我が家の息子5歳は、家遊びの99.5%はレゴ。最近はお風呂の中で遊ぶおもちゃすら、レゴです(笑)
何か面白い作品は作れないかな?いいアイデアはないかな??と、レゴの本はいろいろ購入しています。
レゴアイデアブック、レゴすごいアイデア、Brick vehiclesは、おもしろいアイデアや、大好きな乗り物がたくさん載っているので、大活用していました。
でも、半年前に購入していたレゴ プレイブックはというと、他の公式本との違いをあまり感じられず、正直、これまでほとんど活用されてきませんでした。
ところが、最近息子が「プレイブック」をちょくちょく読んでいるではありませんか!
急にどうしたんだろう?とのぞいてみると、本に掲載されているお城や馬などを参考にして、レゴの新作「NEXO KNIGHTS(ネックスナイツ)」のような作品を作っています。
私も改めて、プレイブックを見直してみたんですが、なるほど、確かに、何か特定のテーマの世界観を作りたい時には、プレイブックはいいかもしれません。
NEXO KNIGHTSにハマっている息子には、この本の中にある「おとぎ話の冒険」のテーマがとても魅力的だったみたいです。
ようやく日の光を浴びたプレイブック。どんな本なのかを紹介したいと思います!
この記事の目次
「レゴプレイブック」レビュー
取り扱っているジャンルは、下記の5つの世界に分かれています。
- おとぎ話の冒険(お城、巨人、魔法使い、ドラゴンなど)
- マイクロスケールの世界(ミニチュアの街、ミニチュアの乗り物など)
- 動物王国(動物、昆虫、海の生物など)
- 悪霊やゆうれいたち(モンスター、お化け、お化け屋敷)
- 夢のバケーション(ホテル、ビーチ、スキーなど)
一つ一つの世界を紹介していくと──
おとぎ話の世界
この章では、トロルや巨人、ドラゴン、マーメイドなど、おとぎ話に出てくるようなキャラクターや構造物がいろいろと紹介されています。
キャラクターのミニフィグを持っていなくても、レゴブロックから作れるものなんですね!手足の作り方なんかは、なるほどなぁと感心します。
このサイズのトロルやヤギなら、使用するパーツ数も少ないので、手持ちブロックでも作れそうです。
こちらは大きめの作品だけど、要所要所で作り方の写真が載っているので、がんばれば作れそう。
普通のレゴブロックで、ここまで人が作れるとは!右下の魔法使いのように、パーツ数が少ない作品も紹介されているので、アイデアを取り入れやすいですね。
マイクロスケールの世界
この章では、すべてがミニチュアサイズ!乗り物も、ビルも、動物も、小さなレゴブロックや、数少ないブロックで作り上げられていて、工夫がすごいです!
例えば、これ。
すごく小さいサイズなのに、ちゃんとビルになっています!これなら、ブロック数が少しで済むから、ビル群を作って街並み再現もできそうです。
この青い建物は、窓のアイデアがすごいです。
窓用のパーツじゃなくて、こういう小さなブロックで表現してるんです!脱帽!!
カーキャリーに乗っている小さな車も、本当に小さい!タイヤは1x1のラウンドプレートで作られています。
動物王国
この章は名前の通り、動物がたくさん紹介されています。動物だけでなく、昆虫や、海の生物もいろいろ。
ゾウなどのように、作り方が細かく掲載されている作品も多く、マネしやすいです。
悪霊やゆうれいたち
この章はお化け屋敷やお墓、お化けにモンスターなどが紹介されています。このテーマだけで一つの章になるなんて、この世界観を作りたい人にはたまらないですよね。
お化けの顔の作り方、なるほどです。ハロウィンの時など、部屋のデコレーションに作ってみると良いかも。
モンスターの章なんだけど、ロボットも複数ページにわたって紹介されています。なぜか(笑)
夢のバケーション
この章では、旅先で出会うようなシーンやアイテムが再現されています。例えば、ビーチのコテージ、バナナボートなどの乗り物、ホテル、スキー場などなど。
色とりどりのミニコテージが可愛い。これで街並みを作るのもいいですね。
このスライドは、息子もマネして作っていました。そして、お風呂に設置にしてミニフィグや乗り物をダイブさせて遊んでいまいた(笑)
以上で、本に出てくる章のご紹介でした。
テーマがかなり特定されているのがお分かりいただいたでしょうか。動物園を作りたい、お化け屋敷を作りたい、ミニチュアの街並みを作りたい、など、作りたいと思う世界観が本と一致するのあれば、おすすめの一冊!
また、アイデアブックよりも、気軽に作れる作品が多いように思いますし、作り方の説明もより詳しくなっていると思います。
「レゴプレイブック」を活用して作ったレゴ作品
冒頭でお伝えしたように、LEGOの新しいシリーズ、ネックスナイツにハマっている息子。
ネックスナイツに出てくるようなお城を作りたくて、「おとぎ話の冒険」の章にある作品アイデアをいろいろ取り入れていました。
こちらのお城の門が──
こんな感じに。息子の作品では、王様が座っていて、お城そのものになっていました(笑)
本に掲載されているペガサスも、NEXO KNIGHTSカラーでデコレーションされていました。
お次は、「悪霊やゆうれいたち」の章から、ガイコツを。手や顔の作り方のアイデアがすごい!!
全部白で作るにはパーツが足りないので、いろんな色になっているけど、おそらく完コピされていると思われます。ステップごとの作り方はないのですが、細かい部分は写真で組み立て方が説明されているため、写真を見るだけでもここまで再現できたみたいです。
また、「動物王国」の海の魚も、取り入れやすいアイデアのようで、いくつか作っていました。
立たせられないので、飾りづらいのが残念!
まとめ
以上、レゴ公式本から「レゴプレイブック」をご紹介しました。マネしやすい作品も多く、作りたいテーマがある方にはとてもおすすめの一冊です。
なお、プレイブックには英語版と日本語翻訳版が発売されていますが、英語版のほうが1000円位安くて、お得です!息子が持っている本も英語版です。
細かな説明をちゃんと読んで作りたいという場合は日本語版のほうがよいかもしれませんが、写真がメインの本ですし、うちの息子も字なんて読まずに作っているくらいなので、英語版でも問題ないかと思います。
<追記>
その後購入したレゴ公式本3冊についても、レビューしています。
- 「レゴアイデアブック」レビュー:創作意欲が湧く一冊。息子4歳、自分で工夫して作れるように!
- 「レゴすごいアイデア」レビュー:マネしやすいし、アイデアが本当にAwesome!
- 「レゴ365のアイデア」レビュー:レゴを使って思いっきり遊べる一冊!
また、今回の1冊を含め、レゴ公式本4冊の違いを下記記事で紹介していますので、どの本を買おうか迷っている方は、ぜひ下記の記事もご参考ください。