ボストン旅行記①【事前準備編】アメリカ陸路入国方法は?車保険、ビザ、免税額などについてまとめます

更新 | 2016-01-04公開

少し前に、ボストンに1週間ほど旅行に行ってきました。ノバスコシアからボストンまでの移動手段は車!

ボストン旅行記ということで、メイン州のポートランドからボストンにかけて、観光地などの紹介をしたいと思いますが、まず1回目は、【事前準備編】ということで、カナダ東海岸から陸路でアメリカに入国するにあたって、ビザや自動車保険などなど、気になる点をまとめました。

カナダ東海岸からボストンまで、片道11時間のロードトリップ

map

ノバスコシア州の州都のハリファックスから、アメリカのボストンまでは、飛行機で1時間半。車では11時間の距離です。この距離、普通は飛行機を選ぶかもしれません😅でも、11時間であれば、我が家的には余裕のロードトリップ圏内♡

日本にいるときから、車で旅行するのが好きだった我が家。実家に帰省するときも9時間とか、全然余裕でした。大きめのバンに乗っていたので、布団を持ち込んでの車中泊の旅行とかも大好きで♡カナダにきたら、キャンピングカーに乗っている人が多いので、羨ましくてしょうがない!

車移動って、荷物もたくさん運べるし、マイペースに移動できるし、子どももいつでも寝かせられるから、すごく便利なんですよね。なにより、気になる観光地があれば気軽に立ち寄れます。

ということで、こんな冬の時期なのに、しかも赤ちゃん連れなのに、、ボストンまで車で行ってきました(笑)チャレンジャーというか、、、無謀というか、、、。でも、幸い、雪にはほとんど見舞われることなく、無事にドライブできました。良かったーー。

片道10時間の距離とはいえ、実際には休憩しつつの移動なので、15時間はかかりました(笑)

カナダの運転免許と自動車保険でアメリカに行っても大丈夫?

car-with-keys (1)

アメリカに行くとなって気になったのが、車の運転免許と自動車保険。

まず、運転免許なんですが、アメリカは州によって法律が異なるようですが、たいていの州では自国の運転免許でOKなんだそう。ただし、日本の免許証だと日本語表記で警察も読めないので、、結局のところは国際免許証が必要となります。調べたところ、今回の旅行で通る予定のメイン州、ニューハンプシャー州、メイン州はいずれも、カナダの運転免許証で問題無しでした。

そして、お次の懸念、自動車保険。レンタカーをする場合は、もちろんレンタカー会社で加入すればよいのだけど、今回は自分の車です。我が家が加入している自動車保険は、アメリカ国内の事故もカバーしてくれるとのこなので、こちらも一安心。大抵の保険会社はアメリカ国内の事故も保証対象のようですが、どこも同じ対応とは限らないので、念のため確認してみてください。

ただし、事故で怪我をした場合に備えて、もちろん別途医療保険にも加入しておかなければです。我が家は医療保険は、保険付きのクレジットカードを持っていたのと、会社のベネフィットで海外旅行保険も付いていたので、個人での加入はしませんでした。

そういうわけで、アメリカへのロードトリップの懸念が消えて一安心🍀

アメリカ陸路入国方法

file1661238517583

アメリカへの陸路での入国に際して、ビザも気になりました。ESTAがいるのかどうか等。

GoToVanというサイトの説明がとても参考になりましたので、引用させていただきます。

空路または海路で入国する場合は渡航の72時間前までに ESTAの申請が必要ですが、車・バス・電車など陸路で国境を超える場合には ESTAの申請は不要です。 ただし国境での入国手続きで「I-94W」の記入&提出および入国料金($6 USD)の支払いが必要になります。

陸路での入国の場合、ESTAの申請は通常不要ですが、ESTA有効期限内(2年)であれば「I-94W」の記入が免除されることがあります。

出典:GoToVan「アメリカ陸路入国ガイド」

念のためESTAのホームページでも確認しましたが、今現在でも、ロードトリップでアメリカ入国する場合は、事前のESTA申請は不要とのことで、一安心。その代わり、Immigrationを通る際に、その場でI-94Wという用紙に記載すればOKです。事前には何もしなくて良いので、楽ですね♪

I-94W用紙での申請は、海路や空路での入国の際には廃止となっていますが、陸路入国の場合は引き続き利用されているそうです。

また、上記GoToVanの説明には、ESTAを事前申請しておけば、I-94Wが免除されるとの記載もありましたが、我が家は1年半前に別の旅行の際にESTA申請をしており、それがまだ有効期限内ではありましたが、やっぱりI-94Wの記入も求められました。

I-94Wの記入、簡単な質疑応答、顔写真&指紋取得、そして一人6ドルの入国税を支払えば、入国審査は完了です。質疑応答は、空港での入国審査同様、滞在目的や滞在場所の質問など、とても簡単なものでした。手荷物や車の中の荷物検査なども一切なく、非常にゆるーーく入国完了です。

ちなみに、カナダ国民であればアメリカへの入国にはI-94Wの記入も不要で、かつ入国税も不要です。そのため、我が家では、カナダで生まれた娘ちゃんだけ、無料でアメリカ入国できました。優遇されてるー。

カナダ帰国時の課税免除額

アメリカに行ったら、買い物も楽しみたいですよね。アメリカで購入した商品をカナダに持ち込む際には関税がかかりますが、一定の額までは免除されます。気になる免税額は、同じくGoToVanのサイトでまとめてくれていたので引用させていただきます。

カナダ国外で購入した物をカナダに持ち込む場合、通常購入した商品の値段に応じた関税を支払う必要があるが、国外での滞在期間によって一定の額までは免税される。免税額は滞在期間によって異なり、長く滞在すればするほど免税される額も大きくなる。

カナダ出国 ~ 入国時間別免税金額

品物 数量/価格
24時間以内 免税無し
24時間以上 48時間未満 $200 以内
24時間以上 48時間未満 $200 以内
酒、タバコは免税対象外
48時間以上 7日未満 $800 以内
免税範囲内の酒、タバコを含める
7日以上 $800 以内
免税範囲内の酒、タバコを含める。
別送が可能。

上記の制限額は“渡航者が自分に対して費やせる金額”となる。ただし過剰に荷物が多い等の場合を除き、細かな確認・課税はされない場合が多い。

出典:GoToVan「アメリカ陸路入国ガイド」

我が家は6日間の滞在予定なので、一人あたり800ドルまで免税!家族4人だと、3200ドルまでOK?!かなり大きな額ですね。今はカナダドルが弱い(1USD=1.38CAD)し、買い物はあまり楽しめなそうだから、、、全然余裕そう。むしろ、免税額いっぱいまで買い物できたら、どんなに幸せか・・・

とはいえ、免税額に関わらず、審査自体はとてもゆるいそうなので、よっぽどの荷物を積んでいない限り問題になることはなさそうですが、、、念のため、帰国時の入国審査のために、購入したレシートはすべて保管しておくと安心です。

お酒、たばこ、食品の免税

カナダ入国時に免税となるお酒、たばこ、ギフト、そして食品の量についても、GoToVanのサイトを参考にさせていただきました。

品物 数量/価格 備考
ワイン 1.5リットル 左記のいずれか。
355mlの缶又はボトルのビールだと24本まで。
ビール 8.5リットル
その他 1.14リットル


タバコ 紙巻 200本 左記のいずれか。
通常1カートンで 200本。
葉巻 50本
刻みたばこ 200グラム
ギフト 60ドル 1品につき60カナダドル。個数に制限は無い。

食品類

品物 数量/価格
2ダース以内
日用食品 $20以内
マーガリン・バター 3kg以内
肉や肉製品 20kg以内(肉の種類の組み合わせは自由)

アメリカ入国にあたっての事前確認はこんな感じかなぁ。入国の疑問も解消されたので、いざいざボストン旅行へ!「ボストン旅行記」、次回に続きます!

IELTS受験者必見!

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here

CAPTCHA