今回は漫画の話題です(笑)ついつい、いつもより熱い語り口調になるかも
社会人になってからというもの、漫画からはすっかり遠ざかっていたけど、IELTSの勉強がひと段落した頃から、「英語の勉強」と称して、ちょいちょい漫画を英語版で読むようになったハピバナです
今の読みふけっているのはあだち充の「クロスゲーム」!!
あだち充って、私にとって本当~に神!
中学生の頃にケーブルテレビでやっていた「タッチ」を見て、虜になって以来、大好きな漫画家の一人です。手塚治虫も、藤子不二雄も尊敬してやまないけど、一番主人公に愛情が沸いて、その世界に引き込まれるのは、何といってもあだち作品です。
あだち作品はほぼ全て購入していて、宝物のように大事な本たちです。特に大好きな「H2」はわざわざカナダに持ってきたー(笑)そう、たしか、人生初のカラオケで、緊張しながら歌った歌も「タッチ」だったわぁ
今読んでいる「クロスゲーム」は、野球のお話です。あだち作品は、野球・水泳・ボクシング等、スポーツものが多いですが、スポーツが特段好きなわけではない私でも、どの作品もどっぷりハマります。ストーリが面白いことはもちろんなんだけど、それ以外にも魅力がてんこ盛りなの
魅力的な主人公
あだち充の一体何が良いのかって、まず出てくる登場人物がみんな魅力的!!
特に主人公のキャラクターは、理想的すぎる人物で、誰しもが好きになる人物設定だと思う。一見、おちゃらけていて、だらしがないんだけど、友達思いで、めちゃ優しくて、人間味に溢れる性格。
そして、あだち漫画に絶対欠かせない要素の一つ、主人公がたいてい天才
才能あふれる天才で、且つ、人知れずとても努力家。平凡だった主人公がどんどん成長して、成功していく『The 定番』なストーリー展開だったりするけど、、それがもうたまらないの
あと、嫌な~人物も、最終的に良い奴になることが多いのもステキ。例えば、タッチの鬼監督だって、H2で出てくるライバルの広田だって。悪を悪で終わらせないところも、あだち作品の大好きなところです。
なお、主人公も、周りの登場人物も、どの作品でも同じようなキャラクター構成なことが多いですが、、、そこはまぁご愛嬌ということで
見事な間の取り方
ストーリーの展開に、見事な間がある。これは他の漫画ではなかなか見られない。
まず、風景だけのシーンがとっても多くて、描写が素晴らしくうまい。臨場感に溢れるという感じ。
あと、特に重要なシーンで、主人公が多くを語らないことが多い。『えーー、どういうこと?!』と、混乱することもあるけど、登場人物の感情になったつもりで、自分なりに捉えようとするから、その漫画の世界にますます引き込まれます。
漫画も英語で読めば、立派な英語学習になる!
さて、ここらでちょっと言い訳がてら・・、漫画を英語で読む利点も
楽しみながら英語に触れられるのが、まず何よりの漫画の利点!!英語を読むのも苦じゃないし、ちょっとした空き時間さえあれば、気軽にさくっと読めます。
あと、色々な口語表現に触れられて、実用的な英語が学べるのも嬉しい。口語表現は日常会話には欠かせないものだけど、なかなか英語のテキストで勉強して覚えられるものではないですよね。
しかも、活字になっている分、分からない表現や単語を調べるのも簡単。映画やドラマも、字幕を表示させればスペルは確認できるけど、その都度、一時停止して調べるってすごく億劫。その点、漫画だといつでもストップできるから、調べようという気にもなります。
少女漫画を読んでいる時は、「unrequited love(片思い)」やら「confession(告白)」やら、恋愛系の英単語に強くなり
そして最近はクロスゲームのおかげで、「lead-off hitter(先頭打者)」やら「smack a homer(ホームランを打つ)」やら「tag out(タッチアウトにする)」やら、野球用語の英単語がやけに身についてます(笑)
ほらほら、漫画への悪印象が薄まってきました
あーー、もうすぐクロスゲームが全部読み終わりそうです
でもでも、大丈夫!!私にはまだ読んでいないあだち作品、「MIX」があるんです!「MIX」って、「タッチ」から26年後の明星高校野球部を描いてるんだって!!あーー、めちゃ興奮するわぁ
クロスゲームを読み終わったら、その余韻に浸りつつ、「MIX」に着手ですわ~