Census(国勢調査)はカナダ居住者の義務!移民も学生もワーホリも!1時間かけて終わらせたよ・・

更新 | 2016-05-04公開

これ、届きましたか?「2016 Census」こと、国勢調査!!

ニュースなどでは聞いていたけど、ちゃんとアパートの我が家にも届くんだなぁ、と感心。当たり前か。。

この調査、「希望者アンケート」的なものではありません。カナダに住んでいる人は、必ず回答しなければいけない「義務」なのです。カナダ国民だけでなく、移民も、留学生も、ワーホリビザの方も、みーんな!

カナダのCensus(国勢調査)とは?

Census of Populationは、日本語で「国勢調査」や「人口調査」、「人口センサス」と呼ばれます。

内容的には日本の国勢調査と同じようなもので、日本同様にカナダでも5年毎に実施されています。人口や世帯の実態を明らかにし、ヘルスケアや教育、公共交通機関といった公共サービスや政治政策に反映させる目的で実施されています。

Censusの回答対象者

カナダ国民だけでなく、PRを持つ移民、難民、ワークビザ・学生ビザで滞在している人も対象です。

回答はオンラインで

回答はオンライン回答が基本となっています。

2011年の調査では54.4%の人がオンラインで回答したそうで、2016年の調査は65%以上のオンライン利用が目標だそうです。日本の国勢調査も2015年よりオンライン回答が可能になりましたが、カナダのほうがずいぶん進んでいますね。

5月初めに届いたCensusに関する手紙の中に「アクセスコード」が記載されているので、Statistics Canadaのページにアクセスして入力して、回答を進めればOKです。

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ちなみに、オンラインでの回答が難しい場合は、電話をして質問票の送付を依頼するそうです。

If you do not wish to try again later, you can call 1-855-699-2016 to request a paper questionnaire.

出典:http://www.census.gc.ca/

回答に1時間もかかる?!

Censusで質問される内容は、下記の通り、割と盛りだくさん。

  • アボリジニー
  • 教育
  • 民族多様性、移民
  • 家族、世帯、住宅
  • 収入、年金、出費、財産
  • 仕事
  • 言語
  • 人口統計
  • 人口推移
  • 地域社会

質問に対する回答は、2016年5月10日時点の状況として答えます。

また、実は2016年のCensusは、60個の質問からなる「Long-Form」と、10個の質問からなる「Short-Form」の2種類に分かれています。

適当に抽出された25%の世帯がLong-Formバージョンの質問が割り当てられ、盛りだくさんの質問内容に答えなくてなりません。。。残りの世帯は簡単なShort-Formでいいようです。

所要時間は、Long-Formだと約1時間、Short-Formだと10分!!Long-Formに選ばれてしまった世帯はちょっと厄介ですね。

ちなみに、我が家も1/4の確率に当たりまして、、、Long-Formでした💦たくさんの質問を回答しなくてはいけなくて、1時間せかせかと回答しました。

Censusは義務!回答しなかったら?

Censusは義務です。

5月10日の時点でカナダ国外に旅行中の人を除いて、対象者は全員回答の義務があります。

5月末から6月初旬までの間に回答しなかった場合、戸別調査員が家に訪問して、回答を促すようです。この辺も日本と同じですね。

義務なので、回答を拒否すると最高500ドルの罰金、もしくは3か月禁固刑だそう!

でも、拒否するケース自体がまれで、2011年のCensusでも、60~70名程度しかいなかったそうです。その中でも実際に罰金が課せられたのは、これまたごく一部だそうです。


以上、カナダの国勢調査について、ご紹介しました。

 

カナダ在住者の義務ということで、Censusからは逃れられませんね。しかも、5月末から6月初旬までに終わらせないと、調査員の方が家に訪問するそうですし、、、そうなる前に早めの回答をお勧めします!

http://census.gc.ca/

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