ローズヒップとゼラニウム精油で美肌&アンチエイジング化粧水の作り方

更新 | 2017-09-22公開

手作りコスメ歴がすっかり15年近くになってきたハピバナです。

前回の記事↓では、とんでもないミスをやらかしましたが、、、今回はその道15年のプロらしく!?、私が10年以上愛用している、お気に入りの化粧水のレシピをご紹介です。ええ、麺つゆと間違えた、あの化粧水のレシピです(笑)

【本当にあった怖い話】めんつゆを10日間顔に塗り続けた結果・・・

ローズヒップ&ゼラニウム化粧水の作り方

今回ご紹介するのは、ローズヒップとゼラニウム精油でアンチエイジングや美肌効果を、そして、尿素とヒアルロン酸で保湿効果を期待できる化粧水です。まずは必要な材料と作り方をご紹介です。

必要な材料

 

必要な材料(出来上がり200mL分)
精製水:200mL
細粒ローズヒップ:大1杯(ティーパックでも)
ヒアルロン酸原液:小2(10mL)※粉末の場合は0.1~0.2g
尿素:小1(2.5g)
ゼラニウウ精油:2滴

 

カナダ在住のため、精製水の写真が4Lのドデカサイズになっていますが、、、もちろん、ドラッグストアなどで購入できる500mLの精製水でOKです。

ちなみに、手作り化粧水に入れることが多い保湿剤「グリセリン」は使用していません。

というのも、個人的にあまり肌に合わないみたいで・・。以前はこのローズヒップ化粧水のレシピにもグリセリンを入れていたのですが、一般的な使用量の1/4程度に抑えないと、肌がブツブツ・・。『それならば!』と、金額的には上がるものの、ヒアルロン酸を入れて作るようにしました。

もちろん、グリセリンは優れた保湿剤ですし、普段の手作りコスメに入れている方は、このレシピにも入れてみてくださいね。

ローズヒップ化粧水の作り方

では、いざ、作り方のご紹介です。

 ①精製水にローズヒップを入れて煮出す 

ローズヒップのビタミンは高温に強いと言われていますが、それでも、なるべく沸騰はさせず、沸騰しそうになったら火を止めて、15分ほどそのまま冷ましておきます。

 

 ②消毒した容器に尿素、ヒアルロン酸、精油を入れる 

ローズヒップを煮出している間に、容器にその他の材料を入れておきます。

 

 ③煮出したローズヒップティを注ぐ 

ティーパック入りでないので、茶こしを使用して注いでいますが、ティーパックだと便利ですよね。なお、容器が耐熱容器でない場合、ローズヒップティはある程度冷ましてから注いでください。

 

 ④溶けたら完成! 

尿素が完全に溶ければ、完成です。無理にシェイクして溶かすと酸化が進むので、放置気味にゆっくりと溶かすのがおすすめです。

文で説明すると長くなりましたが、要は、煮出したローズヒップティに、尿素やヒアルロン酸を溶かすだけ。とても簡単です!

なお、無水エタノールやグリセリンを使わないレシピなので、精油が水分と混ざりません。使用する際は、軽くひと振りしてから使ってくださいね。

ローズヒップ&ゼラニウム化粧水の効能

今回ご紹介した化粧水の気になる効能。ヒアルロン酸には高い保湿効果があることは、言うまでもありません。でも、ローズヒップとゼラニウム精油、そして尿素には一体どんな効能があるのかと言うと──?

ローズヒップの効能

  • シミ、シワ防止
  • 美白効果
  • ニキビ防止

ビタミンの爆弾とも呼ばれるローズヒップ。ビタミンC・E・Pと言った美白効果の高いビタミンが大量に含まれていて、美肌効果がとてもハーブです。

ゼラニウム精油

  • 皮脂バランスを整える
  • 肌を柔らかくする
  • シミ、シワ防止
  • 血行促進

ゼラニウムは比較的安価にも関わらず、美肌効果も高く、ありがたい精油です。しかも、ローズのような香りに癒され、スキンケアにもってこい!

尿素

  • 保湿効果
  • 肌を柔らかくする
  • 肌のターンオーバー活性化
  • アトピー改善

昔から尿素を使った美肌水は有名ですよね。

ただ、効能の一つでもある、「ターンオーバー活性化」は、継続使用すると副作用にもなり得るとも言われいます。ターンオーバーが活発になりすぎて、敏感肌になることがあるそう。私自身はと言うと、尿素入りの化粧水は15年近く使い続けていますが、私の肌に合っているようで、敏感肌になることもなく、お肌は良い状態を保っていると思います。

今回のレシピの尿素の分量は、一般的な量よりは少めにしているのが良いのかもしれません。肌の調子に合わせて、増減してみてください。

私自身が感じている効果は?

20代半ばからローズヒップ化粧水を愛用して、かれこれ、もう13年とか。その間、多少の分量や材料の変更はありましたが、基本的には現在のレシピのまま。

この化粧水を愛用し続けた13年間、思い返してみても、これまで肌の悩みを持ったことはほとんど無し。そして、今年で39歳になる私ですが、今のお肌の状態も満足です。

今のところ目立ったシミは出ていませんし、これは、ローズヒップやゼラニウムのシミ防止や美白効果のおかげかもしれません。ただ、このシミに関しては、40代に突入すると一気にやって来そうな気が!今後どうなるか、気になるところです。

また、尿素やヒアルロン酸の肌の柔軟・保湿効果のおかげで、肌は乾燥することなく、もちもちな状態がキープできていると思います。

現状も満足しているので、今後も引き続き、この化粧水を愛用し続けようと思います。保守的過ぎて、新しいものにチャレンジするのが苦手、というのも大いにありますが(笑)

材料の選び方のコツ

最後に、一つ一つの材料の選び方のコツや注意点を。

ローズヒップ

まず、ローズヒップを選ぶ際は、ファインカットと呼ばれる細粒タイプの物が、煮出しやすくておすすめ。もちろん、ティーパックに入ったローズヒップティ用のものでもOKです。また、出来ればオーガニック・無農薬のものを。私は野生ローズヒップをファインカットしたものを使っています。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、溶けやすくて便利な原液タイプを使っています。

ただ、原液タイプだと、保存料が入っているのが難点。保存料が気になる方は、下記のような粉末タイプがおすすめです。

尿素

尿素はガーデニング用(肥料)のものもありますが、必ず、化粧品グレードと書かれたものを。下記の物は50gづつ分別されて使いやすいので、長年愛用しています。

ゼラニウム精油

ゼラニウム精油は産地によって、成分や香りが少し違います。最も良質なものはレユニオン島産だと言われていますが、、、さほど大差はないと思うので、レビューなどを見ながら、好みの香りで選ぶといいと思います。

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