カナダのこと、どれくらい知っていますか?!
雑誌「Canadian Living」で紹介されていたカナダの雑学・トリビアから、興味深いものをクイズ形式でご紹介します。
カナダに長く住んでいても、知らないことも多いかもしれませんよ!
質問①:言語
答え:ニューブランスウィック州
ケベックはフランス語が公用語、それ以外の州では英語が公用語になっています。ニューブランズウィックのみ、英語・フランス語の両方が公用語になっています。
質問②:地理
カナダの西海岸にある太平洋、東海岸の大西洋、カナダの北側に面する北極海の3つです。
質問③:歴史
ケベックシティの旧市街を取り囲む城壁は1695年に建立が始まったもので、アメリカ大陸ではメキシコに次いで、現存する最古の城郭都市となっており、世界遺産にも登録されています。
→関連記事:ケベックシティ完全ガイド(市街編)全名所と効率よく回るモデルコースをご紹介します!
質問④:国名
フランス人探検家Jacques Cartierが先住民から聞いた「Kanata」という言葉を、この場所の地名だと勘違いしたまま、地名として使われるようになりました。その後、正式に地域の地名として使われるようになったそうです。
質問⑤:紙幣
ロバート・ボーデンはノバスコシア州出身で、第8代首相を務めた政治家です。
ちなみにその他紙幣は下記の通り。エリザベス女王以外は、全て首相を務めた政治家なんですね。
- 5ドル:Wilfred Laurier(ウィルフリッド・ローリエ)第7代首相
- 10ドル:John A. MacDonald(ジョン・A・マクドナルド)初代および第3代首相
- 20ドル:Queen Elizabeth Ⅱ(エリザベス女王2世)
- 50ドル:William Lyon Mackenzie King (ウィリアム・ライアン・マッケンジー・キング)第10代首相
質問⓺:人口
アメリカの約1/10、日本の約1/4の人口です。世界2位の広大な面積の割に、人口は少なめ。ただ、積極的な移民政策を取っていることもあり、人口は毎年増加しています。
質問⑦:多国籍都市
2012年の統計によると、白人以外の人種が占める割合は、バンクーバーで51.8%、トロントで49.1%です。
また、移民の数で言うと、トロントが最も移民が多く住んでいる都市で、2011年の統計では、トロントの人口の46%を移民が占めています。さらに、人口の37.4%がカナダ以外の国で生まれています。
また、バンクーバーは移民が人口の40%を占めています。
→参考データ:Statisitcs Canada
質問8:国技
カナダには国技とされるスポーツが2つあり、1つはホッケ―、そしてもう1つはラクロスです。いずれも、1994年にNational Sport Actにて制定されました。
アイスホッケーはとても有名ですが、ラクロスも国技とされているのですね。
質問⑨:国歌
「O, Canada」が国歌として正式に制定されたのは、1980年のこと。国技と共に、こちらも割と最近の話ですね。ただし、この歌自体は、それよりも100年も前の、1880年に作られています。
質問⑩:交通事故
カナダやアメリカでは「ムース」と呼ばれる、シカ科最大のヘラジカ。大きいものでは、体長3メートル、体重800キロを超えるものいます。こんな超巨大なムースが突然道路に出てきて、大事故に繋がることも多いようです。
特に、6~8月にかけては、ムースとの衝突事故が多くなるそうなので、ご注意を・・。
まとめ
以上、知っているようで知らない、カナダのトリビアをご紹介しました。
カナダ歴2年の私は、7問正解。
国歌が制定された年、国技のラクロス、そして、紙幣の人物が分かりませんでした。特に紙幣は、20ドル札以外、名前を聞いても全く分からず・・・。まだまだですね(笑)
みなさんは何問正解できましたか?!