海外にいても、お餅が食べたい!特にお正月や冬場なんかは、焼いたら真ん中がプクっと膨れる切り餅が食べたくなりませんか?
今回は、餅つき機能の無いホームベーカリー(もしくはフードプロセッサーでもOK!)と、ジップロックを使って、きれいに成形された「切り餅(角餅)」を作る方法をご紹介したいと思います。
※お正月に飾る「鏡餅」や、赤ちゃんに担がせる「一升餅」の作り方は、下記の記事をご参考ください。海外でも一升餅や鏡餅!フードプロセッサーやホームベーカリーで出来るお餅の作り方!
この記事の目次
切り餅の作り方
切り餅を作る工程は、
①もち米を蒸す(炊く)→②お餅をつく→③成形する→④切る
この4手順です。では、順を追って、見ていきましょう。
もち米を炊く
まず、海外でも購入できるもち米は「Sweet Rice」もしくは「Glutinous Rice」と呼ばれる品種。
日本食を取り扱っているお店に行けば、日本のお米と同じように中粒種のもち米が手に入ると思います。でも、一般的なスーパーなどでも手に入るのは、タイ米などと同じ長粒種のものが多いと思います。
長粒種の場合、水分を吸収しやすいので、洗うのはささっと簡単に。また、浸水も不要です。通常のお米と同じように、炊飯器でもち米を炊けばOKです。
水の分量は、個人の好みやSeet Riceの種類にもよると思いますが、基本的にお米と同量のお水で炊きます。もち米1カップなら、1カップのお水。
ホームベーカリーの「パン生地コース」でお餅をつく
炊けたご飯をホームベーカリーにセットして、パン生地やピザ生地コースで、滑らかになるまでこねます。だいたい20分程度。お餅つき機能がないホームベーカーでも、多少の粗さは残りますが、しっかりとお餅になりますよ。
なお、今回ご紹介しているのは、ホームベーカリーを使った方法ですが、ホームベーカリーがない場合はフードプロセッサーでも作れます。詳しくは下記の記事でも紹介しているので、ご参考ください。
海外でも一升餅や鏡餅!フードプロセッサーやホームベーカリーで出来るお餅の作り方!
のし餅へと成形する
さて、お餅がつきあがったら、平らな「のし餅」にしていきましょう。
のし餅の王道の作り方は、平たいバットなどにお餅を伸ばしていく方法ですが、今回は簡単にジップロック(ビニール袋)で作ります。ジップロックを使えば、片栗粉や餅粉も不要なので、後片付けもカットも楽ちんです。
1. ジップロックにお餅を入れて、平らになるように手で押し伸ばす
2.隅に空気が入るので、爪楊枝で穴をあけて空気を押し出す
3. 平らになったら、成形完成
4. 半日~1日放置し、少し固まってから切れば完成!
ジップロックに入れたまま切ったほうが切りやすいです。もしお餅が柔らかくて切りにくい時は少し冷凍してみてください。
あとは、切り餅を焼けば、美味しいお餅が出来上がり~♪
以上、海外にいても作れる切り餅の作り方でした。
餅つき機が無くても、普通のホームベーカリーとジップロックさえあれば、切り餅も簡単ですよね。浸水が不要な炊飯で作る方法なので、思い立ったらすぐに作れるのも嬉しい。
作った切り餅は冷凍してジップロックに入れておけば、いつでもすぐにお餅が食べられます。我が家は年末にたっぷり作り置きしておいたので、お正月を飛び越え、2月までお餅が続きそうな勢いです(笑)
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