Preziってご存じですか??
日本語で、「プレジ」と言います。これ何かと言うと、WEBベースのプレゼンソフトなのです。
プレゼンソフトというと、すぐに想像できるのは、マイクロソフトのパワーポイントこと、パワポがなんたって有名!!でも、Preziはパワポとは大きく異なった、近未来的でカッコいいプレゼンが出来るソフトです。
ESLでクラスメート向けにPreziを使ってプレゼンを行う機会があったのですが、これまでパワポでしかプレゼンを作ったことが無かった私にとって、Preziのプレゼンというのは、プレゼンの作り方から、プレゼンの仕方、そして見る側としても、全てが衝撃でした!
なんたって、面白いの!!今でも、ちょくちょく他の人が作ったPreziのプレゼンを見たりしています。最近、日本でもパワポに代わって、企業や学校などでもPreziが使われる機会が増えてきているそうです。
今回は次世代プレゼンソフト「Prezi」について紹介したいと思います!!
この記事の目次
パワーポイントとは大きく異なる「Prezi」とは?
これまでのプレゼンというと、MicrosoftのPowerPointを使って、スライド一枚一枚に伝えたい情報を書いて、スライドを動かしていくというスタイルが一般的だと思います。
スライドには、簡潔な文章を入力し、図やグラフを多く挿入する。そして、ノート欄には、伝えたい情報を書き込んでおき、プレゼンの最中に読み上げたりして。
私も会社員だった頃は、PowerPointを使って報告資料や提案資料を作ったりしていました。しかも、会議の時には、プレゼン資料を事前に印刷して、メンバーに配っておくのが定番で・・。
でも、世界的にも人気なプレゼンのスタイルと言ったら、スティーブジョブスのような、はたまた、TEDのような、「話しかけ」のスタイルであったり、画像やアニメーションを中心にプレゼンを展開していくスタイルです。
決して、単調に文章を読み上げるものではない。
この後者のプレゼンスタイルを可能にしてくれるのが、「Prezi」だと思います。
Preziを使ったプレゼン動画
Preziで作るプレゼンには、ズームやズームアウトなどのいろいろなアクションがあり、まるでカメラで撮影した「映像」を見ているような作品に仕上がります。
また、プレゼンの中に、音楽やプレゼン音声も挿入できるので、Preziだけでプレゼンを完結させることも可能です。
私のつたない文章で伝えるよりも、実際に見て頂いた方が分かりやすいと思うので、YouTubeにPreziを使った素晴らしいプレゼンがありますので、ぜひともご覧ください!!
ね?ね??すごいでしょーーー!!私、初めて見た時、感動しました!
一枚のキャンバスの中で、カメラが動いているような、テレビをみているかのようなプレゼンです。これが、オンライン上で、誰でも無料で、しかも割と簡単に作れるんです!そして、誰にでも見せてあげられるんです!!
Preziの始め方。まずはアカウントを作りましょ。
PreziはWEBベースのプレゼンソフトです。オンラインで使用できるので、インストールする必要はありませんが、Preziサイトでのアカウント登録が必要です。
アカウントの種類は4種類ありますが、無料版の「Public」でも充分!問題なく、ステキなプレゼンが作れますよ。
ただ、無料会員の場合は、自分が作ったプレゼンファイルには著作権はなく、サイト上で公開されます。
でも、これがPreziのステキなところだと思うのです。他の人が作ったプレゼンが豊富に見れるんですもん。知識やアイデアの宝庫です!!
また、無料アカウントで作ったPrezi作品には著作権がないため、他の人に再使用される可能性もあります。
他の人に公開されたくない、再使用をさせたくないという場合は、有料会員になる必要があります。また、有料会員であれば、インターネットに接続されていないオフライン状態でも、PCローカルでプレゼン制作が可能となります。
テンプレートが便利!!Preziを使ったプレゼンの作り方
実際に自分でも作ってみて思うのが、慣れてしまえば操作も直観的に出来るので、わりと簡単。
ただ!!
ただ、ですよ。かっこよく作れるかどうかは、PowerPoint以上に、センスが問われる、という事実もあります。
基本、センスがない私、だめですね・・。一つ一つの動作、また、全体の流れを考えるのって、案外難しいです。
でも、そんな私でもかっこよいプレゼンが作れるよう、Preziはテンプレートを用意してくれています!!テンプレートを使えば、すでに出来上がったテンプレートに、自分のアイデア、伝えたい内容を書き込むだけで、体裁の整ったプレゼンが作れますよ。
また、まずはPreziの操作になれるという意味では、最初はテンプレートを使用したほうが分かりやすいと思います。
作り方の紹介動画がこちらです。英語版ではありますが、Prezi公式がリリースしているので、他の紹介動画よりも、かなり分かりやすくまとまっています。英語を無視して、画像を見て頂くだけでも、だいたいの作り方が分かると思います。
また、テンプレートを使った実際の作り方が紹介されていましたので、ご参照ください。これ自体がテンプレートになっているので、そのままコピーして使用できるから素晴らしい。
Preziのメリットとデメリット
実際にPreziを使ったプレゼンを作ってみて、感じたメリットとデメリットはというと・・。
メリット
- 簡単にかっこいいプレゼンが作れる
- テンプレートが豊富
- 無料で使える
- 他の人が作ったPrezi作品が閲覧可能なので、プレゼン作りの参考にできる
うん、良いことづくめでしょ。
でも、ね、実際作ってみると、ちょっと厄介な点もあったのです・・・
デメリット
✅センスが問われる
私のようにセンスがない人にはちょっと辛い。でも、そんな場合はテンプレートを使えば問題なし!
✅オフラインだと使えない
これは、無料会員の場合ではありますが、プレゼンを作成するにも、発表するにも、インターネット接続が必要になります。
→2016/10/26更新:この点、改善されています!!2016年10月時点では、プレゼン発表用にファイルをダウンロードが可能になりました。詳しくは下記記事の使用レポートをご覧ください。
→次世代プレゼンソフト「Prezi」が使いやすくなった!2016年最新版使用レポート。無料ダウンロードやPDF化機能も!
✅メモ欄がない
これも辛かったー😓メモ欄が無いので、ひたすらプレゼン内容を練習して、伝えたいことを暗記しないといけません。
でも、相手に伝えるには、覚えてなんぼ!メモの読み上げじゃ、相手に伝わりませんし、つまらない。頑張って練習して、読み上げるプレゼンからの脱却なのです。
✅参加者への配布物・ハンドアウトは別途作らないといけない
実際にPreziを使ってみて、一番痛かったのがこの点!!
Preziはあくまでプレゼンターの話しとプレゼン画面を見て、内容を理解してもらうものです。
スライドをそのまま印刷できるPowerPointとは違って、ハンドアウトは不要という概念のもとで作られているようで、印刷はできません。というか、印刷は出来るのですが、一枚キャンバスなので、文字が小さすぎて、全く使い物にならないのです。
そのため、ハンドアウトが必要な場合は、別途Wordなどのソフトを使って作りこまないといけません。もちろん、Preziから文章をコピーしてくることもできますが、文字の順番や体裁など、思うようにはコピーできないので、ハンドアウトが必要な場合は、かなりの手作業が必要になることを覚悟してください。
→2016/10/26更新:この点も、改善されました!2016年10月時点では、プレゼンをPDF化することができるので、ハンドアウトにも使えるし、自分のメモ書き用ファイルとしても使えます。詳しくは下記記事の使用レポートをご覧ください。
→次世代プレゼンソフト「Prezi」が使いやすくなった!2016年最新版使用レポート。無料ダウンロードやPDF化機能も!
他の人の作ったプレゼンを見てみよう!
Preziを使ったプレゼン作品は、Preziのサイトにたくさんアップロードされています。こんな風に、検索したいワードを入力して、ぜひ見てみてください。参考になりますよ。
ちなみに、、、私が作ったプレゼンもお恥ずかしながら、紹介しますね。これは、ESLでStem Cell(幹細胞)について調べて発表した時に作ったものです。
すみません、しょっぼくって・・・。センスのない私には、このレベルで精いっぱいでしたwなお、Prezi画面に合わせてプレゼンを行ったため、Prezi作品上には音声はありません。
こんなしょぼい出来の内容ですが、初Prezi作品だった上に、幹細胞なんていう私にとって未知の世界を選んでしまって、、けっこう時間がかかりました。プレゼン発表の1週間前ともなると、もう半泣きで制作してました(笑)
次世代プレゼンソフトPreziで、本物のプレゼン力を!!
以上、次世代プレゼンソフト「Prezi」について、ご紹介しました。
Preziの優れたところ、面白みが、私のつたない文章でも伝わっていたら良いのですか・・・
無料で誰でも使えるので、面白みのあるプレゼンを行いたいという方は、ぜひ一度試してみてくださいね!目指すは、スティーブジョブスのような、はたまた、TEDのプレゼンターのような、かっこいい「本物のプレゼンスタイル」です!!
2016/10/26更新:
デメリット項目でも紹介しましたが、最新版Preziが改善されていて、ますます使いやすくなっていました。下記記事の最新レポートもご覧ください。