海外でも日本語教育!無償支給の教科書は国語以外も活用しなきゃ損!

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海外で子供に日本語教育を進めるのって、難しいですよね。

日本語を第二言語として学習している子供たちにとって、日本語の語彙力を増やしたり、読み書きを覚えるのは、相当な努力が必要だなぁと実感しています。

特に漢字!

日本の子供たちですら、漢字ドリルや日々の宿題をこなして、苦労して覚えているくらいですもんね・・。

我が家では、七田式の国語プリントやドリルなどを使って、日本語教育に取り組んでいますが、最近始めたのが、日本政府支給の「教科書」をもっと活用すること!

特に、国語以外の教科書が、めちゃくちゃ使えることに改めて気づき、日々の学習に取り入れるようにしたところ、日本語の読み書きもはかどるし、しかも、算数などもやっておけば現地校の授業でも役立つ!

あと、図画工作や生活の教科書なんかは、子供がワクワクするような内容なので、息子もとても楽しんでやってます。

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海外にいても無償で支給される教科書

日本の義務教育で使用する教科書は、海外に住んでいても、年に2回、無料で支給されますよね。

支給対象は、下記の通り、日本人の子供であること。

<無償配付対象者>
給与対象者は、平成28年度において、海外に1か年以上在留することを予定し出国する日本国籍を有する学齢児童生徒(平成29年度において、小学校第1学年に入学することとなる児童で、 海外の在留地到着予定日が平成28年11月以降である者を含む。)で、その保護者から出国後の学習に必要な教科書の給与を希望する旨の申請があった者とする。
(文部科学省 「平成28年度海外出国学齢児童生徒用教科書給与要綱」より)

教科書は自動的に送付されるわけではなく、請求手続きが必要なので少し厄介ですが、日本大使館や領事館などで受け取り、もしくは送料を負担すれば郵送もしてくれます。

日本語学校などに通っていると、まとめて手続きしてくれたりしますよね。

支給される教科書は、下記の通りです。

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これらが全て無料で支給されるなんて、本当にありがたい限りですよね。

ただし、永住者については配布対象外となっているのでご注意を。

そのため、将来的にも確実に親子共に外国に永住するのであれば、申し込みはできません。

しかし、日本の教科書を使用している現地日本人学校でも、生徒の大半は永住権を取得している永住組なのも事実。

海外の永住権を取得していたとしても、親も子供も相当な努力をしてまで子供に日本語を学ばせる理由は、確実にこのまま外国に永住するとは言いきれないからこそ、だと思います。

子供は日本の大学に進学するかもしれないし、家庭の事情が変われば、即座に日本に帰国する可能性だって高いです。

我が家もカナダの永住権を取得しているものの、子供の将来は分かりません。確実にこのままずっとカナダに永住するとは言えないので、日本人学校に通わせ、日々親子で努力して日本語を学ばせています。

週1の日本語学校では全科目カバーできない

日本政府からありがたく支給してもらった教科書ですが、みなさん、どれくらい活用されていますか!?

我が家の息子は小学1年生なので、国語、書写、算数、生活、道徳、音楽、図画工作の7冊が支給されました。

日本語学校に通っているので、授業の中で国語の教科書は使っています。

ただ、もちろん週1回しかない日本語学校です。

週5フルタイム用に作られた日本の教科書を、週1の日本語学校で全部カバーするなんて、時間的に絶対無理。授業で国語以外の教科書を使う時間は、ほとんどありません

では、その他の科目の教科書をどうしていたのかと言うと・・・?

私、完全放置していました(笑)!!この半年、開くことすらなし!

国語以外の教科書を活用しないなんて、もったいない!

でも、本棚の整理をしていた時に、教科書を改めて見てみたのですが――

やっぱり教科書ってすごいですね!

筋道を立てて子供に考えさせるように構成されているし、説明もとても分かりやすくて、面白い!遊びやアクティビティを通じて学習できるようになっています。

そしてもちろん、今の子供の年齢に必要な学習内容が詰まっているわけです。

さすが、専門家が何度も何度も編集して作り上げた教科書だなぁと感心させられました。

しかも、国語以外の科目も、海外に住んでいる子供たちが使っても勉強になる内容だし、どの本を使っても、日本語教育につながるのが素晴らしい!道徳や生活の教科書なんて、特に使えます。

そう言うわけで、改めて、教科書はめちゃくちゃ使える参考書だな、と思った次第です。これまで半年間も放置していたなんて、、、すごーーーくもったいなかった!

教科書をもっと活用しよう!

ようやく日の目を浴びた我が家の教科書たち。どんな風に活用しているのかと言うと?

算数

息子は早生まれなので、カナダではGrade1、日本では小学1年生になりますが、算数はカナダより日本の学校のほうが難しいように思います。(でも、カナダのGrade2の子からしたら、1年生の教科書は簡単すぎるかも)

その分、先取り学習ができて、現地校の授業でも役立ちます。

もちろん、数の理論に言語は関係ありません。

Primary(Kindergarten)の時に、1年間七田式プリントCをやっていましたが、日本語で習った算数が、英語のMathに活用できているようで、Grade1から始まったMathは息子の得意科目になりました。

プリントCが終わったので、次は七田式の小学1年生用の算数プリントを取り寄せようとしていましたが、しばらくは教科書を活用するだけでもいいかなと、注文を思い留まりました。

1年生の算数は遊びながら学習するような内容になっているので、親子で遊ぶときにもピッタリ。

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このカード遊びや、ビンゴゲームを親子で対戦しましたが、息子は大興奮!

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すごろくも楽しみながら、計算に触れられます。

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形遊びは、工作の時間のように楽しい!

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あと、文章問題は、国語そのもの

計算は簡単だとしても、読解力がないと解けません。算数を日本語でやると、日本語の文章読解力もつきますね。

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新しく習った漢字も出てくるので、漢字を復習するいい機会にもなります。

生活

私が小学生の頃には「生活」なんていう科目はありませんでしたが、植物や生き物のこと、や自然の遊びなど、身の回りの世界を探検できる内容なのですね!

遊び方のアイデアもいろいろあるので、日本語どうこう以前に、楽しめる本として活用しなくては!、と思いました。

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こんなページを読んでおけば、公園やトレイルを散歩する時なども、視点が広がります。
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これ、ぜひ作ってみたい風車。「ここは かぜのとおりみちなんだね」だなんて、使われているセリフもすてき。

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色水とか作ると楽しいですよね。夏の間にこのページを見ておきたかった・・・。

道徳

道徳という言葉の印象から、正直、使わなくてもいいかな、なんて思っていましたが、、、

改めて中身を見直してみると、名作物語や詩、名言、コラムなどが出てくるので読書にもいいし、作文させる問題も多く、日本語学習に一番活用できる教科書だ思いました。

しかも、道徳なので、その内容は、思いやりやマナー、ルールなど、子供に学んでほしい大切なことばかり!

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いきなり名言に私のほうが感動。

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内容が素晴らしい!しかも、自分自身のこととして考えさせる内容なのが良い!

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挨拶を書かせるページもあります。これぞまさに日本語の勉強ですね。

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美しいと感じたことや、不思議だと感じたことを作文させる内容。作文力も、感性も磨かれる内容です。

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先ほどのページもそうですが、こんな風に自分のことを書くページが多い道徳の教科書

ちゃんと記入していけば、子供の成長の証として、将来の宝物になるなと思いました。これは大活用しなくては!

図画工作

図画工作は、日本語学習、とはいきませんが、クラフトのアイデアの宝庫!

子供の工作本などを図書館で借りたりしますが、難しすぎて全部自分で作れない作品もあったりします。

その点、教科書だと子供の年齢に沿ったものばかりなので、「自分で出来た!」という自信にもつながって良いなぁと思いました。

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自分でも文字を読みながら、チョキチョキといろいろ作っていました。

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ページを見るだけで楽しそう!やってみたい!と思うようで、これもトイレットペーパーの芯を使って作ってました。

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ペイントはまだ未挑戦。汚れてもいい準備をしてから、やらせなければ。。。

まとめ

以上、あらためて、教科書って使えるなと思い、今回の記事をまとめてみました。

海外に住んでいると、たとえ日本語学校に通っていても、週1回の授業では全科目の教科書を使う機会はあまりありません。

でも、各科目、本当に魅力的な内容なのに、使わないページがあるのはもったいない!

私は半年まったく使わずじまいでしたが、、、もし私のように、あまり活用していなかった方がいたら、ぜひぜひご家庭でも教科書を開いていみてください!お子さんもきっと興味を持ってくれると思います。(注:教科書の内容が遊び中心の低学年のうちだけかもしれませんw)

教科書の詳細については、海外子女教育振興財団のページに対象者や請求方法など詳しく掲載されていますので、ぜひご確認くださいね。

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