海外移住する前に!必ず実行しておきたい「リスク対処方法」

「海外移住をしたいけど、仕事は見つかる?」

「言葉は大丈夫??」

「本当に幸せに暮らしていける???」

海外移住にはリスクが付き物

仕事、言葉、文化の違い、新しい人間関係、現地生活への順応など、乗り越えなければならない壁が色々で、海外移住したものの、上手くいかず、結局日本に出戻ったという人も多いです。

でも、リスクをただ不安視するだけで、せっかく夢に抱いた海外移住を諦めるなんて、すごくもったいない!実際、移住してみたら、案外スムーズにことが運ぶかもしれませんし、その先には日本では得られないような、充実した人生があるかもしれません。

我が家は2年前に家族でカナダに移住しました。

夫婦共に海外経験ゼロ、30代半ばで仕事を辞めて、誰一人知り合いのいないカナダへ。しかも、子連れな上に、私は妊娠中・・。

年齢的にも「失敗したらアウト」な状態で、一般的に見たら、かなりの高リスク要因を抱えての海外移住だったと思います。

しかし、移住前には、可能な限り「リスクを軽減する努力」をしました。ただ、リスクをリスクのままにしておくのではなく、何らかの対処をしておくのです。

我が家はこれが出来たらこそ、不安を打ち消しながら、移住という決断ができましたし、その後も失敗を恐れることなくチャレンジが出来ていると思います。

今回の記事では、海外移住したいけれど、失敗したらどうしよう?!と不安を抱えている方に、ぜひとも実行していただきたい、「海外移住の前に、必ずやっておきたいリスク対処方法」をご紹介したいと思います。

可能な限りリスクを減らして、思いっきりチャレンジしましょう!

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出来る限り資金を用意する

海外移住のリスクを軽減する最も効果的な方法は、間違いなく「資金」です。

現地での仕事がすぐに見つかれば良いのですが、就職活動が上手くいかない場合、生活は貯金の切り崩しとなります。また、例え仕事が見つかったとしても、日本と違って、いつ職を失うかも分かりません。私が住んでいるカナダでも、「明日から来なくていい」と、突然レイオフされたという話もよく聞きます。

そのため、移住をする際には、少なくとも1年間、無職でも生活できる額を用意しておくことを強くおすすめします。

我が家の場合も、海外移住を考え始めてからというもの、とにかく節約と貯金生活まっしぐら数年間分の生活資金に加えて、移住を諦めて日本に帰った時に備えて、日本での生活を再構築するための資金も用意して、満を持して移住に臨みました。

移住をあきらめるタイミングを決めておく

悲しい現実ですが、海外移住が必ずしも成功するとは限りません。

仕事が見つからない、低収入で生活が苦しい、子供が現地の学校に馴染めない、現地の医療が不安――、色んな理由で帰国する人がいます。

下記記事でも紹介していますが、私が住んでいるカナダの統計データでは、大卒カナダ人男性の平均所得が約62,000ドルに対して、大卒移民男性は約30,000ドルと、移民家族の生活は苦しくなりがち。悲しい現実です・・。

新移民には特に厳しいカナダの平均所得事情
前回の記事では、カナダの生活費や物価事情に書きましたが、今回はその後半記事として、カナダの世帯収入事情について書きたいと思います。悲しいですが、現実として、もともとのカナダ人と、移民としてカナダに来た人の間には、平均収入にも違いがあ...

また、これはカナダの医療制度の問題点ですが、検査や治療をすぐに受けられないからという医療への不安から、日本に帰国した家族も知っています。

カナダ医療の問題点「待ち時間が長すぎる!」心電図検査で8ヶ月待ち?!
カナダの問題点の一つとして、私が一番気になっているのが、検査や手術の待ち時間の長さです。 これはカナダでは有名な話ですよね。専門医の診察を受けたり、検査や手術を受けるのにも、数ヶ月~1年待ちはザラなんですもん。 検査待ちに1年?!順...

どういう状態になったら、移住を諦めて、日本に帰るか――。海外生活が長くなればなるほど、決断が難しくはなりますが、特に移住して最初の数年間は、見限るタイミングを明確に決めておくことが大切だと思います。

ようやく実現した海外移住であればあるほど、「もう少し粘ったら、なんとかなるかもしれない」と、つい頑張り過ぎてしまい、その後の人生設計に悪影響を及ぼしてしまう可能性があるからです。それはまるで、ギャンブルのように・・・。

我が家の「日本に帰るタイミング」は、やはり資金面が第一。貯金がある一定の額を下回ったら、日本に帰ると決めています。一定額というのは、日本に帰国してから生活を再構築できるように、自分たちなりに住居費や生活費などを考慮した額で考えています。

第二のバックアッププランを考えておく

移住を諦めるタイングと共に考えておきたいのが、日本に再び戻ったとしたら、どうやって生活していくか、です。

都会に暮らす、地方移住する、実家に帰る、元の仕事に戻る、全く新しい仕事を始める、家業を継ぐ、副業を本ビジネスとして立ち上げる、などなど、いろんな可能性を考えておくと安心です。

万一の「保険」を用意しておく

日本でのバックアッププランの設計にも関連しますが、海外移住が上手くいかなかったり、家族の事情が変わって、日本に帰国することになった場合に備えて、日本での再就職を可能にするための「保険」となるものを用意しておくことも強くおすすめします。

具体的な方法を挙げていくと――

日本の会社では、高いパフォーマンスをあげておく

海外移住を考え始めたら、日本で働いている会社は決しておざなりにしてはいけません!むしろ、今まで以上に高い成果を上げるよう努力することをお勧めします。

その会社の評価、そして、人脈や人望やは、必ずその後役立ちますし、日本に帰国することになっても、そのつてを元に再就職できる可能が高まります。

また、外資系企業の場合は、日本支社での高いパフォーマンスが評価され、海外移住した際に、本社や現地支社での就職につながる可能もあります。

会社を辞める時は、必ず円満退職しておく

上記項目と似た内容ですが、円満退職は本当に大切です。早めに退職を告げ、無理のない退職スケジュールを組むようにしたり、仕事を円滑に引き継ぐようにしましょう。

また、円満退職は海外移住そのものを成功させるためにも、非常に重要です。と言うのも、海外での就職では、「リファレンスチェック」が必要になるケースがほとんどだからです。

リファレンスというのは、以前の勤務先や上司・同僚などに、本人の評価などをチェックするもの。円満退職しておかないと、リファレンスを頼みづらくなりますし、万一マイナス評価を告げられたら、不採用になる可能性すら高まります

日本の人脈を決して切らずに大切にする

海外移住することになったとしても、日本での人脈は、仕事に限らず、趣味や交友関係を大切にして、つながっておきましょう。日本に帰国することになった時に、やっぱり頼りになるのは友人!

また、海外生活においても、日本の人脈が現地でのビジネスのチャンスにつながる可能性もあります。日本のサービスや商品を現地で販売したり、逆に海外の商品を日本に輸入したり、そんな時もパートナーとなってくれる友人がいたら頼もしいですよね。

ちなみに、少し論点がずれてしまうのですが・・・、日本の友人とつながっておくだけでなく、会話の気遣いも大切だと感じています。

日本を出て海外に行くからと言って、「日本のここがダメだ」というような会話をすると、多くの相手は嫌な気持ちになると思います。誰しも、自分が住んでいる場所のことを悪く言われるのは嫌ですもんね・・

私自身、この点は、移住後に特に気を付けなければ、と思うようになりました。

と言うのも、どうしても海外に住むと、いい意味でも、悪い意味でも、日本の特徴的な点に気付くようになるのです。それを日本に住む友人に伝える際には、出来るだけ言葉を選んで伝えるようにしています。

将来性のある資格を取得しておく

日本に帰国することになった際に、就職活動で重視されるのが技術や経験。そして、それを裏付ける資格です。日本で将来性のある資格を取得しておくと安心です。

IT系の場合、ベンダー資格であれば、日本も海外も共通なので、特におすすめ。夫の場合も難易度の高いベンダー資格を複数取得していたおかげで、カナダでの就職活動の成功につながったのだと思います。

自分の業界の動向や新しい技術をキャッチアップしておく

常に自分の業界の動向や、新しい技術を習得しておくことも有効です。

私も夫もIT系なので、最新動向のキャッチアップはとても重要になってくるのですが、他の職種であっても同様だと思います。いつでも就活、臨戦態勢で!

移住前、そして移住後も語学力UPに注力する

出来る限り移住前に語学を強化しておきましょう!

私と夫は、移住前は月額5000円程度の格安価格で毎日25分間のマンツーマンレッスンが受けられるレアジョブ英会話を行っていました。またそれと共に、英会話教室に通ったり、ひたすらIELTS対策をして、英語力UPに努めました。

夫の英語歴:TOEIC295→825!そして、海外就職までの道のり
先日は、私の英語歴をご紹介しましたが、今回は夫の英語力について。 ⇒関連記事:私の英語歴:TOEIC525⇒IELTS7までの道のり 我が夫の英語、私は「オッチャン英語」と呼んでいます。 日本のおっ...
海外経験0、ほぼ30代からのスタートでTOEIC525→IELTS7、カナダ永住権取得までの道のり
英会話が得意だったわけでなく、留学経験も無かったハピバナですが、なんで今こんなカナダの地にいるんだろうと、ふと外の景色を見て思うことがあります。本当に自分でも信じられない。 超平均的(むしろ社会人としては平均以下?)な...

そして、移住後ももちろん、語学力UPを目指して日々努力あるのみ!――ですよね。移住してからこの2年間、サボりまくった私は、決して強く言えず、自分に言い聞かせるばかりなのですが。。。

現地での就職活動や生活にももちろん語学は必要ですが、日本に帰国した時に強い武器となります。特に、英語や中国語であれば、就職活動の幅は大きく広がるはずです。

ボランティアなどで、日本でも役立つ経験を付けておく

欧米では日本以上にボランティアがとても活発です。ここカナダでも、人口の47%もの人が何らかのボランティア活動に参加しているほど、ボランティアがとても一般的。(→参考情報:Statistics Canada)

現地生活では、ボランティアが就職への糸口になることも多いですし、海外でのボランティア参加は日本に帰国した際に貴重な経験となると思います。

副業を始める

就職先がなかなか決まらず、貯金の切り崩し生活だったり、収入が低く、生活が安定しないかったり。そして、最終的には日本に帰国することになったり・・・

そんなときには、なにか副収入を得られるような手段を持っていれば、非常に安心です。多少なりとも副収入があれば、大きな違いですもんね!

最近は、誰でも簡単にできる副業サイトが多く存在しています。例えば、自分の特技や経験を出品販売できる「ココナラ」というサイト。

イラストや似顔絵を描くのが得意であれば1件500円から出品したり、語学が得意な方は、翻訳作業を出品したり。キャッチコピーを考えるというサービスを出品している人もいます。

サービスを購入する側としても、非常に面白いサイトなのですが、自分の特技や趣味などを直接販売できるというのが良いですよね!しかも、サイト登録や出品料は無料なので、気軽に始められる副業として、非常におすすめです。

参考情報:得意を生かして好きな時間に副業できる【ココナラ】

また、文章を描くのが好きだったり、ブログなどをやっている方であれば、記事を書くことが収入に繋がるPVモンスターというサイトも人気です。

これまでよく見かけた「1記事、1000円」と言ったような一回限りの収入となる寄稿ビジネスと違って、記事のアクセス数に応じて毎月報酬が付与される形式なので、記事数と内容によっては、毎月の安定収入が見込めるところが、このサイトのすごいところ。

参考情報毎月2万円の継続報酬獲得中のライター多数!PVモンスター

備えをした上で、ポジティブに進みましょう!

さて、ここまで、海外移住のリスク対処となり得る方法をお伝えしました。

なんだか、全てが「失敗ありき」で考えられた、ネガティブな内容に感じられるかもしれません・・。

でも、万が一の備えを用意しておくことは、決してネガティブなことではありません。むしろ、ポジティブに進んでいくための糧だと思うのです。

失敗にしっかり備えた上で挑戦する方が、「もしダメだったら、○○すればいいや」と思えるようになり、大胆な決断や挑戦をしやすくなりますし、その結果、成功にもつながりやすくなるもの。挑戦なくして、成功もありませんもんね!

と言うわけで。「どうにかなるよ!」とポジティブ思考だけを頼りに突き進むよりも、きちんと失敗に備えた上で、「本当のポジティブ」で突き進みましょう!

海外移住はリスクもあるけど、大きな資産になる!

万一に備え、出来る限りのリスク対処をした!

――それでも、上手くいかなかったらどうする?!

先行きへの不安は、常に付きまといますよね・・。

我が家も不安でしょうがなかったですし、それは移住して2年経った今も同じ。最近も夫の転職により、引越しすることになり、あらためて移住生活の不安定さを実感した次第です。

でもでも!!

海外移住はリスクも大きい分、得られるものが大きいのも確かです。

例え日本に帰国することになったとしても、英語力、経験、知識、開かれた価値観、その全てが必ず役立つ資産となると思います。

そして、海外生活で知り合えた友人も、一生の財産です。日本を離れた場所で、色々な感情を共有し合い、助け合えた友人は、かけがえのない存在となること、間違いありません。

また、もしお子さんがいたら、お子さんも本格的な英語力を身に付けてくれるでしょうし、異文化での体験や国際感覚は、将来の可能性を大きく広げてくれるでしょう。

海外移住から学べることというのは、本当に計り知れませんね。

最後に・・・

海外移住は人生の大きな挑戦ですよね。

移住前は本当に不安だらけだと思いますが、今回ご紹介した方法で出来る限りの準備をして、そして、準備をしたら、もう恐れることなく、思い切ってチャレンジして欲しいと思います。

人生、なんとかなるものです。そして、助けてくれる人も必ずいます。我が家もカナダ生活を送るにあたり、何度友人たちに助けられたことか・・・。

まだまだ移住生活初心者な我が家ですが、もし、私や夫で何かお力になれることや、ご質問などあれば、お気軽にお問合せフォームからご相談くださいね。

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