戦ですが、完成したら、いろんな人に見せてあげたくなる作品ですね。
紙飛行機の発射台
150番は、紙飛行機を飛ばせる発射台を作るというもの。実際に作ってみたのがこちら。
ほぼ本の通りに完成いていると思います。
実際に飛ばしてみたけど・・・全然飛びません!!手で飛ばした方が、よっぽど飛びます(笑)
でも、自分で作った発射台で、飛行機を飛ばせるというのが楽しいですよね。息子はこの作品すごく気に入ったみたいです。
絵合わせパズル
85番はパーツをスライドさせて、絵を合わせられるか遊ぶゲーム。こんな絵合わせ玩具ありますよね。こんな作品もレゴで作れてしまいます。
イニシャルのアルファベット
ただ、文字を作るだけなら、簡単ですが、窓が付いていたり、屋根があったり、と夢のある文字もいいですね!自分のイニシャルを作って、部屋に飾るのも良さそうです。
ピンボールマシン
119番もレゴで作る玩具、ピンボールマシーンです。一度作っておけば、何度も遊べそうです。
お絵描きマシーン
200番は絵というか、模様が描けるマシーン。これはぜひ作りたい!と意気込んだ息子でしたが、手持ちのギアの数が足りず、完成途中で諦めました。残念!
テクニックシリーズなどを買って、ギアが手に入ったらまたチャレンジしてみたい作品です。
不思議なモザイク画
64番は、見る角度によって絵が変わるモザイク画のアイデアです。使うパーツはとてもシンプルでよくあるスロープですが、こんな作品も作れるんですね!
まとめ
以上、レゴの2016年10月に発売されたばかりの新刊「365 Things to Do with LEGO Bricks」をご紹介しました。
レゴでこんな遊び方が出来るんだ!
こんな使い方ができるんだ!!
といった新しい発見が出来る、とても面白い本だと思います。人気も高いようで、Amazon.comではレビュー件数も多く、4.5の高い評価が付いています。
日本語版は2017年11月13日に発売決定しました。
365 Things to Do with LEGO® Bricks: With activity selector and timer
英語版は値段が安く、2,644円。大して使いませんが、タイマーも付属します。本文は英語ですが、我が家の息子6歳も、文字なんて読まずに、写真を頼りに作っているので、大人の方ならなおさら大丈夫ではないでしょうか。
レゴ公式本4冊の違い
最後に、レゴ公式本4冊の違いをまとめたページをご紹介したいと思います。これまでのレゴ公式本には、下記の3冊が発売されています。
これら3冊と、今回の本を加えた、合計4冊の違いを下記ページで詳しく比較していますので、どの本を買おうか迷っている方は、ぜひご参考ください。