娘1歳10か月、未だおっぱい星人です。
ここまで大きくなると、言葉でも伝えられるもんだから、周りにどんなに大勢の人がいようとも、
「パイして―――!!」
訳の分からない赤ちゃん時代に卒乳しておかないと、どんどんおっぱいに執着するって本当ですね。
おっぱいへの執着は、もちろん日中に限ったことではありません。
夜泣きの際は、本人も眠たくてしんどい分、「パイしてーー!!」と、怒り狂ったように泣きわめきます。夜起きる回数はだいたい3回。ひどいときは5回、6回、7回・・・延々続く授乳地獄・・
赤ちゃんの頃から寝かし付けは添い寝での授乳に頼ってばかり。これまで楽をしてきた「ツケ」が回ってきたんだと思います(泣)
「こんな状態からおっぱいを卒業するなんて、絶ーーー対、ムリ!どうしたらいいのーー!」
一般的にも、1歳までに寝かしつけの授乳をやめないと、「寝る=おっぱい」の癖が付き、その後やめるのは非常に困難、と言われます。
でも、いつまでも逃げてばかりじゃいられません!いよいよ2歳も近づいてきたので、いい加減、行動に移してみることに。
すると、それが、まぁ、ビックリ!あっけないくらい簡単に・・・
夜中の断乳に成功しましたーー!
大変だったのは最初の1日だけ。2日目からは、ほとんど泣かずに朝を迎えるようになったんです。3日後には寝かしつけも不要なくらい、一人で勝手に寝てくれるように。しかも、朝までぐっすり!
これ、もうめちゃくちゃ楽です!朝まで安眠できるなんて、娘が生まれて以来。幸せすぎるーー!
ここまで簡単に成功できたのは、夜間断乳する前に試したことが良かったみたい。うちの娘に効果テキメンだった成功の秘訣をご紹介です!
この記事の目次
「おっぱいは赤ちゃんのもの」という意識を持たせる
今回の目標は夜中の断乳でしたが、さすがに娘ももうすぐ2歳。夜中だけでなく、日中も徐々に卒乳していかねばと思っています。そこで、まずは娘の意識改革。「おっぱいは赤ちゃんが飲むもの」と教え込むことにしました。
YouTubeの海外動画には、赤ちゃんに授乳しているビデオがたくさん見つかります。「Breastfeeding」(訳:授乳)で検索してみてください。なかなかリアルな映像がありますよ(笑)
実際に娘に赤ちゃんが授乳しているシーンを見せたところ、
「ベイビー!パイねーー!」
と大興奮。かなり真剣に見入っていました。そして、ビデオを見ながら、
このように伝えていきました。
これはかなり効果があったと思います。
特にうちの娘には妹や弟がいないので、ビデオを見ることで初めて「おっぱいは赤ちゃんがのむもの」という意識を抱いたはず。その後は、可愛がっている赤ちゃんの人形を抱っこしては、「ベイビー、パイする」と独り言を繰り返していました。
おっぱいからの卒業を意識させる
おっぱいは赤ちゃんがするもの、この意識を植え付けたら、お次は、
と話すようにしました。そして、娘が「うん」とお返事したら、「えらいねぇ、おねぇちゃんだねぇ!」とほめる。
また、娘が「パイしてー」と言ってきたタイミングでも、
と、終わりが近いことを暗示(笑)
これは今回の夜間断乳には直接つながりませんが、おっぱいとバイバイする日が来ることを徐々に感じさせていく心理作戦です。
「おっぱいも夜はネンネ」
さらに娘には、おっぱいは夜になったら、ネンネするもの、こんな風にお話するようにしました。そして、夜が近づいてくると
今まで、さんざん夜中起きてきたおっぱいなんですけどね(笑)大人の都合ってやつです。
ちなみに、これに対して娘の反応は、特になく。「あ、そう」程度。
でも、実は、これ、かなり効果あり!後述しますが、この話しかけがなかったら、夜間断乳は成功していなかったと思います。
寝かしつける時間はいつもより遅く
特に初日、はじめての夜間断乳の日は、寝かしつけに相当苦労すると思ったので、少しでも早く寝てもらうために、眠い状態にしてからの寝かしつけにしてみました。
娘がいつも寝る時間は8時半くらいですが、この日はたしか9時過ぎにベッドルームに行きました。
寝る前に薄暗い部屋でしばらく過ごす
でも、リビングの明るい部屋から、急に暗いベッドルームに行って、コテンと寝ろというのは難しいというもの。
ベッドルームを薄暗くして、ゴロゴロと過ごしました。最初こそ絵本を読みましたが、その後はあまり構いもせず。私も自分の歯磨きをしたりして、少し離れたところから見守っていました。
いつもより寝る時間も遅い上に、薄暗い部屋。しずかーーにゴロゴロしていましたが、やっぱり、一人じゃ寝ない(笑)眠くてしんどくなってきたのか、15分ほどで泣き始めてしまいました。
言い聞かせと子守唄で寝かしつけ。絶対根負けしない!
いざ、恐怖の寝かしつけです・・・。
私が横にくるなり、いつものように「パイしてーー」の大泣きが始まりましたが、
ひたすらこのセリフを繰り返して、寝かしつけです。あとは子守歌も歌い続けます。
かなり激しく泣き続けましたが、『激しく泣けばおっぱいしてもらえる』なんて思われたら大変!絶対おっぱいはしませんでした。
でも、「朝起きたらおっぱいしようね」と伝え続けると、そのうち、「うん」と返事をするように。「朝起きたらまたおっぱいしてもらえる」、これが娘にとっては大きな救いだったのかもしれません。
そして大泣きすること、30分程度で、ようやく入眠へ・・・。いやーー、長く感じたーー。最後のほうは、娘はひたすら自分の指を吸っていました。指しゃぶりでなんとか落ち着こうとしていたんでしょね。
そして、夜泣きはというと、朝2時ごろに一度起きただけ!いつもは3回は起きるので、初日から起きる回数の少なさにビックリ!「おっぱいしないほうが夜中よく寝る」これは本当ですね。きっと胃腸の負担も少ないんでしょうね。
夜中に起きた時も、ひたすら先ほどのセリフを繰り返して、子守歌をうたいながら寝かしつけました。この時も30分ほど掛かりましたが、なんとか娘、寝落ち。
ちなみに、一般的に寝かしつけに効果アリと言われる「背中トントン」ですが、うちの娘の場合、嫌がって手を払いのけてしまうんです。「イタイーーー」だそうで。絶対痛くないと思うんだけど。
ただ泣くための口実にされてしまうので、トントンは諦めました。
朝起きたら、「ありがとう」。そして、おっぱい!
そして、迎えた夜間断乳初日の朝!!おっぱいなしで寝てくれた達成感でいっぱいです。朝が来たのが嬉しかったーー!
朝起きたら、娘には、
たくさん褒めて、たくさんありがとうを伝えて、ぎゅーーーとハグをしました。
すると、娘のなんとも誇らしげなこと!「うん!!」と、ニコニコ笑顔を見せてくれました。そして、すかさず──
「パイしてー!」
朝起きたらおっぱいすることをしっかり覚えてた(笑)でも、夜中頑張った分です、夜我慢できたことを褒めながら、おっぱいタイムにしました。
夜間断乳2日目は、驚くほど物分かり良く
夜間断乳2日目の夜。この日も夕方には「おっぱいはネンネモード」に入っていることを伝えておきました。そして、いざ、夜の寝かしつけへ。
昨日同様、ベッドルームを薄暗くして、娘を眠たくさせてからの寝かしつけでしたが、驚くことに、娘が一言も「パイしてー」と言わないんです!最初のほうこそ少し泣いていましたが、泣くときも、ただ「えーん、えーーん」と泣くだけ。あのおっぱいへの異常な執着を示す娘が!
昨日のように、「おっぱいもうネンネしちゃったから、Aちゃんも寝ようね。明日起きたらまたオッパイしようね。」このセリフを伝えると、泣くのをこらえて、「うん!」とお返事をしてくれます。自ら頑張って寝ようとする姿に母は感動でした・・・
どうやら、「夜はおっぱいは寝ちゃったけど、朝起きたらまたおっぱいできる」、これが初日の朝に証明され、きちんと理解ができたようです。
まだまだ赤ちゃんに毛が生えたくらいだし、言っても分からないだろう、なんて思ってきましたが、子供の理解力はすごいですね!大人が思っている以上に、ちゃんと分かっているものです。
この日の寝かしつけは早かった!ほとんど泣くこともなく、10分程度で入眠です。
さらに驚いたのが、夜中に一度も起きなかったこと。いや、正確には朝方うっすらと起きかけていました。でも、その時も、多少くずりながらも、指しゃぶりをして自分で寝ていました。いつもだったら、ここでも必ず「パイしてー」と大泣きなんですが・・。
夜間断乳2日目にいて、まさかの大成功です!そして、やっぱり朝起きたら、たくさん褒めてあげました!そして、朝のおっぱいも(笑)
夜間断乳3日以降~
3日目以降は、ほぼ寝かしつけ不要になりました。
ベッドに寝かせて「おやすみ」と話しかけるだけで、静かになり、10分もしなうちに寝てくれるようになりました。私はそばで一緒に寝ているだけ。何もしなくていい!寝かしつけや夜泣きにあんなに悩んでいたのが嘘みたいです。
また、朝までずっと寝てくれるようになったのが、本当にうれしい!私にとっても約2年ぶりの熟睡です!
娘の嬉しい変化
夜間断乳した分、日中のおっぱいへの執着が激しくなるかと思いきや、むしろ逆。日中のおっぱいへの執着も徐々に減ってきました。
1週間もすれば、娘にとって、おっぱいなしで寝ることが普通になってきたようで、『朝起きたら、おっぱい』のご褒美も要求しなくなりました。朝の準備で忙しい中、授乳タイムを取らないで済むのは助かる!
その代わりに、娘が朝ごはんを喜ぶように。テーブルに朝食を用意すると、「イエーーーイ」と寄ってくる(笑) 夜中の授乳がなくなり、胃腸の負担がなくなった分、きっとお腹が空いているんでしょうね。
また、日中のお昼寝も、夜と同じく、おっぱい無しで寝れるようになりました。眠くてグズグズしだした時の「パイしてーー」も減ってきて、おっぱいへの執着がどんどん減ってきているように思います。
今後の課題は日中の卒乳
こんな感じで、娘の夜間の断乳はかなりスムーズに大成功しました。
疲れさせてから寝かし付けたり、部屋を暗くしたり、子守歌を歌ったり・・、よく言われる寝かしつけのコツ。でも、娘の場合はそれ以上に、「しっかり話をして、理解させること」、これが夜間断乳の一番の成功の秘訣だったように思います。
1歳を過ぎてしまうと、おっぱいへの執着が高まり、断乳がますます難しくなると言われますが、成長して理解度も高まっているこの時期だからこそ、スムーズに成功できたのだと思います。
私のように、赤ちゃん時代を過ぎたのに、夜中の授乳や夜泣きに悩んでいるお母さんがいたら、今回の方法が少しでもお役に立てますように・・・。
そして、私の今後の課題は、日中の完全卒乳。
娘がここまで理解できるようになっているので、今後も引き続き、「おっぱいは赤ちゃんのもの」「おねえちゃんになったから、もう少しでバイバイしようね」と、理解させていければ、スムーズに卒業できるのでは、と思います。
日中の卒乳ができた時には、またここでもご紹介したいなと思いますが・・・、さて、いつになることやら・・・・。焦らず、ゆっくりいきます!
追記:
この記事を公開した2か月後には(2歳になった頃)、無事に卒乳できました!言葉を理解できる時期だからこそ、言い聞かせが有効で、無理やり断乳させることなく、自然な卒乳へとつながったんだと思います。
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