2017年カナダ祝日一覧|州別の違いは?法定祝日って何?

カナダの祝日って、少し厄介です!

毎年祝日の日が異なり、さらには、州によっては名称や日数も異なります。また、祝日の種類によっては、働いていなくても給与が支給されたり、ほとんどの店舗が一斉閉店する祝日もあるので、要注意。

今回は、2017年の祝日一覧、そして、カナダの祝日の特徴についてご紹介したいと思います!

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2017年度の休日一覧

カナダの祝日は年によって日が異なります。祝日の多くが月曜に設定され、3連休となります。

2017年のカナダの祝日は下記の表の通り。水色が法定休日グレーが任意休日です。

※ケベック州ではGood FridayかEaster Mondayのいずれかが法定休日となる

カナダの休日の種類

カナダの祝日には、カナダ連邦政府が定めた国レベルの休日と、州政府が定めた州レベルの休日があります。州によって祝日の数が異なるのは、このため。

さらに、祝日そのものにも、法定休日(Statutory Holidays)と、任意休日(Optional Holidays)の2種類あります。法定休日は、英語名Statutory Holidaysを略して、「スタットホリデー」とも呼ばれます。

上記の祝日一覧でも、法定休日を水色、と任意休日をグレーに分けて区別しましたが、両者は一体何が違うのでしょう?!

法定休日とは

まずは法定休日から。法定休日とは名前の通り、「法律で定められた休日」。

カナダの法定休日には2つの特徴があります。

働いてなくても、給与が支給される?!

法定休日の一番大きな特徴は、仕事が休みで、働いていなくても、給与が支給されること。

雇用形態や雇用契約、そして州の法律によっても規定が異なるものの、基本的には法定休日にはスタットホリデーペイや、パブリックホリデーペイと呼ばれる祝日手当が支給されます。

働かなくても給与がもらえる、「有給休暇」のような休日ですね!

また、もし法定休日に働く場合は、通常給与の1.5倍が支給さらに追加で1日分の給与も支給されるから驚きです。

法定休日の支払い例として、オンタリオ州の規定を見てみたいと思います。

法定休日に働き、代休取得しない場合は、下記二つの支払いを受け取れます。

▪祝日当日働いた時間 × 通常時給の1.5倍(プレミアムペイ)
▪1日分の通常給与(パブリックホリデーペイ)

また、法定休日に働き、代休取得する場合は、下記二つの支払いを受け取れます。

▪祝日当日働いた時間 × 通常時給
▪1日分の通常給与(パブリックホリデーペイ)

→参考情報:Ontario Ministry of Labor「Public Holidays」

アトランティックカナダでは店舗営業禁止?!

また、もう一つの法定休日の特徴として、閉店する店舗が多くなること。特に、カナダ東海岸の州では、法定休日には店舗の営業を法律で禁止しています。

その他の州では、従業員にお給料を払う限りは営業OKだったり、従業員数によっては営業OKになっています。営業を禁止しているオンタリオ州でも、トロントは例外だったり。

しかし、ニューブランズウィック、ノバスコシア、プリンスエドワード、ニューファンドランドの4州は完全閉店です。

薬を販売しているドラッグストアなどは営業許可されていますが、それ以外は、スーパーもリカーショップも、レストランも、ショッピングモールも、どこもかもが閉店!街が静まり返っています

クリスマスやサンクスギビングのディナーの準備やお祝いのワインを買おうにも、当日は店舗が営業していないので、法定休日の前に買い物を済ませておく必要があります。

旅行が法定休日と重なる場合はくれぐれもご注意くださいね!

任意休日とは

法定休日は、言わば有給の特別休日でしたが、一方、法定休日になっていない任意休日はというと、仕事が休みとは限らない、休みになったとしても無給の休日となります。

宗教上の理由などで、その休日を祝うかどうかが変わってくるため、強制的な休みにするのではなく、「Optional Holiday」となっているようです。

任意休日が休みになるかどうかは、会社や学校、団体などによって判断が異なります。

休み=法定休日ではない

ここでもう一度、先ほどの祝日一覧(画像が別ウィンドウで開きます)をご覧ください。

ブリティッシュコロンビア州とサスカチュワン州については、基本的に「休み=法定休日」となっているので、あまり混乱はなさそうですが、他州では「この休みって、法定休日なの?」と気にかける必要があります。

特に、Thanksgiving Dayや、Remembrance dayなどは州によって取り扱いが異なっているので、要注意です。

また、ニューファンドランド州やプリンスエドワード州は、祝日の数自体は多いものの、法定休日にはなっていない「任意休暇」が多いことが分かります。つまり、仕事が休みかは確実ではない、休みだとしても無給、というわけです。

法定休日が最も多いBC・SK州、最も少ないNL・NS州

州別の法定休日の数に注目してみると、法定休日が最も多いのがブリティッシュコロンビア州とサスカチュワン州。その数は10日間です。

一方、最も少ないのが、ニューファンドランド州とノバスコシア州で、6日間です。

4日間の違いを、スタットホリデーペイの支給額で考えてみると――。

最低賃金カナダ平均11ドル × 8時間労働 × 4日間 = 350ドル

このように、祝日日数だけでなく、給与面でも年間350ドル以上の差が出ることになります。

法定休日が多い州はラッキーですね!

おわりに

以上、カナダの祝日についてのご紹介でした。

ここまでを簡単にまとめると、下記のようになります。

  • カナダの祝日は州によって異なる
  • 法定休日は給与支給される特別な休日
  • 東海岸4州は、法定休日の日はどこもかも閉店
  • 任意休日は無給の休日、また、組織・団体によっては休みにならないこともある

祝日が州によっても異なるというのも厄介ですが、法定休日かどうかで、店舗の営業時間や給与などにも関わってくるため、注意が必要ですね。

ちなみに、最近ノバスコシア州からオンタリオ州に引っ越した筆者。州が変わると、祝日も違うし、呼び名も違うし、本当にややこしい!州別に違いがパッと分かる表形式の祝日一覧はないものか?!と思ったのが、今回の記事を書くきっかけでした。

法定休日に設定されているかどうか、州ごとの違いが大きくて、思った以上に調査に時間がかかってしまいました。と言っても、たいして需要はないかもしれませんが、、、別の州と比較したくなった時に、便利になればと思います!