高校生の頃から、愛読書は「主婦の友」や「すてきな奥さん」、、、だったハピバナですw 収納アイデアとか時短家事とか、節約とか、もうたまらなく大好きで、所帯染みた高校生でした(笑)
今回はそんな私の胸の高鳴りが止まらない「ズボラ家事推進プロジェクト」をご紹介したいと思います!
私の嫌いな家事ナンバーワンは、何と言っても洗濯物を畳むこと。そして畳んだ洗濯物をいろんな部屋に散在するクローゼットや収納棚にしまうこと。
洗濯物を干す作業こそ、乾燥機のおかげで完全省略できていますが、この作業が本当ーーーに嫌いなんです。。。なので、この際、もう畳むのをやめることにしました!!
この記事の目次
洋服は畳まずハンガーに「掛ける収納」
洗濯物を畳むという作業は、じっくり腰を据えて、床に座り込んでやる作業なので、なかなか片手間には出来ず、つい後回しにしがちな私。溜まれば溜まるほど、もうゲンナリで。。。
乾燥機から取り出した洗濯物の山を、いかに簡単に片付けられるか考えると、一枚づつ丁寧に畳むよりも、やはりハンガーにかけるほうが断然楽!ハンガーなら、変なシワも付きませんし。
これまでも極力ハンガーを多用して収納するようにはしていましたが、Tシャツもタンクトップも、この際全部ハンガー収納にしようと思います!
理想の洋服収納場所は「洗濯機の真横」
でも、例えハンガーにかけて収納にしたとしても、洗濯物の呪縛はまだまだ解き放たれません。
だって、洗濯物って、畳むのも時間がかかるけど、その後、各部屋に散在している収納スペースに仕分けて、収納する作業こそ、一番面倒な作業かも。息子のTシャツはこの部屋の引き出しへ、旦那の靴下はあの部屋の引き出しへ。下着やタオルはバスルームで・・・。あぁぁぁぁーーーー
家事の時短を図る時に重要なのは、「動線」をいかに少なくするかです。
動線で考えると、ハンガーに掛けた洋服をしまう先は、乾燥機の真横が理想です。「乾燥機から取り出して、ハンガーにかけて、ひょい」で終わりですもん!この間、一歩も動くことがない!
幸い、我が家の場合は、洗濯機周りには僅かながらもスペースがあるんです。
これまでも、こんな風↓に、洗濯機と壁の間に突っ張り棒をつけて、娘の洋服をかけて収納していました。(時に洗濯機が激しく動き、洋服が無残に落下するのですがw)
この場所にハンガーにかけて収納できるって、本当~~に便利なのです!!無駄な動きがない!!
娘の洋服のように、家族全員の洋服をここに集めたら、どんなに楽だろう・・と、考えると、もう居ても立っても居られず、、、この洗濯機周りのスペースを、ウォークインクローゼットのように、洋服収納できる場所へと改造することにしました!!
乾燥機を使わない場合の理想的な洋服収納
我が家は完全に乾燥機を使って洗濯物を乾かしていますので、乾燥機を使う場合の効率的収納方法として紹介していますが、乾燥機周辺にスペースがない場合、もしくは、乾燥機を使わずに外干ししている場合、どのように洋服を収納するのが楽なのでしょう?
やはり家事動線を考えると、洋服収納は家族メンバーごとに収納する部屋を分けるのではなく、どこか一カ所に集中させ、ベランダからの動線を極力短くするのが望ましいと思います。
理想は、「家族全員の洋服が全て収納できるウォークインクローゼット」!!こんなのがあったら最高ですよね。IKEAでも「ウォークインクローゼット&ランドリー」として、ショールームが紹介されています。
出典:IKEA
あぁ、素敵ですねぇ・・・。将来お金持ちになったら、ランドリールーム兼、家族全員用のウォークインクローゼットという部屋をぜひとも作ってみたいものです。。。
DIY でランドリールームのクローゼット化
さて、、おしゃれなIKEAの部屋から、我が家の狭いランドリールームに頭を戻します。
当初は空いたスペースに、市販のハンガーラックを設置しようかと思っていました。こんなやつ↓
でも、我が家のランドリールームの壁、ちょっと変わっていて、正方形ではないのです。。。部屋の角が斜めになっているの。そのため、市販の商品ではどうしてもサイズが合わない!僅かなスペースを最大活用しないといけないので、今回は手作りすることにしました。
でも、手作りするといっても、ハンガーパイプを2本取り付けるだけ。簡単なDIYで済みます♪
用意したもの
我が家の壁は石膏ボードなので、直接釘を打っても脆いため、補強用にアンカーボルトも購入しました。
ちなみに、、当初は、ハンガーパイプではなく、強力タイプの突っ張り棒を取り付けようと思っていました。でも、残念ながら、カナダでは強力タイプの突っ張り棒なんて売られていません。。。突っ張り棒として売られているのは「シャワーカーテン」用くらい。耐荷重の記載もないですし、大量の洋服に耐えられる仕様ではないため、諦めました。
そもそも、カナダでは賃貸住宅であっても釘を打ってもOKな風習なので、「必要なら釘で取り付ければいいじゃない?」という考え方なのでしょうね。。。
日本だったら、洋服を大量にかけれそうな「耐荷重65kgの突っ張り棒」なんてものもありますし、突っ張り棒をホッチキスで補強する「突っ張り棒が落ちない君」なんていう素晴らしいアイデア商品も売られているので、わざわざ釘を打って、ハンガーポールを取り付けなくてもOKそうです。
ハンガーパイプの取り付け方法
まず、ポール取り付け位置を決めて、ネジ穴にアンカーボルトをセットします。
このようなアンカーボルトを、
壁に埋め込みます。
そして、ハンガーパイプを受けるソケットをネジで取り付けて、
ポールを通せば、完成!ポール自体は伸縮するタイプだったので、簡単に取り付けられました。上下2本のハンガーパイプを取り付けてみました。
今回のDIY、夫が仕事でいない間に、私だけで行いましたが、全然余裕でした!
クローゼット化完成!
ハンガーにかかった洋服を収納してみると、こんな感じ♪
かなり限られた狭いスペースではありましたが、意外なほど大容量の洋服収納スペースが出来上がりました!改造前の画像をもう一度見て比較してみると、圧迫感があるほどの収納力(笑)
実は、手持ちのハンガーの数が足りなくなって、全ての洋服はかけられていないのですが、まだまだ洋服はたっぷり収納できそうです。
洗濯機の横を見ると、こんな感じ。奥には洗濯ネットなどの小物を収納しています。また壁と乾燥機の間に突っ張り棒を付けて、娘のヘア小物などの収納場所も確保しています。
でも、実は我が家のランドリールームって、トイレと同じ部屋なのです(笑)そのため、見た目も気にして、シャワーカーテン用の突っ張り棒でカーテンを付けました。カーテンをひけばだいぶスッキリ、かな。
うん、スッキリとはするのですが、、、トイレが圧迫されてるーーー💦夫に息子、そして何より遊びに来てくれた友人方、どうかお見逃しください。。。トイレの使い勝手よりも、家事の効率化を優先した私ですw
それにしても、写真で改めてカーテンを見ると、アイロンをかけなきゃまずいってことに気づいた(笑)
ハンガー収納できないものはどうする?
冒頭で高らかに「洗濯物畳みませんっっ」宣言をした私ですが、、、やっぱりすべてを畳まないというのは難しいかも。靴下とかの小物もあるし、収納スペースの限界もありまして。。。でも、それでも極力時短化を図るべく、収納方法を考えました。
収納ケースを乾燥機周辺に設置
引き出し式の収納ケースを、乾燥機周辺に設置しました。
この場所に設置すれば、乾燥機から取り出したら、「家事動線ゼロ」でパパッと収納ケースに入れられます。しかも、収納ケースの天板を台にして畳めば、立ったまま作業できて楽ちんです。
収納ケースのスペースには十分なゆとり
収納ケースがぎゅうぎゅう詰めだと、しまうのって結構厄介でじゃないですか?!スペースを作るために洋服を寄せて、むぎゅぎゅって(笑)しかも、ぎゅうぎゅう詰めだと、洋服もシワになりやすいですし。でも、収納ケース内に十分なスペースがあれば、しまうのも簡単です。スペースの余裕って大事ですね。
娘のスカートや息子のズボン。これらは、クリップ付きハンガーに挟むのも案外面倒に感じたので、軽く畳んで収納ケースへ入れることにしました。この位置に収納先があれば、クリップで挟んで収納するより時短。
小物は「投げ込み」収納
靴下などの小物は、畳まずに、人ごとに用意した収納ケースへと「放り込み式」にしました。胸をはっていうことじゃないけど、、、ペアにもしません!でも、スペースに余裕があることで、片割れの探しやすさは特に問題無しです。小汚い画像をお許しくださいませ・・・
収納改造にかかった費用
今回のランドリールームのクローゼット化にかかった費用はというと。
- ハンガーパイプ:$17 x 2
- アンカーボルト:$5
- シャワーカーテン用突っ張り棒:$3
- ————————
- 合計:$42
税金を入れても合計50ドル(=4300円)くらいでしょうか。収納ケースはもともと家にあったものを利用し、カーテンも家にあるもので手作りしましたので、費用は掛かっていません。
市販品でポールが2本あるタイプだと、税込みで80ドルくらいはしていたので、だいぶ安く作れたかな♪それでいて、我が家の変形した部屋の形で、最大限の収納スペースを確保できたことを考えると大満足です。
使い勝手は?
さて、この大改造をしてから、2回洗濯をしてみたのですが、肝心の使い勝手はというと、かなり良いです!
ほぼ全ての作業がここで完結できるので、洗濯物の片付けがずいぶん楽になりました。家事時短、大成功です!今後は洗濯物が部屋の片隅に山積みされるということも無くなり、部屋が散らかることもなくなりそうです。
でも、いくつか改善点や気になる点も。
まず、ハンガーの数が足りていないので、ハンガーをもっと購入する必要があります。ハンガー収納にしようとすると、やはりハンガーの数はかなり多めに必要ですね。
また、ちょっと気になるのが、一番下の収納ケースが使いづらいこと。かがまないといけないのが面倒。。一番下にはあまり使わないものを入れるようにしなきゃなぁ・・。
また、タオルや下着、パジャマ類はバスルームに置いているため、どうしてもバスルームまで運ぶ作業が発生します。これらの置き場も洗濯機周りに集めるかどうか、それともお風呂上がりの利便性を優先するか、悩み中です。
以上、「ズボラ家事推進プロジェクト」こと、洗濯機周りの大改造をご紹介しました。
まだまだ改善の余地はありそうな洋服収納ですが、今のところはかなり大満足の仕上がりです!時短家事の参考になるとうれしいです。
2017/3/15 更新
その後、別の家に引越しましたが、引越し先のランドリー収納は、さらに進化!洗濯物の片づけは一切苦じゃなくなりました。収納の秘訣もご紹介しています!