【悲報】コストコの返品制度、一部商品が「90日間限定」に!

更新 | 2016-04-23公開

以前、コストコの素晴らしき返品制度について、下記記事にてご紹介しました。

数年前に購入した商品も全額返金!?コストコの最強返品制度を徹底解説します。

いつでも、どんな理由でも、どんな状態でも全額返金してくれるという、他のお店では類を見ないような寛容な返品制度でしたが、残念なことに、ポリシー改定が行われ、2016年3月1日より、一部の商品に90日間の返却期限が設けられてしまいました。

返品期限が90日間となる商品

-shared-img-thumb-MS251_eibunsicamera_TP_V

テレビ、プロジェクター、コンピューター機器(デスクトップ・ノートブック)、カメラ、ビデオカメラ、タブレット端末、MP3プレイヤー、SIMフリー端末、白物家電(※後述参照)

上記商品の返品期限は90日間となりました。購入日から90日を過ぎてしまうと、保証やサポートは製造メーカーの保証に限られることになります。

以前の返品制度では、「パソコンのみ返品期限は半年間、それ以外は無期限」というポリシーだっただけに、これは改悪と言えますね・・。

今までが、あまりに寛容すぎて、こちらの方が恐縮してしまうような返品制度でしたし、いくら年会費で回収しているとはいえ、さすがに採算が合わなくなったのかもしれませんね。

2013年3月1日以前に購入した商品はどうなる?

でも、朗報もあります。

新ポリシーが適用されたのは2016年3月1日

それ以前に購入された商品に関しては、旧ポリシーにて対応してもらえます。つまりはパソコンは半年間、それ以外は全て無期限という返却期限が適用されます。

返品制度を期待してCostcoで家電を購入していた人は、ひとまずは安心ですね。

世界的なポリシー変更

アメリカ、カナダ、イギリスなどでは、2016年よりも前から、下記商品については90日間の返品期限が設けられていました。

テレビ、プロジェター、パソコン、カメラ、ビデオカメラ、iPod、MP3プレーヤー、携帯電話

しかし、アメリカ、カナダでも同様にリターンポリシーの改定が行われ、上記の商品に加えて、白物家電(major appliances)についても、アメリカは2016年1月より、カナダは2016年3月末より、返品期限が90日間となりました。

下記が、以前のリターンポリシーのExceptions項目です。

IMG_5370 (2)

 

そしてこちらが新しいリターンポリシー。比べてみると、Major appliancesが追加されただけでなく、細かな規約も追加され、さらには『メンバーシップ規約を見るように』と言う「逃げ」の一言も。。。

IMG_8358[1]

 

なお、イギリスにおいては、2016年4月現在はMajor appliancesの例外はまだ適用されていませんが、世界的な動きとして今後例外商品として追加される可能性が高いと思われます。

返品期限が設けられた白物家電とは?

IMG_2109 (2)

さて、返品期限が設けられた商品の中に、「白物家電」という表記があります。

一般的に白物家電とは、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、レンジ、炊飯器などの家庭用電気機器を指しますが、日本のCostcoホームページには詳細が記載されていません。

しかし、アメリカやカナダのCostcoでは「major appliances」の例外として、下記のように明記されています。

  • 冷蔵庫
  • ワインセラー
  • 洗濯機
  • 乾燥機
  • 食洗器
  • 冷凍庫
  • 電子レンジ
  • レンジフード(換気扇)
  • オーブン

おそらく、日本のCostcoが設定している白物家電の例外も、これらの電化製品と同じものになると思われます。

ただ、念のため電化製品を購入する際には、それが白物家電に該当するのかどうか、保証期限がどうなるのかを、念のため確認されたほうがよいと思います。

タイヤやバッテリーも保証期限付きに?!

-shared-img-thumb-PAK26_sutadresutaiya20140208_TP_V (1)

アメリカやカナダでは、リターンポリシーに下記の規約も追加されました。

Products with a limited useful life expectancy, such as tires and batteries, may be sold with a product-specific limited warranty.

これによると、タイヤやバッテリーなどの消耗品については、商品ごとの保証期間が設定されるようです。これまでは冬用タイヤを冬季中に利用し、シーズン後に返品するという強者もいると聞いたことがありますが、今後はそんなこともできなくなりますね。

この消耗品に関する規約は、2016年4月現在、日本のCostcoでは設定されていないようです。ただ、世界的な流れとして、今後、日本でも同様の規約が導入され、厳しくなる可能性はあるかもしれません。

まとめ

以上、コストコの返品制度の規約変更について、まとめました。

コストコの最強返品制度は本当にありがたかっただけに、今回のポリシー改定はとても残念です。今後、電化製品などを購入する際は、90日間の対象商品になるかどうか、要チェックですね。

でも、一部商品に返品期限が設定されたとしても、その他商品に関しては、まだまだ永久保証制度が有効です。Costcoは取り扱っている商品数も膨大ですし、返品制度の利用価値はとても高いです。新商品や気になっていた商品は、気軽に試してみるのもおすすめですよ。

IELTS受験者必見!

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here

CAPTCHA