日本は超低金利が長年続いていますが、カナダでは預金の金利が高くてびっくりします。日本と比べると、なんと10倍近い差が!!
今回の記事では、日本とカナダの金利の比較や、お得な銀行のセービングアカウントの紹介をしたいと思います。
日本とカナダ、最新の金利ランキングで比べて、実際にどれくらいの差があるのでしょう!?
日本の銀行の定期預金金利ランキング
日本の銀行では、100万円を1年の定期預金に預けると、利率は0.020~0.25%程度。100万預けても、半年で数百円にも満たないないという、貯金意欲を阻害する超低金利です。
参照:http://kakaku.com/teiki/ranking.asp
ちなみ、 新生銀行 のスタートアップ円定期の利率が0.5%と群を抜いていますが、口座開設後の最初の3か月に限定した金利です。
新生銀行はその他にも、2週間満期定期0.1%など、他銀行に比べて断然金利が高いので、我が家は日本でのメインバンクは新生銀行にしていました。
カナダの銀行の定期預金金利ランキング
それに対して、カナダの銀行はというと――?
上記と同様に、約100万円(10000ドル)を預けた場合の金利はというと、0.5~1.75%位です。
下記画像の例では、3年預ければ200~500ドル程の利子が付くことに。半年に換算しても、数千~1万円近くの利子が見込めます。
しかも、これらは、定期預金というわけではなく、セービングアカウントと呼ばれる貯蓄預金の金利ランキングです。
商品によっては条件もあると思いますが、定期預金と違って、基本的にはいつでもお金を引き出すことができるので、気軽に預けることができます。
5年もの定期などになると、2.25%など、さらなる高金利商品もあります。
このように、約10倍近くも、金利に違いがある日本とカナダ。日本の超低金利に比べると、預け甲斐がありますよね。
利率1.5%!Scotiabank「Momentum Savings Account」
銀行ごとに、いろいろなセービングアカウントの商品がありますが、我が家が今一番気に入っているのが、スコシアバンクの「Momentum Savings Account」という、貯蓄用口座です。
これは、比較的最近出来たばかりの商品だそうで、現在、スコシアバンクのセービングアカウントの中では、一番の高金利商品となっています。どれくらいの利率かというと・・・。
5000ドル以上を90日以上預けたままにしておけば、1.5%!!
預金額や預入期間に条件はあるものの、この金利は他の大手銀行と比較してもかなりの高金利商品です!
実際に利子がどれくらいになるのか、Get Smarter about money.caというサイトの利子計算のツールを使って計算してみました。
例えば、10,000ドルを1年預ければ、利子は150ドル。日本円で考えると、100万預けたら1万5千円。おぉーーー、日本の感覚からすると、利子が万単位ってすごい!
3年定期などになると、先の予定も分からず、まとまった金額を預けるのはちょっと躊躇してしまいますが、預入期間が90日間であれば、気軽に預けられるので、当面の資金の預け先として、とても気に入っています。
詳しくは、Scotiabankのページにてご確認ください。
とはいえ、、、いくら利率1.5%という高金利でも、将来的なインフレを考えると、この貯蓄口座を長期の投資先にするのは目減りしてしまう可能性が高いので、長期運用先としては向いていないかもしれません。でも、リスクもなく、手堅く当面の資金を増やす方法として、セービングアカウントは強い味方です!
我が家は今のところ、スコシアバンクの「Momentum Savings Account」を利用していますが、他の銀行でも、条件に応じてはお得なプランもあるかもしれませんし、新しい商品も出ているかもしれませんので、ぜひとも銀行の最新プランを確認してみてくださいね。
我が家も今後も比較検討して、少しでもお得に預けていけたら思います!
はじめめまして。5月半ばから学生visaで滞在中のものです。scotiabankのaccountを作成し、momentum savings premium rates(momentum savings premium period length is 90 days)をしたいのですが、貯金と利子に対する税金は、やはりかかるのでしょうか?
はい、利子は所得とみなされ、税金がかかります。銀行から利子収入が記載されたT5という用紙が届くので、それをTAX申請時に申告します。ただ、Southbooさんは学生ビザで滞在中とのことなので、滞在期間や居住者・非居住者扱いなどでも変わってくるかもしれません。念のため銀行に確認してみてくださいね。