違いが色々!カナダの妊娠出産事情 

妊娠5か月を過ぎた頃にカナダ移住をした私。

妊娠カナダでお医者さんもまともに見つかるか分からないまま、渡航するのは正直不安でいっぱいでした。東京とかだと、”お産難民”という言葉もあるように、妊娠が分かったら5週・6週の超初期の頃から産院を見つけないと、予約がいっぱいで出産先が見つからないなんてこともあるし・・。

でもそんな心配をよそに、わりとスムーズに妊婦健診&出産ができる病院が決まりました。

Family DoctorもしくはWalk-in-Clinicに行って、産院を紹介してもらう流れが一般的なのですが、ノバスコシア州のページを見ていると、このCapital Healthのページから妊婦健診をしているクリニックを紹介していたので、直接掲載されているクリニックに問い合わせてみました。

この頃はまだFamily Doctorもいなかったけど、日本で妊娠検査が出来ているなら、ということで快く受け入れてくれました!

実際に妊婦健診も何度か行っていますが、日本との違いが色々あって面白いです!例えば──

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妊婦健診の病院=出産する病院じゃない

普段の健診は妊婦健診を行っているクリニック、もしくはファミリードクターのクリニックで行うのですが、出産ともなると大きな病院の産科にかかります。

妊婦検診がめちゃ簡素

クリニックでの検診は週数に応じて4週に1度、2週に1度、臨月ともなると週1回の検診に代わります。この辺りは日本と同じですね。

でも、妊婦健診の内容がかなり簡素!問診に加え、尿検査・体重・血圧・赤ちゃんの心音確認・触診による赤ちゃんのサイズ計測くらい。内診はなし!超音波検査もなし!

気になる症状があっても、すぐに内診や超音波で確認してもらえるわけではないので、いかに自分の口で伝えるかに掛かっているような気がして、正直ちょっと心配でした。

詳しい検査、例えば血液検査や超音波、内診ともなると、専門施設や実際に出産する産科に行かないといけません。

 超音波はあくまで「検査」目的

そして、ビックリしたのが・・、その超音波検査!

カナダの超音波検査は、何も問題が無い限り、全妊娠期間を通じて1回~2回だけです。写真ももらえません!赤ちゃんに会える、赤ちゃんの性別が分かる貴重な機会が、たった1,2回って・・。

でも、まぁしょうがないです。妊娠から出産まで全て無料ですもん。第一子の時は、超音波写真のアルバムなんて作ってたけど、ごめんよ、第二子・・。その分産まれたら沢山写真撮るよ。

そんな貴重な超音波健診を少し前にやってきたんですが、日本の産院のように、

「ここがお顔だねぇ。あ、今、手を動かしたねぇ。たれ目で可愛いねぇ。」(超音波映像からたれ目具合がわかる先生ってすごい)

といった感じで、赤ちゃんの可愛い姿を見せてくれる感じの超音波検査ではなく、赤ちゃんに異常がないかを丹念に時間をかけて調べる、まさに「検査」という感じでした。

みっちり検査するだけあって、超音波に要した時間は約1時間!これ私だけ?!でも、しっかり見てくれただけに、安心できました。

ちなみに、1時間も要した超音波検査ですが、残念なことに結局性別は分からずじまい!オーマイマイ・・。赤ちゃんの姿勢が微妙だったみたいです。

ちなみに、有料で超音波検査をしてくれるプライベートの病院もあります。

性別も確定診断してくれ、写真もくれる、まさにサービスとしての超音波検査。コースによって$100~200位かかるのですが、結局我が家は受けずじまいです。性別は産まれるまでのお楽しみ、ということになりました。まさかの。

大きな病院の予約は、否応なしに決められる

楽しみでしょうがない超音波検査や、何か問題があったときに行う内診の検査予約なのですが、こちらから希望日時を言えるわけでなく、病院から「あなたの検査日時はxxです」と有無を言わさない感じの手紙が来ます。これは、妊娠検査以外でも同じですよね。

一回、息子の別件の検査予約と日時が重なってしまったことがあり、予約変更できるか電話してみたのですが、

あなたの予定のほうを変更できないの?

って言われてしまいました・・。別の予定も、病院の検査だと伝えたところ、しぶしぶながらも検査日時を変えてくれたから良かったけど。

基本、病院から指定された検査日時は「絶対」のようです・・。

母子手帳がない

カナダには母子手帳などは存在しません!

体重や血圧の結果などは、自分でメモしておかないと分からなくなってしまいます。まぁ、先生が管理してくれているので、いいんだろうけど。

私は予め日本で英語版の母子手帳を母子健康事業団というところから購入しておいたので、健診の結果を自分で記入して行っています。もし将来この子が日本に帰国した時があったら、それまでの健康状態を伝えるためにも作っておいた方がいいかなと思って作ってみました。

便利なことに、この英語版母子手帳には体の部位や組織、症状などを英語に翻訳してくれているページもあるので、健診の時にも役立ってます。

(→2017/4/20更新:「子供のために」なんて偉そうに綴っていますが、出産後、予防接種記録とか成長記録をつけるのをすっかり忘れ、、、、放置されてます。わざわざ買ったのに笑)

ちなみに、今は海外に住む日本人妊婦さんに母子手帳を無償で配布してくれるという情報がカナダの領事館のページにありましたので、ぜひご確認を!

体重?気にしない気にしない

体重管理がゆるーい!

日本で息子を妊娠した時は、検診ごとに厳しく言われる体重のことがストレスでストレスで、まるでダイエット中のようなカロリー管理生活が本当に嫌だったんだけど、もうここはパラダイス!体重も順調に?増えてます。

逆に心配になってきて、先生に「体重大丈夫ですか?」ってこっちから聞いてみたけど「良い増え方だよーっ」て太鼓判でした(笑)

この辺は下記の記事でも詳しく紹介していますので、よかったらこちらもぜひ。

16キロ増えてもOK?!日本とカナダでは妊娠中の望ましい体重増加の範囲が異なる!
妊娠したら一体何キロまで体重は増えてもいいのか?何キロ位に抑えるのが望ましいのか?! これ、妊婦さんならとても気になるところですよね・・・ もちろん、産院やお医者さんによっても考え方が違うし、妊婦さんの元々の体重や健康状態によっ...

基本、無痛分娩

出産は、希望によって無痛にしてもらえます。やったーー!!

実は私、日本で産んだ第一子も無痛分娩でした。痛みにめっぽう弱くて、お産が恐怖でしかなかったヘタレなので・・。

でも、経験者に聞いた話だと、「大丈夫?」なんて看護婦さんに聞かれて、下手にYESなんて言おうものなら、タイミングによっちゃぁ無痛にしてもらえないこともあるらしいのです。聞いておいてよかった!!よし。我慢なんてせず、速攻痛みを訴えることにします。

過酷すぎ!入院日数はたったの1日

最後の一個、そして最大の違い?が、退院までの日数。

日本、ましてや韓国のように至れりつくせりではないらしく、基本は翌日退院です!朝方出産してその日の午後にはもう退院したよっていう話まで聞きました・・・。

前回の自分の出産を思い出すと、出産直後って体ボロボロでしたけど・・?トイレまで歩くのすら、ままならなかったし。そんな体で家に帰され、新生児のお世話をするなんて。しかも、頼れる家族は夫(家事は一切出来ない)のみ。

さらに不安なことに、私が出産する頃は夫の会社の試用期間が終わるか、終わらないかくらいの時期なので、会社を休めるかもわかりません。どうやって最初の1~2週間を切り抜けようか、今から悩ましい・・


日本とカナダ、両方の国での妊娠出産を経験するとなると、いろいろな発見や気づきも多くて興味深いです。また何かあったら書きたいと思います♪