海外生活に必須!差別のない英語表現「inclusive language」を覚えよう

出産を機に、通学ではなくオンラインESLに切り替えて英語学習をしているハピバナですが、今日はそのオンラインレッスンで習った「inclusive language(包括的用語)」をご紹介したいと思います。

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Inclusive Languageとは?

「inclusive language」というのは、性別・人種・宗教・年齢などによる差別をなくした用語のこと。

英語でも日本語でも、差別用語やその使い方のルールは、時代と共に変わってきていますが、人権問題への意識が高い北米では、差別用語には十分に気を付けなくてはいけません。

特にカナダでは色んな人種の人が暮らしていることもあり、差別用語には大変厳しく、徹底して包括的用語を使用する必要があります。

包括的用語の例を具体的に見ていくと――

性別に関する正しい英語表現

■表現

差別的用語 正しくは:
Manpower   Personnel, Human resources
Manning Staffing
Man hours Staff hours

Manpowerって、ダメなのですね・・・。日本語にもなっていますし、つい使ってしまいそうですが、要注意です。

肩書き

差別的用語 正しくは:
Businessman     Executive, small business owner, businessperson
Chairman Chair, chairperson, moderator
Foreman Supervisor
Workman Worker, employee
Housewife Homemaker
Policeman Police officer
Mailman Mail carrier

なんと、Housewifeもダメだったとは!!

私自身、これまで、自分の自己紹介などでも、散々使ってきた言葉だったので、驚きました。日本の英会話教室では講師に一度も指摘されたことはなかったのに・・・!

Housewifeの代わりに使うべき言葉は「Housemaker」です。この表現には全く馴染みがありませんが、覚えていかなければいけませんね。

代名詞

代名詞については、性別が特に指定されていないものや、不明なものについては、昔は男性扱いとして「his」を使用していたそうです。例えば、こんなふうに。

Each worker must wear a tag with his name.

しかし、現在は、この表現も性差別とみなされるため、平等な表現が求められます。どのように表現すれば良いかと言うと――

表現方法 例文:
theを使う Each worker must wear a tag with the name.
主語をoneにする One must wear a tag with one’s name.
複数形を使う Workers must wear a tag with their name.
hisもherも使う Each worker must wear a tag with his or her name. 
主語をyouにする You must wear a tag with your name.

このように、表現方法を変更し、性差別のない言い方を行います。

文章などでは「his or her」を使用していることが多いように思います。実際に自分が使用する時も、これが一番簡単で分かりやすい。

いっそのこと、「his」でも「her」でも使える新単語ができたらいいのに!特に、名前から性別が特定できないような時もあるので、新単語の出現を切望します。

人種・年齢・身体障碍に関する正しい英語表現

差別的用語 正しくは:
Colored, Negro African Canadian, Black
Indian First Nations, Aboriginal
Eskimo Inuit
The aged, elderly Seniors
Blind (deaf) Person who is blind (deaf)
Handicapped Person who has a physical disability
Mentally retarded, handicapped Person with an intellectual disability
Wheelchair-bound Person who uses a wheelchair

人種に関する表現のうち、「African Canadian」という表現が正しいというのは分かるのですが、「Black」も正しい表現とは!

個人的には、なんだか差別的にも聞こえますが――、そんなことないですか?!もし私が「Yellow」って言われたら、すごく嫌です・・

また、「elderly」がNGだなんて、これも意外ですよね。IELTSの試験などでも、しょっちゅう「elderly people」という表現を使用してましたよ・・。減点にはならなかったと思いますが。。。

身体障害に関する表現は、身体障害そのものにはフォーカスせず、人を中心においた表現が必要になるため、いずれも「Person」から始まるそうです。

日本人の私からしたら、大した違いはないような気がするのですが、、、英語のニュアンス的には大きな違い、なんでしょうね・・。

以上、英語圏で使われているInclusive Language(包括的用語)こと、非差別用語をご紹介しました。

私自身、気付かずに使っていた差別用語が多くあり、驚いたのですが、皆さまはいかがでしたか?

英語圏、特に北米で生活されている方は、無意識のうちに差別してしまう、なんてことがないよう、注意しなければいけませんね。

追記>下記記事で、北米での会話のタブーをご紹介しています。差別的表現だけでなく、会話によっては差別的発言として捉えるものも多いので、合わせてご参考ください。

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