出典:Prezi
プレゼンソフト「Prezi」、ご存知ですか?
マイクロソフトのパワーポイントと違って、オンライン上で無料で使用できる上に、まるで映像を見ているような動きのある面白いプレゼンが作れる、イチオシのプレゼンソフトです。以前、下記記事でもご紹介していました。
https://happybanana.info/?p=1517
先日、ESLのレッスンでプレゼン発表の機会があったので、久しぶりにPreziを使ってみたのですが、以前デメリットだと感じていた点が、だいぶ改善されているではないですか!
Preziは、日本でも最近ますます人気が高まっているようなので、今回は最新版Preziの使用レポートをご紹介したいと思います。
他の人と差をつけたい、魅力あるプレゼンを行いたいという方には絶ーーー対おすすめのプレゼンソフトなので、プレゼン発表予定の方はぜひパワポの代わりとして、プレジも検討してみてくださいね。
プレジのここがすごい
無料プレゼンアプリPreziは、画像やアニメーションを効果的に使って、まるでビデオ映像を見せているかのうように、聴衆に訴えかけることができるプレゼンソフトです。
プレゼン内に音声や動画なども埋め込めることができるので、ビデオ映像としてプレゼンを完結させることもできます。例えば、このPreziプレゼンのように。
こんな映像型プレゼンが無料で、しかも、わりと簡単に作れてしまうのです。
操作や作成方法は、上記のように、一般的な編集ソフトと似たような作りなので、戸惑うことはないと思います。また、視覚的にも分かり易くできているので、ITスキルもほぼ不要。
先ほどのようなステキなプレゼンを作るために、唯一必要不可欠なのは・・・・、たぶん「センス」(笑)
Preziのデメリットが改善した!
以前の記事で、Preziについて、下記のようなメリットとデメリットをご紹介していました。
メリット
- 他と差がつくプレゼンが作れる
- 簡単に作れる
- テンプレートが豊富
- 無料で使える
- 他の人が作ったPrezi作品が閲覧可能なので、プレゼン作りの参考にできる
デメリット
- センスが問われる
- オフラインだと使えない
- メモ欄がない
- 参加者への配布物・ハンドアウトは別途作らないといけない
こうやって両者を考慮してみると、「メリットはとても大きいけど、厄介だな」という印象を持つ方も多いと思います。でも、なんと、このデメリットのうち、下記2点が改善されているのです!
- オフラインだと使えない
- 参加者への配布物・ハンドアウトは別途作らないといけない
一つづつ、詳しく見てみると――
プレゼンがPDFでダウンロード出来る
特に嬉しいのが、参加者への配布物が作成出来るようになったこと。
以前は、プレジのプレゼン画面を印刷しても、一枚キャンパスでしかなく、その中のスライド単位での印刷はできませんでした。そのため、配布物を用意する場合は、別途Wordなどのソフトを使って作りこまなければならず、これがもうかなりの手間で・・・
ところが、今や、プレゼンのスライド単位で、PDFとしてダウンロードできるのです!!このおかげで、配布物を別途用意する手間も不要ですし、さらに、印刷して自分用のメモ書き用としても使えて、とても便利になりました。
方法は簡単。編集用画面にある「シェア」ボタンをクリックすると、PDFとしてダウンロートが可能です。
私は、このPDFを余白を多く残して印刷し、自分のメモ書き用として活用しました。これで、Preziそのものに、メモ欄がなかった点も、自分なりに改善。手書きですけど(笑)
インターネット接続が無くてもプレゼン発表ができる
以前は無料会員のアカウントでは、作成もプレゼン発表も、いずれもオンライン上で行わなければなりませんでした。
でも、プレゼン発表時の環境に、必ずしもネット回線があるとは限りませんし、この制約のせいで、Preziを諦めていた人も多いのではないかと思います。
でも、最新のPreziは、無料会員であっても、プレゼンがダウンロードできるようになったのです!そのため、ダウンロードしたプレゼンファイルをSDメモリなどに入れておけば、どこでもプレゼン発表が可能になります。オフラインでもOKとなると、使用場面がますます広がりますよね。
先ほどのPDFダウンロートと同じように、編集画面からシェアボタンをクリックし、「ポータブルPreziとしてダウンロート」をクリックします。
圧縮ファイル形式でダウンロートできるのですが、解凍すると上記のように二つのファイルになります。Preziのアプリケーションファイルをクリックすれば、ローカル上でプレゼンが動きます。
ただし、以前と同様、オフライン編集は無料アカウントではできません。オフライン編集する場合は、有料アカウントになる必要があるので、ご注意を。
このように、Preziを使うにあたり、大きな障害にもなっていたデメリットが二つも改善して、ますます使いやすくなったプレジです。これは、本当に使わない手はないですよ。
トークが苦手でも、Preziなら魅力的なプレゼンが可能!
今回、私はエンジニア向けのESLクラスでプレゼン発表をしたのですが、なんと先生からのプレゼン評価にて、声の大きさやボディランゲージ以外の項目は全て、「Excellent」をもらえましたーーー!しかも、この記事を書いている最中に評価がメールで届き、今、嬉しさMAXです(笑)
それもこれも、Preziを使ったおかげだと思います。15名ほどいるクラスの中でPreziを使って発表したのは私だけでしたし、アニメーションと躍動的なPreziの動きのおかげで、興味を引くプレゼンスタイルが出来たんだと思います。苦手なスピーキングを、Preziでカバーした感じ。
そういうわけで、私の実際の体験からも、他の人と差を付けたい、魅力的なプレゼンをしたいという方には、Preziは本当におすすめです。
アカウント作成や、使い方などは以前の記事にて紹介していますので、Preziを試してみたいという方はぜひ見てみてくださいね。