カナダでピアノレッスン。音楽教室を変えたら全く事情が異なった!まるで日本みたい!?

これまでの息子のピアノレッスン遍歴はこんな感じでしたが・・・

引越しを機に、先生も新たに探さなくてはなりませんでした。引越し先には大きめの音楽教室があったため、今回は音楽教室に個人レッスンを受けに行く形にしてみたのですが──

今までのゆる~いレッスンから一転して、日本のピアノレッスンに近いレベルで、ビシバシ鍛えられるように!

でも、この音楽教室、ちょっと変わってるんです。「さすがカナダ」と言うべきか?!

新しい教室でのレッスン風景、そして、息子のピアノレッスンの進捗などもご紹介したいと思います。

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カナダらしさ満載?!新しい音楽教室はこんなとこ

新しく息子が通い始めた音楽教室は、大手教室ではなく、地元の音楽教室

レッスン用の教室が10部屋ほどあり、ピアノだけでなく、バイオリンやサックスなどの楽器も習える、割と大きめの教室で、先生も常時6~7人くらいいます。

ちなみに、近くにはヤマハ音楽教室もあったのですが、本格的なピアノレッスンの対象年齢は、なんと8歳から!7歳になったばかりの息子は門前払いで、諦めました。残念!

でも、今の教室の先生からも、「年齢が若すぎるのが心配だ」と言われたくらいです。やはり、アメリカ・カナダでは音楽教育の開始年齢が遅めですね。

詳しくは下記記事に記載していますが、日本では音楽レッスンを開始するのは3-4歳が多い一方、アメリカやカナダでは6-7歳。これは、本人の自主性を尊重したり、読み書きが出来る年齢になってから、という考え方が多いためだと言われています。

違いが色々!アメリカ・カナダのピアノ教育、息子6歳の個人レッスンはこんな感じ!
日本でカワイの個人レッスンに通っていた息子ですが、カナダでも個人レッスンを始めました。そこで感じた日本とカナダの違いが大きく3つ!正直、不安もあるけど、、、息子がますますピアノ好きになっているのは確かです!

そういうわけで、新しく通い始めたこの音楽教室なのですが・・・、私には驚きがいろいろでした!

生徒や先生が驚くほど「マルチカルチャー」

まず、何よりビックリしたのが、先生や生徒の人種。

めちゃくちゃマルチカルチャーです!

──いや。と言うより、「驚くほどアジア人だらけ」が正しいかな。

生徒・先生共に、中国系を中心に、インド、ベトナム、韓国などのアジア人種が多く、その他もヨーロッパ系や、中東系の人など、移民と思える人ばかり英語を母国語とするネイティブなカナディアンはほぼゼロ!そして、壁に貼りだされたアワード受賞者には、ひたすら中国人の苗字が並んでいる・・・。

確かに、私が住んでいるエリアは中国人が多め。それでも、人口比率から考えると、この音楽教室のアジア人の多さは異常!「アジア人は音楽教育に力を入れる」というのは本当なのだな、と実感させられます。

ネイティブなカナダ人がほとんどいない教室ですが、ある意味、カナダらしい音楽教室だと言えるのかもしれません。

ちなみに、以前住んでいたハリファックスで、息子が通っていたグループレッスン、そして、その後切り替えた個人レッスンでは、生徒のほとんどが英語を母国語とする白人系カナダ人ばかりでした。

そもそもハリファックスは人口の約9割が白人なので、当たり前っちゃぁ当たり前なのですが、カナディアンの先生の「ゆる~い」レッスンだからこそ、アジア人の生徒がいなかったのかも?とも思えてきます。

先生が厳しい

先生が厳しく、レッスン自体が本格的なのも驚きでした。

今までの個人レッスンと比べて、天と地と言えるほど。だって、以前のレッスンでは、うちの息子、こんなでしたからね。

イスの上であぐら(笑)

ドラ息子ですみません。。。いや、先生、さすがにそこは怒っていいよ、と思いましたが、、先生は伸びやかに、楽しくピアノを教えてくれました(笑)

今の音楽教室では、韓国系カナダ人の先生に教わっているのですが、まぁかなり厳しく、譜面の通りに弾くことを求められています。今まで指摘されなかったような指の形、ペダルの使い方もかなり細かく指導してくれています。まるで日本で受けていたレッスンを思い出す!

どちらが良いか、良し悪しはあります。以前の先生のもとでは、自分の弾きたいように譜面を変えてしまうくらい、音楽を楽しんでいたので・・。

でも、息子に聞くと、「今の先生はいろいろ教えてくれるから好き」、なんだそう。それならいいか、と思います。レッスンにも楽しく通えているし、先生に上手く弾けるのを聞いてもらいたいからと、以前にも増して家で練習するようになりました。

生徒のレベルが高い

以前の個人レッスンの生徒さんは、10歳前後のお子さんが多かったですが、リサイタルなどで演奏を聴いても、正直レベルはそこそこ。

一番上手なお子さんでも、日本では初級の課題曲ともされる「エリーゼのために」や「アラベスク」レベル。グレード試験RCMの対策をしている生徒もごく僅かで、先生も生徒も、音楽を楽しめたらいいや、という雰囲気がありました。

新しく通い始めた音楽教室では、生徒たちの年齢は、やはり10歳前後が多いものの、皆、めちゃくちゃ真剣。そして、レベルが高い!

それぞれの個室から聞こえてくる音は、本格的な演奏が多くて驚きます。そして、RCMを受ける子も多い!いや、むしろ、受けない子のほうが珍しいくらい。

これって、やっぱりアジア人が多いからなのでしょうか!?

待合室の母さんたちも、教本を見たり、音楽教育に熱心そうな人が多い。いや、単にそう見えるだけなのかもしれませんが、雰囲気からして、圧倒されてしまう私です。。。


新しい音楽教室に通い始めて約1か月。

カナダでもこんなに真面目で本格的な(失礼。。)レッスンが受けられるんだと、ちょっと驚きでした。先生によって、そして音楽教室によって、雰囲気はずいぶんと変わるものですね。

本格的なレッスンを望んでいる方は、生徒のアジア系人種の多さというのも、一つの指標になるのかもしれません。もちろんカナディアンが多い教室でも、本格的なレッスンを行っている人もたくさんあると思うので、あくまで参考までに、ですが。

ちなみに、今の音楽教室の料金は、1レッスン30分で25ドル。カナダでは、学生さんや経験の少ない方が20ドル以下で30分のプライベートレッスンを提供している人もいますが、一般的には25ドル前後が多くなっています。

為替も考えると、日本に比べると、少し安いかもしれません。また、今の教室では、日本の大手教室のように「レベルが上がったら、容赦なく料金が上がる」なんて言うこともないので安心です。

最近のピアノレッスンの進捗

ここからは、息子のレッスンの進み具合を少し。

新しい教室の熱心な先生と、周りの真剣なムードに後押しされ、息子のピアノレッスンは順調に進んでいます。

今使っている教本は、北米のピアノレッスンで一番有名な「ピアノアドベンチャー」という教本の2Bになりました。この教本は以前の記事でもご紹介した通り、飽きっぽいアメリカ・カナダの子供たちのために作られた、「音楽を楽しむ」ことを重視した内容になっています。

2Bになっても、そのコンセプトは健在。挿絵もたくさんありますし、この「Down by the Bay」のように、歌いながら弾ける曲が満載です。

これ、息子が大好きな曲なんですが、大きな声で歌いながら、本当に楽しそうに弾いてます。むしろ、ピアノ伴奏を間違えても気にせず進めるけど、歌詞を間違えたらやり直す。いや、逆だからさ・・。

かと思えば、この曲のように、クラシカルな曲も増えました。指の使い方も難しくなってきました!

家での練習は1日15分程度と短いので、あまり上達がないのですが、、、弾くことを楽しんでいるようなので、うん、よしとしましょう。

そして、ピアノアドベンチャーの教本と並行して、カナダのグレード試験である「RCM」の準備をしていくことになりました。

先生の勧めで試験を受けることになったのですが、息子自身、即答で受験を決めたくらい、やる気満々。たぶん、空手の影響で、「級が上がるってカッコいい!」みたいな、浅い考えなんだと思います。グレードが上がっても、『色のついた帯』はもらえないけど、大丈夫か(笑)!?

グレード試験RCMについては、また長くなりそうなので、、、別の記事でご紹介したいと思います。

以上、カナダでピアノレッスン、「アジア人だらけの音楽教室編」でした。

なんだかダラダラとした内容になってしまいましたが、最後まで読んでくださった方、どうもありがとうございます

→更新:RCMの記事をUPしました。

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